05/29
2023
“ChatGPT”その活かし方と可能性Part 3 ChatGPTの活かし方事例の意味とは?!
ChatGPTはどう活躍してくれるのか。
本当に私たちのビジネスに役に立ってくれるのか。
その可能性はどこまで拡がるのか…
と発信し、“まずはアカウント登録して使ってみましょう!”
というのだが、なかなか登録して使ってくれない。
ということで、私がお手伝いしている企業内定例セミナーでは、
ChatGPTによるその企業の今後の新規事業等も含めた事業戦略や
マーケティング戦略も具体的に打ち出し、みんなでその内容が
実際に使えるかどうかをディスカッションしてもらっている。
◆このChatGPTからのアドバイスについて
1.具体的に使える項目であり内容についてチェック
2.その使える内容の活かし方と応用について
3.ChatGPTは十分使えるものか?
その使い方について?
以上のような内容でグループディスカッションしてもらっているのだが、
このChatGPTが打ち出してくれたものには、結構反響がいいのだ。
当然、すでに取り組んでいることもあったりもするが、
あまり発想してなかった提案もあったりして、
活かし方によっては十分使える内容なのだ。
せっかくなので、先日ChatGPTに打ち出してもらった
ある住宅建設会社へのアドバイスを紹介しよう。
【Z世代を含めた若い世代を意識したマーケティングが重要!】
(以下ChatGPTにより打ち出された、ほとんどそのままのテキスト原稿)
ご指摘の通り、ターゲットとして30代を中心とした住宅づくりに加え、
Z世代(10代から20代)を含めた若い世代を意識したマーケティングが重要です。
以下に、SNSを活かしたアプローチや若い世代向けのマーケティング戦略
についてのアドバイスをまとめました。
(↓ 以下はその一部の紹介です)
【1】SNSプラットフォームの活用
若い世代が活発に利用するSNSプラットフォーム
(例:Instagram、TikTok)を積極的に活用しましょう。
魅力的な写真や動画を投稿し、住宅の特長やデザイン、
快適さなどを視覚的に伝えることが重要です。ハッシュタグや
地域関連のタグを活用して、関心のあるユーザーにアプローチしましょう。
【2】インフルエンサーマーケティング
若い世代に影響力のあるインフルエンサーと提携し、
彼らのプラットフォームに御社の住宅づくりを紹介してもらうことも
効果的です。インフルエンサーのフォロワー層がターゲットと一致することや、
信頼性の高いインフルエンサーを選ぶことが重要です。
【3】バーチャル体験とVR技術の活用
若い世代は新しい技術に興味を持っていますので、
バーチャル体験やVR技術を活用して、仮想の住宅内部や周辺環境を
体験できるコンテンツを提供しましょう。これにより、リアルな住宅体験を
提供し、興味を引きやすくなります。
【4】ユーザージェネレイテッドコンテンツ(UGC)の活用
若い世代はUGCに対して興味を持っています。顧客やユーザーによる
御社の住宅体験や写真を募集し、それをSNS上で共有する機会を
提供しましょう。UGCは信頼性が高く、口コミ効果も期待できます。
【5】イベントやワークショップの開催
若い世代に対して、住宅づくりやデザインに関連したイベントや
ワークショップを開催しましょう。DIYプロジェクトやインテリアデザインの
アイデア提案、持ち家購入のアドバイスなど、彼らの関心や
ニーズに合わせた内容を提供します。
【6】ユーザーフィードバックの活用
若い世代は意見や体験を共有することに積極的です。
ユーザーフィードバックを積極的に収集し、改善点や顧客の声を
取り入れることで、彼らのニーズにより適した住宅づくりを行うことができます。
【7】環境と社会への貢献
若い世代は社会的な意識が高く、環境への配慮や地域貢献に
関心を持っています。御社が持続可能な建材やエネルギー効率の高い
設計、地域への支援活動などを積極的に取り入れ、
彼らの価値観に合致する住宅づくりをアピールしましょう。
いかがだろうか?!
これらは私の方でChatGPTに向け、
その住宅建設会社の展開領域やターゲット、その差別化等要素も入れ
何度かのキャッチボールを経て打ち出された内容ということ。
もちろん総花的打ち出し内容にはなってはいるが、
この住宅建設会社として、まだ取り組んでいない内容もいくつかあったのだ。
(実際は、住宅づくりにもアドバイスをもらっていた)
この中から取り組むに値するテーマをピックアップして、
それをテーマに再度、条件も揃えてChatGPTに投げかけてみる。
これを繰り返すことで、より可能性のある具体的戦略になっていくということ。
ChatGPTは使えば使うほどに、その活かし方が見えてくるということだろう。