02/24
2014
完走率96.5%の裏側
えっ! 完走率96.5%!
36,000人走って96.5%はスゴ~~い!
東京マラソンといえば、
7時間の制限時間と平坦なコースが特徴。
そして、2.5キロごとに
設けられた給水ポイントに、
1,000台を超す仮設トイレと、
そのもてなしは至れり尽くせり
(ボランティアは10,000人)。
我らが仲間のゴービン(TOKYO23の西村社長)は、
毎年チャレンジし、 4時間半のタイムを目指す
というからかなりのスピード
(私は5キロだけなら25分以内で走れるんだけど…。
すると4時間を切れることとなるわけで、
ははっ! まさに絵に描いた餅)。
ということで、
5キロを過ぎた辺りの飯田橋で、
走るゴービンと
どうにか無事会えて、パチリ!
TOKYO23のユニフォーム姿(PR)が
本来のゴービン色と違うが、
元気に走って行った。
それにしても、
今年も“仮装マラソン大会”と
言いたくなるほど、
参加者の走る姿がユニークなこと。
ふなっしーもいるし、
ドラえもんもいるし、
ゆるキャラが続々。
だから、42.195キロの間、
沿道の応援も途切れないという。
あっ! ここが完走率の仕掛けか!?
応援の人たちがず~っと途切れないから、
走る人たちも頑張ってしまう。
だからリタイヤも少なくなるということだ。
東京の街中にある観光名所ばかりを
走るというコースも、
楽しく最後まで走ってしまう理由だろう。
ちなみに、リタイヤした人数は3.5%なので
人数にして1,260人ほど。
1%完走率が落ちると、
なんと360人も増えることとなるのだ。
すると、リタイヤした参加者を
ゴールまで運ぶバスも、
もっと必要になってしまう。
高い完走率の裏には、
いろいろと背景があるのだ。
たくさんの人に参加してもらうのはいいが、
最後まで走ってもらうことがどれほど重要か。
いろいろと考えてイベントを
企画してるってことだ。
ソチオリンピックも含め、
大きなイベントの開催には、
確かに手間もお金もかかり
大変なことは多いけど、
その効果も大きい。
「益はなくても、意味はある」なのだ。
私たちのビジネスにおいても同様だ。
すぐ利益に結びつかなくても、
いろいろと意味ある
手間や投資は必要ということ。
さて、意味ある参加(?)の
ゴービンは4時間半を切っただろうか?