
05/11
2020

グミにとっての“Touch to go”
「ねぇ~おかあさん、あの人“コアラのマーチ”を
自分のバッグに入れたよ。
こ、今度は“HARIBO”のグミ。ダメだよねえ~おかあさん」
「グミ、ここは“TOUCH TO GO”だから
そのまま自分のバッグに入れてもいいのよ」
「タッチ・トゥ・ゴ~って、なに!?」
「無人コンビニって事で、商品を手に取った時点で
誰が何を手にしたかカメラで確認されてるの。
あの出口のセルフレジのところでチョイスした商品を確認して
Suicaで精算されるから大丈夫なのよ」
「スゴいねぇ、出口にも人いないものね。
じゃ、グミはっと…」
「…あ~グミは子供だからダメだけど…」
「なんで~子供はダメなの~? どうして~!?」
「なんでだろうね、ここは無人レジだから聞けないねぇ。
グミの好きな共喰い“HARIBO”も買えないねぇ。
残念だけど…グミ、そろそろ帰らなきゃ!?」
(なんと、子供と入るとデンジャラスゾーンに変化するのだ)
ということでおかあさんは這々の体で高輪ゲートウェイ駅の
“TOUCH TO GO”を出て目の前の階段を降りて行く。
そして外回りの山手線ホームに出て
2人で会話も少なく足早に帰路に着いたわけだが…
↓ ↓ ↓
こんなコロナ禍でも無人コンビニは人との接触も少なく、
いろいろと便利なわけだが、なぜか「新型コロナウィルスにより…」
と貼り紙があり営業していないのだ。
せっかく、“TOTCH TO GO”体験を目的の
2度目の高輪ゲートウェイ駅訪問だったのにだ。
そういえばカメラの追跡可能人数もあり、
店舗内人数は7名と制限もしているという。
当然、店員もいないから営業上のリスクもかなり少なくできるはず。
こんな時こそ働き手不足だけでなく、無人コンビニであることが
意味をなすわけだが…なぜ営業してない!?
これは何のための自粛ってこと!?何か違うような気もするが…
それはともかく、この新型コロナウィルス禍が
デジタル化、AI化、オンライン化、キャッシュレス化、
ロボット化、リモートワーク化をどんどん促進している。
“禍転じて福となす”から「禍転じて○○化促進」である。
コロナ禍が落ち着く頃には、
ビジネスのパラダイムシフトもかなり進み、
グローバルビジネスもある意味の転換期を迎えるのでは!?
さて、私の取り越し苦労と思うが…
この無人コンビや無人スーパーに慣れてくると
ついつい自分のバッグに直接商品を入れてしまう癖がつき…
これって怖いよねぇ。
取り越し苦労だといいけど。