12/02
2013
αクラブ恒例、経営者座談会
第123回αクラブ定例セミナーは、
皆さんお待ちかねの
“恒例”経営者座談会。
…実は“恒例”ではなく、
この経営者座談会は初めての試みだった
(パネルディスカッションは何度かあったのだが…)。
しかし、なんにせよ今回も参加者の方からは、
良いレスポンスをもらえたのは事実
(ありがとうございます)!
それもそのはず、
今回の座談会にゲストパネリストとして参加してくれたのは、
こんなにも素晴らしい顔ぶれなのだ。
1人目は、企業内で新しい事業を創出する“企業内起業家”、
イントレプレナーの専門支援企業である
インターウォーズ株式会社 代表取締役社長の吉井信隆氏。
2人目は、人気雑誌『自遊人』を制作出版する傍ら、
“メディア”の可能性追及をするため、米作り、
そして旅館経営までもしている
株式会社自遊人 社長兼編集長の岩佐十良(とおる)氏。
3人目は、震災を受けての美味しいパン缶の開発、
NASAやアメリカへの進出等、
世界規模で社会貢献ビジネスを展開している
株式会社パン・アキモト 代表取締役社長の秋元義彦氏。
そして4人目は、サービスを根幹に人の「教育」を掲げ、
CS向上を中心とした総合人材サービスを展開している
株式会社メイン 代表取締役社長の山尾百合子氏だ
(InterFM『BUSINESS LAB.』で
私とともにパーソナリティをつとめている)。
お気づきの方もいると思うが、
この4名の展開しているビジネスや価値観は、
業種業態が違うこともあり実にバラバラ。
もっと言えば、これまであまり接点のなかった
ビジネスと言っていいだろう。
そんな方々が、今回のテーマである
「これからのビジネス」について、
どんなものが求められ、選ばれるのかを
各々が独自の角度で語ってくれたのだから、
刺激的で学びの多い話の展開となるのは当然だろう。
今回の座談会は、まず私があるひとつの
“ベクトル”を指し示すことにより、
それぞれがベクトルに沿った上で
自分ならではの視点で斬り込む。
そこでは、もちろん自分以外のパネリストの意向も
踏まえた上での発言となり、
そこに相乗効果が生まれるというわけだ。
つまり、そこにはこれからのビジネスを紐解く、
“サスティナブルなビジネス発想”が
展開されていくということ。
新たなビジネスの方向性は、
こういったディスカッションから
創り出されると言っていいだろう。
いや~、もっと相乗効果を発揮する地点まで行きたかったのだが、
座談会の制限時間は1時間40分。
この意味ある座談会は、実に短く感じられた。
しかし、今回のこの試みは普段から次代の
見・投資を考え発想している
経営者“座談会”の持つ可能性を
しっかり語ってくれたのではないだろうか!
今後は、このようにリーダーシップを取って実践する
経営者を集めて座談会をし、
新たな可能性とこれからのビジネスのベクトルを
皆で見つけていければと思うのだ!