これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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ビジネスの達人

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09/08
2014

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“実践”が共感を呼ぶ

「今朝も30分のゴミ拾いをしたのですが…
これで、約10年継続しています」

「Mr.セイージ、いいでしょう
(ぬいぐるみを見せながら…)
このところの活躍は素晴らしいんです」

「実は先月末で、社長を退任しまして…」

さて、この3つの講演会プロローグの中で、
一番興味を持たれるのはどれ!?

実は、どれもみなさん興味を
持って聴いてくれているのは確か。

とは言え、みなさんの表情からは、
やっぱり“社長退任”の話が気になるようだ!

それは、そこに参加されている方々のほとんどが
社長さんたちだからだ。

“身につまされる話”ということだろう。
私は、まだかろうじて50代(59歳だけど…)。
カラダも健康でまだまだ勢いのあるタイミングでの
社長退任なわけだ。

当然私と同世代か、先輩の社長さんたちも、
講演会にはたくさん参加している。
思わず真剣に耳をそばだてる
気持ちはよ~くわかるのだ。

また、ゴミ拾いの話も質問タイムには、
よく取り上げられる。
そして、Mr.セイージは講演会の度に同行するので、
みなさんその分身の顔つきのそっくりさに
驚嘆してくれるし、海外ツアーに同行している写真も
紹介しているので、その活躍ぶりには感心してくれる。

これらの話題は、このところ70~90分の講演会の
プロローグによく使う話題なのだが、
みなさん本当に興味を持って聴いてくれる。

なぜ、こんなに興味を持って聴いてくれるのか?

その答えは、“実践”。

セミナーや講演会を発信し始めて20数年。
このところの講演会では、本当に多くの
参加者から共感が持てたとか、
すごく参考になったとか、声をかけていただくことが多い。

うんうん。
まさに講師冥利に尽きる。

机上の論理やどこかで学んできたことではなく
“実践”してきたことを発信しているからなのだ。
やはり、実践ほど強いものはないということ。

実践は共感を呼べる。
その実践が非凡なほどの実践であれば、
感動をももたらすことにつながるだろう。

まだ59歳とはいえ、鍵山相談役をはじめとして
先輩方の背中を見ていろいろなことを体験し、
実践させていただいてきた。
よし、これからもあれこれと実践し、
その実践をテーマにどんどん発信して行くぞ!

でも、もうすぐ還暦だし、だいぶズブくなってきた
(競馬用語)ので、本気でチャレンジしない可能性も…

だったらこの辺で、少し 強めのムチを打たなければ…
ジム通いは大切ってこと!

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クオーターバック8階でセミナー!

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共感を得る話を

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毎日のゴミ拾い

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Mr.セイージの活躍

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社長交代

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還暦ではちゃんちゃんこは着ません

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はなまるア・ラ・カルト

09/08
2014

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“社長退任”も課題の分離

お疲れ様映像やメッセージ集、
田崎真也氏厳選のワイン、
私の顔をかたどったケーキ。

これらはすべて、弊社社員から
サプライズで私宛に贈られたプレゼントである。

このプレゼントでお気づきの方も
いらっしゃるかもしれないが、
実は先日、私は社長職を退任したのだ。

そう、中島セイジは社長職というたすきを
次世代につなぎ、課題の分離をしたということ。

つまり、今まで私が社長として
行ってきた業務を、これからは現場で引き継いだ人が
考え、解決していく。

そこに私がむやみに介入していかないということ
(代表権を持った会長としては続けていくので
すべてを丸投げするわけではない)。

ところで、なぜこのタイミングで退任!?
と思われる方もいらっしゃるかもしれない。

それは後でも先でもなく“今”が社長交代に
一番いい時だからである。

2008年のリーマンショックでの苦しい時期を耐え、
売上げの回復を果たした今の状態で、
次の世代に引き継げるからだ。

そしてこれを機に私が背負っていた課題が
次の世代に引き継がれることも意味する。


実は、あの経営の神様・松下幸之助氏も、
65歳時の経営方針発表会の場で
唐突に社長退任を宣言。
誰もが驚くタイミングで社長職を
次の世代に引き渡したのだ。

しかもその意図が、自社の経営が安定したところで
次世代に継承したいという想いがあったからだという。

戦後の経営が厳しい時代に自身が会社を再建し、
高度経済成長の好景気に差し掛かってたところで
継承という展開。

この退任劇の美しさは、私の信条である
「美しく生きる」の一部を体現している。

弊社も規模こそ違えど、しっかりとした環境を作って?
次の代に引き継ぐという、経営の神様・松下氏と同じ
美しい退任ができた(ははっ、まぁ~だいぶ違いはあるけど…)。

結果的に大きな負債を残すこともなく、
社長職を退任することができ、
会社を始めて32年間、
身の丈に合った経営をしてきたと思う。

これからは会長として、後方から経営を見守っていく立場になる。
しかし、私が責任を持たなくてはいけない部分は当然ある。

その時直面している課題が、新社長が担う課題なのか、
それとも私も関わるべきものなのか、
明確にしていくことが重要となるに違いない。

そうしたことを考慮しても、このタイミングで
“課題の分離”ができたことはいい決断だったのではないだろうか。

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弊社社員からプレゼントされたメッセージ集

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田崎氏厳選のワイン

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サプライズプレゼントと記念撮影

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新社長へ世代交代

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選ばれるビジネス

09/08
2014

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“魚千ランド”を演出

北海道帯広市にある居酒屋の繁盛店「魚千(うおせん)」。
私も故郷に帰ると度々顔を出しているが、
地元はもちろん本州にもファンが多い。
店で飲食していると、次から次へとお客さまが来店し、
満員で入れずに帰っていく様子もよく目にする。
さて、人気の理由とは一体何だろうか?

じゃがバターを注文すると、
大きな皿に大ぶりのじゃがいもが山盛り!
その上に、粗く切ったバターが豪快にのせられている。
テーブルに運ばれたときには、
湯気が出るほどほくほくのじゃがいもと、
とろ~りと溶け始めたバターが絡み合い、
思わず生唾をゴクリ!

そしてじゃがバターを食べていると、
女将に「少し残しといてね」と声をかけられる。
何かというと、残ったじゃがバターに片栗粉を加えて、
最後に“すいとん”をつくってくれるのだ!
このじゃがバターすいとん汁がま~絶品
(ちなみに、じゃがバター以外にも
 おまけメニューとして焼き魚の後に
 魚の骨や皮でだしをとったラーメンも選べる)。

お客さまのためにあえて大きなじゃがバターを用意し、
すいとんまで食べてもらう。
1つの注文で二度おいしい、
魚千のサービス精神がふんだんに詰まった発想だ。

そして日本酒は千歳鶴や男山など北海道産を推しており
(もちろん北海道産以外の銘柄もある)、
注文すると必ずおちょこを持ってきてくれる。
しかも、お盆にいっぱいのおちょこが運ばれ、
好きなものを選べるのだ。

また、トイレに行くと壁にお客さまが
メッセージを書いた箸袋がたくさん飾られている。
自分たちが過去に書いたものを発見すると、
思わずうれしくなってしまう。

素材は大ぶりで料理ももちろんおいしい。
アレンジメニューや選べるおちょこなど、
サービス精神も旺盛だ! おまけにトイレにも仕掛け。
どこをとっても楽しさや意外性がある。
それはまるでテーマパークのようだ。

経営を学んだうえで店づくりをやっているというよりも、
魚千ならではのサービスやサプライズを念頭に置いている。
そう、まさに“魚千ランド”とでも言うべき演出だ。
訪れたお客さまが楽しめる意外性のある居酒屋だからこそ、
客足は途切れないのだろう。

おいしい飲食店は他にもたくさんある。
でも、そこに何か心温まる
プラスアルファがあるからこそ、
日本中のお客さまから選ばれるのだろう。

あなたも北海道の十勝を訪れる機会ができたら、
ぜひ“魚千ランド”を体験してみては!?

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ここが魚千だ!!

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店内はいつも賑わっている

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今日のおすすめは「私」!?

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ボリューム満点のじゃがバター

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これがうま~~いすいとんに!

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女性限定のりんごシャーベット

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女将とパチリ!

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先取りビジネストレンド

09/08
2014

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「BUSINESS LAB.」がビジネスのトレンドを紹介

「恐れながらこの日、
 番組の存在を初めて知りましたが、
 内容の充実した、
 完成度の高い硬派な番組構成に驚き、
 大変感動しました」

「経営者として刺激のある情報を
 いつもありがとうございます」

これらは、私がパーソナリティーを務めるラジオ番組
「BUSINESS LAB.」に寄せられたリスナーの声だ。
おかげさまで番組の聴取率が上がり、
リスナーだけでなく、
生の声で感想をいただくことも増えてきた
(声をかけられることも多いのだ)。

番組の中で特に反響が大きいのが、
毎回ゲストをお呼びして白熱のトークを繰り広げる、
「FEATURE OF THIS WEEK」のコーナー。

ここでのゲストは、
これからのビジネスに
ヒントをもたらす注目の経営者ばかり。
日本のため、ひいては世界のために、
社会性のあるビジネスを展開している人たちなのだ。

ビデオリサーチ調べでは、
メインのリスナーは自営業の40代男性が多いという
(もちろん、女性のリスナーもたくさんいる!)。

だからこそ、リスナーが求める
ビジネストレンドとも
マッチングしているのかもしれない。

さて、ここで現在放送中のゲストをご紹介。
直近で聴けるのは、
株式会社マイファームの
代表取締役社長・西辻一真(にしつじ・かずま)氏の話だ。

マイファームは「自産自消」を理念に掲げ、
日本各地にある耕作放棄地の
有効活用に取り組んでいる。

西辻氏いわく、農業体験などを通して、
農業と生活者の距離を
近づけることが大切なのだという。

そうすることで、
生活者は直接口に入る食べ物に対して
より興味を持つようになり、
もっと農業に対しても
理解を持ってくれるようにもなるというのだ。

そんな西辻氏は、
東日本大震災による津波で塩害を受けた
農作地の復興にも携わっている。
まさに、今後の日本の農業を担う
キーパーソンとも言えるだろう。

その次のゲストは、
なんと日産自動車株式会社の
副会長・志賀俊之(しが・としゆき)氏
(この規模の企業からのゲストとしては初)。

大手企業ながら、
地に足ついた経営を実践できている理由、
そして、代表取締役会長兼社長であるカルロス・ゴーン氏との
コンビネーションについても語ってくれる予定だ。

このように、ゲストが
どんなビジネスをしているかを紹介。
加えて、選ばれつづける、
社会性のあるビジネスについても
一緒に模索していく番組内容となっている
(もちろん、私のコラム“仕事道の極意”には、
これからのビジネスヒントがいっぱい!)。

次代のビジネスを知りたい方は、
ぜひとも毎週日曜日朝6:00からの
「BUSINESS LAB.」を聞いてもらいたい。

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リスナーからの声、続々登場!

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需要と供給がマッチ?!

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大好評配信中!

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西辻氏のビジネスにも注目だ!

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シナジースペシャル

09/08
2014

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“エコーロケーション戦略”の実践化

近頃のセミナーや講演会でよく口にするのが、
「エコーロケーション戦略」。

いろいろな場で口にするものだから、
「で、具体的にはどうすればいいの?」とよく聞かれる。

いやいや、そんなに難しいことではないのだ。

まずは手始めに、お客さまのネットワーク、
すなわちお客さま名簿を眺めてみよう。
その担当者などを頭に浮かべぼーっと眺めているだけでOK。

すると、「AさんとBさんのお仕事を、
こんな風に結び付けられるなぁ」
「CさんとDさん、共通点があるじゃないか!」などと
アイデアが浮かんでくる。
後はそれを具体的行動に移すだけ。

あるいは、自分の会社の組織図や
会議チャートを眺めてみよう。

「ウチの会社、マネージャーの年齢が偏ってるなあ。」
「このA会議、もしかしたら不要かも?
活性化するための策を講じなければ!」
というふうに、当たり前だと思っていた組織の
「中身」に気づくことができる。

それが次の行動に結びつくのだ。

俯瞰することで気づき、それを行動におこす。
ごく当たり前のことをしているようだが、
一体なぜ「エコーロケーション戦略」などと言っているのか。

それは今、社会が価値観の転換期にあるからだ。

3.11以降、日本の社会は様々な変化を余儀なくされてきた。
エネルギーに対する考え方、防災意識、人との絆。

若い人たちの新しいビジネスへの挑戦も多い。
子供の頃からITに親しんで育った彼らは、
その昔の若者とは全く違った価値観を持っているだろう。

こうした社会の変化に対して、ビジネスも
鈍感ではいられないはずだ。
「今まで通り」で安心しているのではなく、
チャレンジしていかなくては。

実際、変化に備えて私がおこした
「行動」の例を挙げてみよう。

まずは、働く環境の改善。
就業規則の見直しや、評価システムの見直し、
ダイバーシティ経営への意識向上によって
「もっと働きやすい会社」を目指している。

それから、“言える化”“見える化”に
向けた社内の改善。
新人社員でも意見を言える、
風通しの良い会社作りだ。

さらにHPなどを充実させ、
コーポレートコミュニケーションの充実をはかった。
IT化の波に乗れ! ということでもある。

こうして私は、常にチャレンジを続けている。
大成功を収めることもあるが、
短期的には失敗してしまうこともある。
しかし、本当に重要なのはその時の結果ではないのだ。

エコーロケーション戦略の項目を上げれば、
1.働く環境の改善
2.管理の効率化→IT化
3.組織の血流力UP
4.採用システムの見直し
5.省エネ化・エコ化
6.“言える化”“見える化”
etc…

常にチャレンジを続け、その反響を糧に自らの
人間性とビジネスを発展させていくこと。
それこそが“エコーロケーション戦略の実践化”なのだ。

syn

中島流エコロケーション戦略

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