これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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シナジースペシャル

05/10
2021

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相乗効果2=セレンディピティ

フレミングはブドウ球菌の研究中に実験器具にカビを
生やしてしまったことがきっかけで、
抗生物質“ペニシリン”を開発。
ニュートンはリンゴが木から落ちる所を見て
“万有引力”の理論を思いついた。
これらを含め、本来とはちょっと違う“素敵な偶然”や
“ラッキーな偶然”に出会うことを“セレンディピティ”という。

先週のビジ達にて、“考えるより行動しよう”、
“動中の工夫”、
“チャレンジの繰り返しこそが次代のビジネスを察知する”と
発信した。

そして、“行動しチャンレンジすること”の繰り返しにより
もっと大きな相乗効果が起こるのではないかと!?
小さいチャンレンジでも繰り返すことにより、今回のタイトルのように
[相乗効果×相乗効果]、すなわち二乗の相乗効果が起こり、
その先に“セレンディピティ”、すなわち、行動以上の
“素敵な偶然”に出会えるのでは?・・・ということ。

そこで実際にあった私の最近の“セレンディピティ”を紹介する。
(セレンディピティとまでは言えないかもしれないが・・・)
①石坂産業の経営品質受賞の動画制作にて石坂産業の管理している
里山を敢えてコストのかかるドローン撮影 
→ 撮影が冬で木々が枯れていたので新緑と夏の季節の
ドローン再受注
②あるクライアントの情報誌創刊にトップ対談を企画
→ 石坂産業の石坂典子社長と女性社長の美人対談が表紙を飾ることに
③聖徳学園高等学校での“SDGs”講演会を受託
→この機会により、私が紹介する中小企業の多くが
“SDGs”を経営に取り組んでいると気づく。
④石川酒造の紹介により東京あきる野市のワイナリーの
ブランディングと販売のお手伝い
→北海道十勝のMemuroワインヴァレー構想との連携企画へ。
 そして東京ワインとメムロワインのブレンド展開へ。
⑤2020年リーダーズセミナー参加者の活躍もあり
→2021年のリーダーズセミナーは40%増の参加者に!
⑥YouTube動画“ビジ達7”、毎週1本発信を継続。ついに60本越に
→既存コンサル先の充実と新たなコンサル契約も!

このような素敵な偶然はすべて
「考えるより、行動した」からなのだ。
常に行動し挑み続けないとやって来ないのが
このセレンディピティ。
“相乗効果は行動の二乗”に比例し、その相乗効果が
かけ算になると“セレンディピティ”にもつながる。
どんなサクセストーリーにも“予期せぬ幸運”が
つきものということ。

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聖徳学園高等学校での“SDGs”講演会

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石坂産業の石坂典子社長

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[相乗効果×相乗効果]

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04/12
2021

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ここ10年で激変する“医療”

このところコロナ禍で様々な大きな変化が起きていて、
医療現場での変化も同様に加速してきている。

さて、私事だが、実は、60歳を過ぎてから
いくつもの病気にかかってしまった。
(健康にはかなりの自信があっただが・・・)
それほど重い病気ではなく、加齢によるものがほとんど・・・。

ひとつめは“帯状疱疹”。
年配の人に聞くと、経験のある人もいた。
寝ててもピリピリと刺すような痛みが走り、
続いて皮膚に赤い斑点ができ、小さな水ぶくれが
帯状に現れてくる。
身体の左右どちらか一方にだけに症状がでてくるのだ。
それほど重くなかったのだが、ちょっと驚いた。

2つ目は3年ほど前になった“鼠径ヘルニア”。
足の付け根あたりの筋膜(腹筋のあたり)が
弱くなったことで腸が“ぽこっ”とでてくる。
腹筋に自信があり、無理な腹筋体勢をとった時
“ピキッ”と音がし、結果的にそこから腸が
はみ出てしまったようだ。手術したが1日の入院で治した。

3つめは“好酸球性副鼻腔炎”。
難病指定されている病気で、鼻茸が出て来たりする。
ぜんそくの人がなりやすいとされている病気。
すでに4年以上付き合っている。

4つめは“ピロリ菌除菌治療”。
健康診断の胃のレントゲンにて胃がただれていることや
潰瘍のあとが見つかり、検査の結果ピロリ菌がいるとわかった。
ピロリ菌は慢性的な胃炎につながり、胃の粘膜を
防御する力を弱め、ちょっとしたきっかけで
癌になることもあると聞いたので除菌することに。

4つほどの病気を紹介したが、
私は20歳以降、60キロ前後の体重で今までその増減は2キロ以内!
毎週3~5キロのランニングや、筋トレ、高尾山登山など
常に意識的に運動しているが、それでもこのような病気に罹患した。

さて、我が国は2020年,人口の28.7%が65歳以上の高齢化社会。
2025年にはそれが30%を超すと言われている。
寿命も延び、高齢者が増えると、病気になり医療の
お世話になる人数も回数も増加するはずだ。

そんなおり、新型コロナウィルスのパンデミックは、
オンライン診療の拡大、セルフメディケーション
(自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は
自分で手当する)の再認識、医療におけるデータ活用や効率化
が促進されるきっかけとなった。
これからは、ICTを利用した最先端技術も医療現場で
使われてくる。5G、AIによる遠隔医療も発展するだろう。
国産初の手術ロボット“ヒノトリ”も開発され、
ここ10年で“医療機関”、“医療機器”、“製薬”、
“薬局・ドラグストア”“医療現場のM&A”と激変していくはず。

これだけ進化が進む医療業界において、
既に医療関連のビジネスをしている人にとって、
今後、様々なシナジーが起きてくるだろう。
また医療に携わっていない業種でも、これまでの
ノウハウを活かした医療関係ビジネスへの進出も
視野に入れてみてはいかがだろうか。

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医療現場での変化も加速してきている

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03/29
2021

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次世代に残したいお店には“存在理由”がある

ビジネスの達人では、“時流”と言える注目のお店や現象、
“すで起未来”などを紹介している。
そして、もうひとつ私がこだわり、意識的に紹介しているのが
“次世代に残したいお店や会社”だ。

先週のビジ達モバイルでも紹介した盛岡のソールフード“福田パン”。
1948年設立なので今年で73年目。
コッペパンに具材をはさむパンの販売で、
はさむ具材は60種類以上あるという。
岩手県内で4店舗あり、東京にはその系列店“吉田パン”がある。
そして、福岡にも“山本パン”という系列店ができた。

先日私が訪問した時、パンづくりのプロセスを撮影しようとすると
“どうぞ”と言ってポーズをとってくれて、
注文したコッペパンに“あん”をぬるシーンを
あえて演出までしてくれた。

このことを含め、盛岡のソールフードと言われ
地域から愛される理由は、美味しさはもちろんであるが、
お客様との関係性も含めた“存在理由”があり、
そして“物語”があるということ。

私がこの“福田パン”を知るきっかけは、亀有にある
“吉田パン”の行列を見て、並んだところから始まった。
その時は“福田パン”も“吉田パン”も知らなかった。
パンが並んでいないパン屋さんの行列におどろき、
変わったパン屋さんということで
私の興味を引き、そこから吉田パンから福田パンに
つながる“物語”が始まったわけだ。

さて、これまでにも“次世代に残したい店”として紹介したのは、

*福生市の石川酒造
→同じ地域、福生市にある大多摩ハム“存亡の危機”を聞き、
地域でのこだわりのハムづくりをなくしてはいけないと
M&Aを実行。
*北海道の芽室町のカントリーブラン(パン屋)
→地域の産物、美味しい水にこだわり、
 敢えて人里離れた場所にパン屋をオープン。
 人通り、競合店の存在とは関係なくこだわりの
美味しいパンを提供しコロナ禍でも変わらず繁盛している。
*早稲田のメルシー(ラーメン店)
→王貞治氏が早実時代も通ったのではないかと言われている?!
おなかがすいた学生が“おやつ感覚”で食べられる安価で
美味しいラーメン。

これらの店には、その地域にとってなくてはならない
“存在理由”がり、お店やお客様との“物語”があるということ。

私は、度々未来のために”Fine Choiceの実践”と発信しているが、
便利さや安さを追い求めて買い物をするのではなく、
未来に残したいお店や商品かどうかで買うべきだと発信している。

今回紹介した、“福田パン”、“吉田パン”も
“石川酒造”、“カントリーブラン”、“メルシー”と同様に
未来のために”Fine Choiceの実践”を呼びかけたい、
そして次世代まで残したいお店ということなのだ!

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盛岡のソールフード“福田パン”

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次世代まで残したいお店

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03/01
2021

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掃除の会のZoomミーティングシナジー

2月に“日本を美しくする会”、すなわち“掃除の会”の総会が
開催された。
“掃除の会”の世話人を中心に、掃除関係者が全国から100人に
及ぶほど参加した。
私は“日本を美しくする会”の広報担当の世話人ということもあり
一連のお手伝いをさせてもらった。

総会の時間が1時間半ほど。
審議事項が5~6案件ほどあり、それぞれに承認をしてもらった。
その後、総会イベントとして、
「日本を美しくする会のこれからに向けて」と称し、
このコロナ禍も体験しながら、今後私達が
“どのように掃除と取り組むか”、
“次の代にどう伝えていくか”
について3時間ほどかけて皆で話し合った。

今までの総会は、50人ほどが全国から集まり開催していたが、
今回はオンラインでの開催。
移動が不要なこともあり、より多くの人に参加してもらおうと
いう主旨もあってのこと。
多くの人の参加により、掃除の意義の共有もでき、
さまざまな意見の調整も可能となる。
そして、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使うことで、
より深いコミュケーションを狙ったのだ。

そこで私がZoomミーティングのモデレーターをまかされた。
Zoomとの契約により、参加Zoom数が限定100以下ということもあり、
1カ所に複数人集まってもらったところも。
結果的にアクセス数が70ほどで総参加人数は100名ほど。
トラブルもなくはなかったが、
2度のディスカッションを実践できたのはよかった。

何故、「日本を美しくする会のこれからに向けて」と
称してディスカッションをせねばならなかったのかというと、

*鍵山相談役が今年で88歳の米寿
相談役は身体の不調もあり、掃除の会になかなか参加ができない状況。
*掃除の会の高齢化
*コロナ禍により人が集まっての掃除が難しい環境
学校でのトイレ掃除もままならないのが現状なのだ。

“掃除の会”としての活動がしにくい状況だが、
掃除の会がここでしぼんでしまってはならないという危機感がある。
鍵山相談役の参加がなくとも、“掃除の会”は
次なる時代にバトンを渡していかなくてはならない。
これを総会イベントにて皆さんに再確認して頂き、
ここでシナジーを起こしたいというのが目的だった。

先に私からのテーブルマスター研修を受けた人が
ブレイクアウトルームのリーダーとなり
知らない同士でもオンラインで意見交換をした。
実際の成果はすぐさま見えてくるものではないが
一応、無事着地はできたのがよかった。

今、課題を抱えている背景に対して、
Zoomのオンラインミーティングをうまく活用し、
シナジーを起こせたらいいと考え
開催した“掃除の会の総会イベント”。
まずはこの一歩が次なる一歩へのシナジーとなってくれることを願う。



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zoomにて掃除の回を開催!

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この一歩が次なる一歩へのシナジーとなることを願う

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02/02
2021

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“すで起、未来”の加速と倍速シナジー

最近“すで起、未来”というフレーズを繰り返し使用
しているので、皆さんもご存知だと思うが・・・
“既に起こっている未来”を略して“すで起、未来”としているのだが、
これは既に起こっている未来があちこちに現れてきているということ。
それに気づいてその先を予測することが大切なのだ。

これまでの歴史をたどると、
Amazon Japan創設が2000年
Face book Japan創設が2005年
Google Map創設が2005年
GoogleがYouTubeをM&Aしたのが2006年
iPhone 発売が2008年

Tesla Japanが2010年
AIのディープラーニングブームが2012年から
Uber Eatsが2012年
Spotifyの音楽配信が2013年
Shopify Japanが2017年

2000年から2020年までに基軸となるプラットフォームが
創設されて、それをベースとするビジネスも
次々と生まれている。

そして、“次なるプラットフォーム”が出現する勢いが
益々加速しているのだ。
そのプラットフォームを活かし、
活躍する人々が若年齢化してきている。
先週紹介した、DIY主義のDOULやSASUKEも17歳で既に
世界から注目されている。
台湾のオードリー・タン大臣もこれらプラットフォームを
活用している代表的人物と言える。
すなわちこれらプラットフォームは、“ビジネスインフラ”でも
あるということ。
このことを踏まえ、今まで、このビジ達で紹介した
中島が作ったキーワードを使い、
「“すで起、未来”の加速と倍速シナジー」を説明する。

1.ビジネスプラットフォームの充実
“ビジネスインフラ”としての様々なプラットフォームがある。
このプラットフォームを利用して次なる
プラットフォームが続々と出現してきている。

2.AI・5Gなどの最先端技術
そこにAI化が進み、デジタルトランスフォーメーション(DX)
が進んで行く。
さらに、5Gやさらに進化した最先端技術も続々と開発される。

3.新DIYイズムの加速
先進テクノロギーが加わることで、
そこに“新・DIYイズム”が加速している。
このキーワードは先週発信したばかりだ。
(先週のビジ達で再チェック)

4.M&Aの加速
M&Aが大手だけでなく中小企業にも今後進み、
 新たなビジネスの展開がされてゆく。

上記、4つのパートで“かけ算”が起こり今までよりも
もっと早く、すなわち、“倍速”で
それらの相乗効果、すなわちシナジーが起こるということだ。

そこに、2020年のコロナ禍が拍車を掛けるとことになったというわけ。
2040年台に描いていた未来が2030年までの10年間に
起ころうとしている。
この10年でビジネスがもっと大きく変わるだろう。
このものすごいスピードで変わってゆくミレニアル時代のビジネスに
ついて行けない会社は・・・。

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この10年でビジネスがもっと大きく変わるだろう

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