01/25
2016
あちこちに、春が来た!
「厳しいときは、この人形に
代わりに行ってもらいますので…」
というジョークを交えての新年の挨拶だった。
(久々に目にする相談役のぬいぐるみだ)
これは、先日の新宿歌舞伎町の早朝清掃に、
鍵山相談役が久々に顔を出してくれたときの話。
3ヵ月いや、4ヵ月振りの顔見せだろうか。
この寒い早朝に集まった150人
くらいの掃除人たちにとっては、
春の風が突然吹いた気分だったに違いない。
誰もがその笑顔を見て、安堵した表情だった。
この笑顔と、いつもと変わらぬ話しぶりを耳にして、
1月なのに私はこの掃除の会(日本を美しくする会)の
春を感じた次第。
よかった。いろいろな意味でよかったと…。
そして、事務局会議も終え、我家に帰ると…
3年目の木瓜(ボケ)の花がついに咲こうとし、
シクラメンは6年目の花をしっかり咲かせ始めた。
盆栽としてプレゼントしてもらった鉢では、
菊の花が満開状態。
改めて、我家にもたくさんの春が
やってきていることに気づかせてもらった。
やっぱりマメに世話をしていないと、
こんな春はやってこないわけで…
(そんな話は置いといて…)
ところでこの木瓜の花、
なんと“先駆者”“指導者”という
花言葉があるという。
まさに、この掃除の会の先駆者であり、
指導者が、鍵山相談役であり、
まだまだこの会に存在して欲しい方なのだ。
厳しいときをしっかり潜り抜けてきた指導者だから、
みんなのことを考え、このタイミングで満面の笑みを
披露してくれたのだろう。
これぞ鍵山流の“遠慮の心”。
いかに目の前の見える人たちのことだけでなく、
未来の人たちのことも考えて今どう行動するか、
どんな決断をするかということ。
鍵山流の発想であり、行動ということだ。
こんな“遠慮”の発想がない限り、
長く続くビジネスも存在しないだろうし、
社会も良くなることはないだろう。
多くのビジネスマンが、
そして経営者がそんな発想をしてくれたら…
さて、2016年、鍵山相談役から学んだ
“遠慮”をテーマに
さまざまなチャレンジをして行こう!
ところで、私にも“遠慮”の二文字が
似合うときが来るのだろうか!?