これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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シナジースペシャル

11/08
2021

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“令和ビジネス”へのチャレンジが次なるステージへのプロローグとなる

世界の“ディファクトスタンダード”化が進むと
当然それに合わせて自社のビジネスも
シフトしていかねばならないわけで・・・。

ビジ達でも幾度も発信しているが、
日本だけで通用するビジネスは終焉し、
地球規模で物事が動く時代になっている。
すなわち、それが事実上の標準化(ディファクトスタンダード化)
となっていくということ。

少し前にビジ達で紹介した“エコーロケーション戦略 2.0”。
これは、小さなチャレンジの繰り返しこそが
これからのビジネスを察知できるという概念。
次なるビジネスを察知するためには、
小さなチャレンジによりエコーを発信し、それを繰り返すことが
大切だと提案した。
たとえば、
クラウド会計ソフトを使ってみる、
YouTubeへ発信する、
ウォンテッドリーでの採用を試してみることなどで
世の中の動きがわかるということだ。

だが、もはやこの“エコーロケーション戦略”では
時代に遅れをとってしまう!というお話。
世の中がどこに向かい動いているかを
“察知”するだけでは会社はその先に進めないということ。
すなわち、どんどん“令和ビジネス”に
チャレンジしないと、新たなドメイン(生存領域)を得ることが
できないということ。

今までのドメインだけで展開していることは、
淘汰される側にいるということなのだ。
何かあった時に、ひとつの事業がダメだとしても、
こちらの事業があるから生き延びられる、
そういう時代になってきている。
だから新しいビジネスへのチャレンジなのだ。

私は、社長を退いた今、創業したクオーターバックの仕事には
なるべく関わらないようにしている。
そんな中で、コンサルティング以外で
今取り組んでいる仕事は、ドローン動画。
あるドローン操縦士と知り合ったことで、
既に10本ほどの実績をつくることができた。
腕のいいドローン操縦士と組むことで、
動画の新しい可能性を知ることにつながり、
これまでにない動画づくりの実践となったのだ。

♯ マイクロドローン動画の可能性と令和ビジネス〈石川酒造ドローン動画〉
https://www.youtube.com/watch?v=gzX_Ftp_kwE

かたや、クオーターバックでも、新しい商品・サービスを
令和の時代にマッチしたカタチで提供している。
“令和のブランディング”のしかた、
“令和のプロモーション”のしかた
ファシリテーションを活かしての社内ブランディングも提供し、
新しいビジネス展開をしている。

繰り返すが、エコーロケーション戦略も大切だが、
それでは実質の令和ビジネスには、
届かないということ。
取り残されないためにも、新しい事業にチャレンジし、
令和ビジネスを実践していくことなのだ。
すると世界の“ディファクトスタンダード“が見えてくる。
これらの、新たなビジネスへのチャレンジが、
次なるステージへの登竜門となっていくということ。

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マイクロドローンの可能性を知った

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10/18
2021

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“三尺三寸箸会議”の功徳(くどく)

三尺三寸箸会議はついに10年目に入ることに。
ちなみに、“功徳”とは仏教用語で、
“善を積み重ねその結果としての利得”のこと。

“三尺三寸箸会議”は経営者のための未来戦略会議
として始めたαクラブから派生し、
第1回が2011年なので、もう10年目。
経営者が2ヶ月に一度集まり、10名ほどで会議を
しているのだが、現在その会議体は4チームある。
ちなみに各会議のメンバーは固定で、
7~8割のメンバーは発足時から継続している。

その4つの会議の名称と回数は、
“銀の会議”は56回目で10年目、
“プラチナ会議”は52回目で9年目、
“宙の会議”45回目で7年目、
“星の会議”44回目で同じく7年目。

なぜ“三尺三寸箸会議”と名付けたか。
これはもともと仏教の話になるが、
地獄と極楽の見学にでかけた人が見た
“ご馳走を目の前にした食事風景”が大きく異なっていた話だ。
地獄も極楽も三尺三寸(約1メートルほど)の長い箸を
使い食事をしているのだが、
地獄の住民はその長い箸で自分の口に入れようとするから
食べられずにいる。従いガリガリに痩せてしまっている。
一方、極楽の住民は長い箸で目の前の人に
相手が好むご馳走を差し出し、お互いに食べさせてあげていた。
従いここでは皆、朗らかでふくよかだった。

このように条件が同じでも、自分の利益だけを考え行動している
地獄の住民と、他人の利益や幸せを願い行動している人では
結果が違ってくるというお話だ。

話は戻り、“三尺三寸箸会議”では、
毎回一人の経営者が、経営の悩みや
経営者としての個人的な悩みの相談をプレゼンテーションする。
すると、参加している他の経営者は、
同じ会議の仲間のために自分の経験をシェアしたり、
自分だったらどうするかを真剣に発想し、
アイメッセージで発信する。
そうすることで、最終的には自分がプレゼンターのときに
他のメンバーから返ってくるということ。
すなわち、“功徳”として戻ってくるというわけ。
だから私がコンサルとしてお話するのではなく、
私もあくまでメンバーの1人でしかないのだ。
うんうん、意味あるネーミングだったということ。
(少し自画自賛)

またメンバー同士は、他ではなかなか言えない悩みを
話せることで、かけがえのない信頼できる
経営者仲間となっていくのだ。
ちなみに、会議では、経営者が込み入った相談もするので、
毎回“内密性に関する規約”の読み合わせをしていることも
加えておく。

皆さんも、自分の利益ばかりではなく、他の人のために
その人の立場にたって真剣に考えてみては・・・?
きっと“功徳”につながりますよ!

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久々にリアルで9人集まった銀の会議

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09/21
2021

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“この秋は、雨か嵐か知らねども・・・”非効率な稲刈体験

「この秋は、雨か嵐か知らねども、
今日のつとめの田草取るなり」
二宮尊徳の詩であるとか、ないとか・・・?
(それは置いといて・・・)

どれほど働いたら、どれだけの収穫を得られるのかを問わず、
まずは目の前のことに骨身を惜しまず取り組む姿を歌っている。
この姿勢が日本の本来の姿だったのではないか?
私も高校までは北海道の農家で育ったので、
この姿はあたりまえだった。

今回、日本企画、利社長のお誘いで千葉県習志野市の
有機栽培の田んぼで稲刈りを体験させていただき、
そんなことを思い出していた。
(利社長、いい体験の機会をありがとうございます!)

日も差したり、雨も降ったりのはっきりしない天気の中、
約30~40人で田んぼの稲刈りをした。
有機栽培の田んぼのため、バッタやかまきり、カエルなどの
小動物がいっぱい!
本来は、稲刈りの前には、数日田んぼの水抜きをし、
足元は泥濘んだりはしないものなのだが・・・。
日本企画さんの田んぼは湧き水の影響もあり、
水はけが悪く、田植えの時と変わらない程の水があり、
その高さは、私のふくらはぎあたりまで・・・!
そんなわけで40人が“どろんこ”になって稲刈りを楽しんだ。
本当にいい汗をかかせてもらいました。

稲刈りは4グループに分かれ、田んぼの縁から中央に
向かい刈っていく。
小動物達は稲がある方に逃げていくので、中央には
たくさんの小動物が集まりうごめきこれが面白かった。

この日は準備の段階も含め4時間ほどの作業だった。
田植えから、夏の間の草取り等の手入れ、そしてこの稲刈りと、
今後の採れる米の量を考えたら、生産性の面では
間違いなく非効率だ。
ただ、非効率ではあるが、この非効率なプロセスの中で、
“人への思いやり”や “(小動物までも含めた)周囲への配慮”、に
つながっていくのではないか・・・?
まさに、冒頭の詩の、
「秋に、雨・嵐により収穫できるか確約されていないが、
それでも日々の勤めとしての田の草取りに意味がある」という教えは、
私たちのビジネスや日常に通ずることがあるように思えたのだ。

鍵山相談役も、この詩を引き合いにして
非効率なことから何かを得ていたのが昔の人だと言っている。
「小さな努力で大きな成果ではなく
大きな努力で小さな成果でいい」と。
確実な成果が約束されていないと
取り組まないのでは、弱い人間しか育たないと。

ここで思い出したのは、
「非効率な会社がうまくいく理由」という拙著。
効率ばかり追っている会社が
うまくいくのか?というとそうではなく、
一見、非効率な日々を送っている会社の方が、
ステークホルダーであり、地域との関係性もよく
いい会社になっている事例が多いという内容。

40人もがどろんこになってする稲刈りは
本当に非効率だ。
でもここで採れたお米は最高に美味しいことだろう。
昨今の環境問題、格差問題などの社会課題は、
便利さや効率の追求の結果なのかもしれない。
そう考えると、非効率から得られるものを大切にしなければいけないと
改めて感じた稲刈り体験だった。

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有機栽培の田んぼ

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約40人でどろんこ稲刈り体験

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09/13
2021

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タワシ(・・・)捜索の先のシナジー!

毎週届く例の“日本講演新聞” 8月に合羽橋の“飯田屋”社長の話が掲載されていた。

飯田屋の飯田結太社長は6代目。
社長就任して、売上は最高益の頃の1/3になっていた。
このままだと倒産するという状況の頃に、
あるお客様から、「この大中小のおろし金のうち、
どれが1番やわらけぇんだ?」と尋ねられた。
このお客様がきっかけで、ただ商品を並べていても
だめだと気づいたとう。
そして、“こだわりのある商品”を“こだわる理由”を
書いて陳列することを始めたという
ここから6代目の逆転劇が始まるわけだが・・・。

話は変わるが・・・、
使っていたこだわりのタワシを使い果たしてしまい
そろそろ新しいタワシを買わねばと思い、
ネットで探しても、これに匹敵するタワシに出会えないでいた。
それまで使っていたタワシは、浅草の“まるごとニッポン”という
全国の地域の物産を販売している場所で買ったことを思い出し
出かけてみたが・・・。
コロナ禍もあり、“まるごとニッポン”はユニクロに変わっていた!
(ユニクロの片隅に、全国の食材だけはほんの少し
残っていたのだが・・・)

お目当てのタワシが見つからず、さてどうしようかと・・・、
そうだ!浅草と言えば、キッチン用の道具類の
卸問屋が集まる合羽橋を思い出し、
その時点で、ようやく“日本講演新聞”に掲載されていた
合羽橋の飯田屋さんがアタマに浮かんだわけだ。

そこでもう一つ、飯田屋の社長が“マツコの知らない世界”に
出演して“こだわりのフライパン”を紹介していた
ことも思い出した。
もしかしたら、飯田屋さんには、私が欲しい
“こだわりのタワシ”があるのではないかと店内を探すと・・・、
あったのだ!
(お~あれこれがつながっていく!)

嬉しく思い、レジで店員さんと最近の飯田社長のご活躍
について会話をしたところ、その先にいらした
飯田社長を紹介してくれた。
そして、社長と話をさせてもらい、写真も撮らせてもらった。

これは、巡り合わせだと思い、その場で早速
自己紹介をし、資料を渡し、月刊CDの
出演交渉もさせてもらった。
もちろん念願のタワシも購入できたのだ。
こんなにも、全部がつながるとは思っていなかった。
(その後のメールのやり取りで、動画出演も決まるのだが・・・)

飯田屋さんを思い出すきっかけとなった
“日本講演新聞”は、講演会を取材して、講演の内容を
講師の方の許可を得て掲載している新聞だ。
この新聞を購読するきっかけは、会長の松田くるみ氏を
ある方から紹介して頂いてのことだ。

すなわち、
*私が松田くるみ氏を紹介してもらったこと
*日本講演新聞を購読させてもらっていること
*そこで飯田屋さんを知ったこと
*私がタワシにこだわり探し歩いたこと
これら、“たまたま”のことがつながり、飯田結太社長に出会えることに。
まさしくシナジー、相乗効果!!

これが“タワシ捜索の先のシナジー”というわけ。
その人のこだわりであり、追求心、行動力が、
さまざまな“シナジー”を演出してくれるということ。
(もちろん、このシナジーはあなたにも起きるはず!)

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この記事が相乗効果のきっかけとなった

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こだわりのタワシを購入

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08/09
2021

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令和ビジネスにおけるマネジメント&ディベロプメント

しばらく前に“コンピテンシーマネジメント”という
概念を発進した。
“成果につながる考え方や行動特性”を
マネジメントするというテーマで、
どう管理し達成するかという“マネジメント”と
どう成長してもらうかという“キャリアディベロプメント”
について発進した。
この中でリーダーであり、マネージャーが展開する3つの行動が
“ミーティング”と“コーチング”と“ティーチング”だった。

改めて、これからの令和ビジネスにおける有効な
マネジメントとキャリアディベロプメントについて考察し、
改めて“ミーティング”と“コーチング”と“ティーチング”の
3つの重要性に触れてみる。

私が主宰するリーダーズセミナーは4月から始まり
12月のプレゼンテーションのフィナーレまで
毎月開催しているのだが、ここでのテーマも
上記3つをどう使い分けていくかということ。
このリーダーズセミナーではどこかへ行き体験することを多くし、
その後にディスカッションをする。
この体験で何を得、今後どう活かして行くかを
みんなとのディスカッションの中で考察していくわけだ。
その日の事例や体験したことから考えてもらい、
私でありみんなでコーチングの役割をしながら
ミーティングの中で自分達の考え方や答えを導いてもらう。

なぜこの“3チング”が重要なのかというと・・・、
“時代がかわったから”なのだ。
山口周さんの言うように、今は“ニュータイプの時代”で、
すでにミレニアル世代とZ世代がイニシアチブをもっている
と言っていいだろう。
すなわち、成熟化した社会で育った
ミレニアル世代やZ世代へ向けての、
令和時代なればこそののマネジメントやディベロプメントが必要
とされているのだ。

今までの時代は、そのほとんどがミーティングとティーチングだったが、
今、必要なのはコーチング。
それは、問いかけによって、その人の答えを引き出してもらい、
自分の判断で行動に移してもらうこと。
(昭和の人たちはこのコーチングスキルが希薄なので難しいんだけどねえ~)
この時にマネージャーのスキルとして必要なのが、
モチベーションへの意識や、
フィードバック。
新しく自分で出した答えの実践へのフォローアップも大切となって来る。
“ミーティング”と“コーチング”と“ティーチング”を
をうまく使い分け、マネジメントをしながらの
キャリアディベロプメントが重要なのである。

ミレニアル世代とZ世代の人たちは自分で学び、
自分でチャレンジして、自分で成長する時代。
こういうコトが可能な世代に対して、私たちは
気持ちよく成長していってもらうために、
“ミーティング”と“コーチング”と“ティーチング”をうまく活用し、
マネジメントを実践していくことが大切なのだ。
そして、特に“コーチング”は今までとは違うスキルが
必要になるので学んでいってほしい。


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リーダーであり、マネージャーが展開する3つの行動

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これからの時代に必要なスキル

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