これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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熟ジュクア・ラ・カルト

09/18
2018

juku

もしかしてパワハラ停電!?

北海道で起きた“胆振東部地震”。
ある酪農家では、せっかく絞った牛乳を
数十トン以上も捨てることになったという。
なぜなら、北海道中が停電になり
搾乳機や冷蔵設備が使えなくなってしまったためだ。

農家によっては、万が一の事態に備え
発電機によって最低限度の搾乳対応ができる場合もある。
搾乳をしないと、大切に育てた牛が
乳房炎という病気にかかってしまうかもしれない。

なんとか発電機で搾乳ができたとしても、
牛乳や乳製品を加工・生産している工場が稼働していないのだ。
すなわち、稼働していない工場には出荷できないため、
結果的に数十トン以上の牛乳を捨てる羽目に…。

今の北海道の農業や、さまざまな産業が
これほどまでに電気に頼っているということ。
(北海道だけでなく、全国共通の問題である)

昔は、灯りとしての電気があれば、
生活には困らなかったはず。
ところが、現代は電気がないと生活ができない。
エレベーターも動かず、水も出ない。
信号機さえ機能しないのだ。
レジも動かないためお店でものを買うこともできない…。

ところで、今回の震災による電源の寸断は
本当に電源バランスの問題で供給できなかったのか…!?
(少々、疑問である)

実は昔、電力会社は原子力発電所を優先するため、
風力発電やエコ発電などのネガティブキャンペーンを
行っていたのだ。

これは私の勝手な勘繰りだが、今回の地震による
電力の寸断は、地域の人たちに原子力発電を
推奨するための作戦に利用したのかも?
北海道の生活者や、産業者に対して
電源が止まるとこれほどまでに困難な事態が起こると
示したかったのかもしれない。
以前ビジ達で、「さよなら、おっさん」を紹介したが、
これはまさに、“日本的タテ社会”による
ある意味のパワハラなのでは!?

私たちが育った頃のような自給自足を
ベースにした生活ではなく、
電気などによる効率化・便利化を進めることで、
結果的には人のお世話にならないとやっていけない
社会生活者となってしまったのでは…。

効率や便利さだけを求めるのではなく、
生活者としてのバランスを考えて
取捨選択していくことが重要なのではないだろうか…!?

juku

電動の搾乳機

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09/10
2018

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本当の「八方塞がり」になる前に

こ、この地震は大きい。
ここでこのくらい大きな揺れなわけだから、
震源地に近い所はかなりの震度が…

と、寝ながらもそんな頭が働き
リモコンのスイッチをONにすると…
テレビは何の反応も示さない。
何度押しても何も反応しないのだ。

夜中の3時過ぎ、地震の直後から停電は始まっていた。

朝起きたらいつものようにトイレへ。
モノが流れない!
(えっ!?)
水が出ないから顔も洗えないし、歯も磨けない。
(停電は水も流れないわけ…)
冷蔵庫も白く大きな扉付き棚と化していた。

では水と携帯の電源確保にコンビニへ。
車は動くが、信号が動いていない。
コンビニのレジには既に行列が…
欲しかった1.5リットルの水とスマホの充電バッテリーは既になく、
とにかく水に近いものとカップ麺を仕入れはしたが…

停電というだけで「八方塞がり」。

とはいえ、クルマに乗れば移動はできるし
何と言ってもテレビが映る。
それでどうにかこの地震災害に関する
いろいろな情報が入手できるわけ。
(EV車でなく、ハイブリッド車でよかった)
がしかしだ、ガソリンの残量が少ない。

停電でほとんどのガソリンスタンドが、
スタッフはいるが営業していないのだ。
(ガソリンスタンドもそのほとんどが
電気で作動しているということ)
そこでスタッフにいろいろ聞いて、
やっと営業しているスタンドを聞き出し即向かうと…
ここでも行列が!

ガソリンは満タンになったが、
今度は携帯のバッテリーが心細くなってきた。
残念ながらクルマからの充電アダプターがない。
停電の影響でイエローハットもやっていないし、
ホームセンターもやっていないのだ。

コンビニだってスーパーだって、
レジが使えないから細々とやってくれているだけで、
こんな時欲しいモノは、みんなが欲しいわけで…
私が買ったら誰かが買えなくなるというわけ。

えっ!?
まだ携帯もiPadも残量は少しあるのに、今度は圏外に!
どの携帯会社も停電により送受信に影響が…

やっぱり停電は「八方塞がり」。

もしかして、八方は塞がっているが二方は開いている!?
そんな解釈もしたくなる。
とにかく、これ以上“電気”に頼ると
本当の「八方塞がり」になるってこと。

こんな時の気付きこそ、これからに活かしたい。

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コンビニもスーパーも長蛇の列

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どこもかしこも行列だ

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大きい地震だったなぁ…

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シナジースペシャル

09/10
2018

syn01

フルフィルメントbyAmazonの脅威

AWS と FBA。
この二つのアルファベット3文字がどんな意味かご存じだろうか。
これはかの Amazon 社が持っている2つの武器、
Fulfillment by Amason(フルフィルメントバイアマゾン)と
Amazon Web Service(アマゾンウェブサービス)、
これらの頭文字をとった言葉なわけだが…。
この 2 つによって、
今や Amazon はどんな世界企業も
かなわない力を持つようになったのだという。

FBA についてさらに掘り下げてみよう。
これは、受注から顧客データ管理、倉庫の管理から発送まで、
一連の流れを全てAmazon社内で行える仕組みのことだ。
言葉にすればたったの3文字だが、
これを作り上げることは並大抵のことではない。
そして、その並大抵のことではない大事をやってのけたのが、
Amazon の CEO である ジェフ・ベゾス氏なのだ。

私が記憶している限り、
Amazon は 1990 年代から2000年代にかけ、
物流倉庫へ徹底的に投資を続けていた。
だから2003年までず~っと赤字だったのだ。
株主総会で利益配当について聞かれても、
ベゾス氏は無視をしたのか宥めたのか…
その声をかわし、物流拠点を世界各地に建て続けた。
その結果、どんな企業も太刀打ちが出来ないほどの
地球規模の巨大物流網という
資産を築くことに成功したのである。
(まだ途上ではあるが…)

同じ EC 事業を展開する楽天と比較してみよう。
例えば Amazon の物流拠点は日本だけで15カ所。
さらに、そのうちの一つ小田原の倉庫だけでも
その延べ床面積はなんと20万平方メートル!
一方楽天の物流拠点は全国に3カ所、
その3カ所の面積全てを足しても、
Amazon の小田原倉庫に届かないのだ。
(スゴ~イ!)

Amazon は今や時価総額7777 億
(日本円で約85兆円!)、
Apple 社に次いで世界2位の時価総額の企業なわけだが、
その理由がわかるというものだ。

さらにAWS、これは簡単に言うと
Amazon の所有するサーバーや
膨大なデータベースなどを利用出来る、
世界最大のクラウドサービスのことだ。

ベゾス氏はこの AWS によって生み出された
莫大な利益を物流倉庫の投資へつぎ込み、
さらに FBA を盤石にしているという。

ベゾス氏の
「顧客にとって利便性の高い物流サービスは、
必ずや莫大な利益を生む」という信念が、
Amazon を地球規模の企業に押し上げ、
今もなお成長を続けさせているのである。

こうして生み出され強化されたFBA が
Amazon だけでなく、顧客にも、
ありとあらゆる業種の企業にも
すさまじい相乗効果、シナジーをもたらしている。
未来においても、Amazon の躍進は止まらなそうだ!
このAmazonと戦うか、
受け入れ上手く対応するかはあなた次第。

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地球規模の巨大物流網は驚異的だ

syn02

受け入れ上手く対応するかはあなた次第

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目からウロコのおすすめ本

09/10
2018

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『おいしいデザイン カフェ&ダイニングのグラフィックコレクション』

神楽坂のカモメブックスで出会ったのが、
その厚み2センチ以上はあるだろう
『おいしいデザイン カフェ&ダイニングの
グラフィックコレクション』という本。

その重さのあるB5本を手に取り
中をパラパラとめくると、世界各国の
カッコいいカフェレストランがたくさん!
なんと、84 店舗分が収録されており
その店の外観、インテリア、食器、メニューなど…
様々なこだわりやコンセプトが紹介されているのだ。

グラフィックコレクションと書名にあるだけに、
写真集といってもよいレベルの本である。
紹介のテキストは 1 店舗あたりわずか250 字ほどで、
豊富なビジュアルを中心に魅せているのだ!
思わず手に取ってしまったのは、
デザイナーとしての自負があるからか、
もしくは北海道で進めているお店づくりに
関連性を見出したのか…!?
(それはともかく…)

と、そんな豊富なビジュアル以外にも、
気に入っている箇所がある。
扉ページのようなところに、こんな文章が(^_^)/

「メニューを見る前からおいしそうな店だと
思わせるデザインを生み出すには、
自分たちがそのおいしさを十分に
実感していなければならない。そのためには、
その店の料理に対するアプローチを
深く理解していることが重要だ。
シェフの料理に対する考えをデザインに
変換するプロセスは一貫してロジカルである。」

…カッコいいよねぇ~!
“デザインに変換するプロセスは
一貫してロジカルである”
まさにビジュアルとは、
その店の幅と奥行きを現す最たるものなのだ。
この本も、文章ではなくビジュアルが
豊富だったからこそ、
様々なシーンの想像ができるのだろう。
(私自身が右脳タイプで、文字より
ビジュアルを優先するからかもしれないが…)

この本を見ていると、
「こんな店をデザインしてみたい」
「こんなブランディングをしてみいたい」など
様々なビジネスに関する想像が豊かに
なっていくのが感じられる。

みなさんもブランディングをするのなら、
その幅と奥行きを演出してくれるビジュアルの
可能性を活かし、コンセプトと一緒に
発信していくとよいだろう。

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店舗のこだわりがギッシリ!

book_b

カッコいいカフェレストランがたくさん!

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“デザインに変換するプロセスは 一貫してロジカルである”

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ビジネスに関する想像が豊かに!

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09/03
2018

mobamain

筋肉は裏切らない!

キツくても上げる。最後までヤリ切る。
あと5秒しかできません。
出し切る、出し切る。
時間一杯まで追い込み切ることが大切です。

いかがでしたか。
わずか5分でも十分に筋肉を追い込めたと思います。
筋肉は裏切らない!

↓ ↓ ↓
え~、何この番組!?
ちょっとイケメンでマッチョの3人が出て来て
ひたすら腕立て伏せをやり続けるのだ。
そして最後に見るからにマッチョな指導員が
「筋肉は裏切らない」の一言。

そしてチャンネルを確かめると、何とNHK総合。
こんな番組発信しちゃうんだ。
NHKも変わったもんだねぇ。

NHK総合で23時50分からの5分間で、
4夜連続で流したのだが、SNSではかなりの話題に。
先日の土曜日も“フルレンジプッシュアップ”
が再放送されていたのだ。
(腕立て伏せと言えばいいのに…)

さて、ここから無理やり
私たちのビジネスに応用したいわけだが…

私がよく言う“ビジネス筋トレ”も
働き方改革がここまで浸透してくると、
時間をかけての“ビジネス筋トレ”は
難しくなってきてるってこと。

すなわち、「みんなの筋肉体操」
(ベタなタイトル?!)のように
短い時間で集中しての効果的筋トレか、
仕事との相乗効果を考えての筋トレが求められているのだ。

もしかしたら直接的に収益に繋がらないが、
ブランディングへの相乗効果を考えての
“ビジネス筋トレ”を仕事時間に仕込むことはできる。
先日もこのビジ達で「価値の循環」という話を発信したが
私は“ビジネス筋トレ”は
この価値の循環がヒントに思えてならないのだ。
(是非、ビジ達“価値の循環”と検索して欲しい)

「価値の循環」とは言い換えれば
相乗効果を考えた事業戦略的収支のこと。
これからのビジネスはいかに相乗効果を考えて、
アイデアを持って様々な事業を展開するかなのだ。

話は戻るが…画面で筋トレする3人は、
俳優の武田真治とスウェーデン生まれの庭師、
東大卒の新人弁護士だという。
なぜこんなメンバーなのか?!
そして、この3人は一切話しもせず
ひたすら筋トレをしているのだ。
またそこがシュールで面白いのだが…

さて、私もなかなか筋トレ時間が取れないわけで、
この“フルレンジプッシュアップ”に倣って
集約的な筋トレを実践してみよ~っと。

筋肉は裏切らない!のだ。

mobamain

筋肉は裏切らない!?

moba2

レッツ筋肉!

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