これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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シナジースペシャル

12/15
2014

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“三尺三寸箸会議はリアルトレーニング”

三尺三寸もある長~いお箸を持たされたら、
自分の口に運ぶのには困ってしまう。
でも、向かいの人の口に入れてあげるなら?
こんなに便利なものはないだろう。

そんなエピソードに倣い名付けた
“三尺三寸箸会議”も今年で3年目。

このビジ達でも何度かご紹介したが、
経営者たちが自分の抱える
悩みやトラブルをありのまま相談し、
メンバー経営者は真摯に答えるというものだ。

今年はさらに2つのチームが発足し、
全部で4チームの大所帯になった。
1チーム10人ほどなので、
全部で40人はメンバーがいるだろうか。

遠くは三重県熊野(!)からやってくる
経営者もいるほど、参加に値する会議として
満足度が高いものになっている。

どうしてこんなにも多くの経営者に
この会議が求められるのか?
その理由を私なりに推測するなら、
4つほど挙げられるだろうか。

1.経営者は孤独
(なかなか相談できる人がいない!)

2.経営者には常にマクロかつ多角的な視点が求められる

3.経営者は常に決断を迫られている

4.それなのに火の粉は降ってくる!!
(トホホ…)

こんなわけで、つねに悩み、
葛藤しているのが経営者だ。

そこで、三尺三寸箸会議には
まさにリアルな悩みが持ち込まれる。

参加メンバーもまた、
自分のリアルな視点から真剣に答えてくれるのだ。

自分ならどう考え、どう決断するか。
三尺三寸箸会議に集まる経営者たちは、
業界も、年齢も、社歴も、経営哲学さえも異なる。
当然、全く違った視点から
自分のリアルな意見を述べることになる。

思いもよらぬ視点に驚かされることもあるだろう。
あるいは、もし自分だったら…という視点から、
思いがけないアドバイスをもらうこともあるだろう。
その一つひとつがかけがえのない、
リアルで価値あるアドバイスとなるのだ。

相談する人も、応える人も、
“リアルトレーニング”を積むことが
できるということ。

これが、高い満足度に繋がっていると
言っていいだろう。

しかも、この会議での相談事は他言無用!
(毎回、会の冒頭で“内密性の確認”を
してから始まる)
内密性が高いからこそ、
安心して相談することができるのだ。

参加メンバーの熱意のおかげで、
こんなにも充実した会議になろうとしている
三尺三寸箸会議。
悩み多き経営者たちを救う場として、
需要はますます高まるに違いない!

そして、ここに参加している経営者の会社は、
三尺三寸箸会議を糧に、
必ずやその先に継続するはずである!
うんうん、楽しみで仕方ないのだ。

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リアルな悩みを打ち明ける

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和気あいあいと…だが真剣に!

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参加メンバーとは出張ミーティングも!

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こちらは石川酒造を訪れたときのもの!

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12/08
2014

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第7回リーダーズセミナー フィナーレイベント

第7回目となるリーダーズセミナーの集大成である、
V&Tプレゼンテーション&アワードが
無事にフィナーレを迎えた!

V&Tプレゼンテーションとは、
Visionを語り、それを実現するために明日(Tomorrow)から
具体的に何を実践するかをプレゼンテーションするイベントだ。

今年参加の十数名のリーダーズたちが、
12名の経営者陣にプレゼンテーションを行い、
優秀者には賞が与えられるという流れ。

今年もこれまで以上の
プレゼンテーションが展開された。
よかったよかった。

それぞれのV&Tを聞きながら、改めて感じたこと。
それは立場や年齢、業界によって
プレゼンテーションする内容がまるで違うという点だ。

やはりこの違いこそが面白い!
自分にない視点だからこそ、
刺激となる瞬間がたくさんあるのだ。

そしてこのリーダーズセミナーの
一番の売りといえば、ディスカッション。

社外や業界外の分野の人の元へ
足を運び、視察をして話を聞く。

そこで気づいたこと、
今後への活かし方をそれぞれの視点で
ディスカッションするのだ。

違いがあるからこそ、
そこにシナジー(=相乗効果)が生まれる。

新しい場所や人との出会いが、
参加者たちにさまざまな産物をもたらしてくれる。

そして、それこそが次なる時代を
“見通す”ための材料になるのだ。

世の中は、日々とてつもないスピードで変化している。
そんな中で、目先のビジネスや
自分たちの業界だけを見つめていては、
時代の変化に置いていかれてしまうだろう。

だからこそ、これからの自分や
会社の在り方を再確認するためには、
広い視野と、“相乗効果”を生み出せる
コミュニケーションが大切なのだ。

このリーダーズセミナーを始めて早くも7年。

そして、今年のリーダーズたちも緊張しながらも
素晴らしいV&Tプレゼンテーションを行ってくれた。

今後はこの体験を活かした、
それぞれの活躍を期待するだけだ。

さて、私も次のステージへ向かって、
活躍の場を拡大して行かなければ!

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真剣なまなざしの経営者陣

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一年間の成果を存分に発揮しています

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それぞれがいろんな話をしていて面白い

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本年度の優秀者と記念撮影!

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12/01
2014

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「人脈」2乗のシナジーの実践

のっけから恐縮だが、私が1年間で行っている
プロデューサーとしての仕事をご紹介したい。

1.月刊ビジネスの達人CDのゲスト選定と演出

2.月刊ビジネスイノベーションCDの
ゲスト選定と演出

3.毎週のラジオBUSINESS LAB.
ゲストの選定と演出

4.年に4回行っているαクラブ視察セミナーの
視察場所選定と演出

5.東京NBC定例会の隔月講演会
ゲストスピーカーの招待と演出

6.NBC“昼餉フォーラム”における毎月のゲストスピーカーの選定

7.年7回のリーダーズセミナーの研修視察場所の選定と演出

8.年1回の海外ツアー先と諸々のコーディネート・演出

この他にも、仕事として請け負う
イベントや情報コンテンツのプロデュースがあり…。

いやいや、
ここまで読んだ方も大変だっただろうが、
これだけのゲストをコーディネートし
演出する私もなかなか大変(?)なのだ!

平均すれば、月に5人ほどは
ゲストを選定・演出しているだろうか。

プロデュースするだけではなく、
講演会では私がナビゲーターを務めることも多い。

元々はこんなにたくさんのゲストを
お招きするだけの人脈を持っていたわけではなかった。

しかし、今これだけのプロデュースを
実践させていただいているのには、
理由がある。

それは、今から20数年前のこと。
αクラブという中小企業経営者の会を作り、
2ヶ月に1回の例会セミナーを予定した。
もちろん私も話をさせていただくのだが、
ゲストスピーカーも必要となってくる。

そんなことからゲストの人たちと親しくなり、
ある著名人と月刊CDを作ることに。
そして、その月刊CDのために
毎回ゲストのコーディネートが必要になったのだ。

そうして月刊CD作りを続けていたことで、
ラジオパーソナリティとしてもお声がかかり、
ラジオのゲストにもお会いすることになり…。

こうした場があるからこそ、
新たな人とお会いできるようになったのだ。
さらに、その人との出会いは、
次に繋がる新たな人脈を
もたらしてくれることも多い。

例えば、先日このビジ達でご紹介した
Candy Miyuki氏も、
ホスピタルクラウンとして
度々登場していただいたプレジャー企画の会長、
大棟氏からご紹介いただいたのだ。

“類は友を呼ぶ”と言うように、
世の中には、チャレンジ型の経営者もいれば、
保守型の経営者もいる。
私が会いたい! と思う方は
チャレンジ型の経営者が多く、
しかもスピーカーとしても
実に質の高い方々なのだ。

その方々から広がる人脈もまた、
チャレンジ型で話し上手の方ばかりだ。

このビジ達でも何度か紹介している、
中島流の「相乗効果は行動の2乗に比例する」という法則。

すなわち、
人脈もその2乗に値するシナジーをもたらす
ということだ。
人との出会いが、また次なる人脈の広がりへ…という、
“人脈シナジー”が発生しているのだ。

つまり、チャレンジこそが
人脈シナジーの発現につながるということ!
さて、次なる人脈のためにも
新たなるチャレンジを実践しなきゃ!

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相乗効果は行動の2乗に比例!

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“人脈シナジー”からこんな出会いも

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人との出会いが、また次なる人脈の広がりへ…

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11/25
2014

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“里山ビジネス”の原点

大ヒット中の書籍『里山資本主義』。
この本を読んでいると、
内容がやけに身近に感じられた。

なぜなら、そこで推奨されている各地での活動は、
私が“里山主義”と提唱している少し前の、北海道十勝での
生活(ビジネス)と多くの点で共通しているからだ。

十勝の中でも、芽室町上美生という
家が数百件程度しかない地域がある。

私はその、ほとんどの家が農家の町で
生活を送っていた。

そこに住む農家の人たちは忙しく、
衣類などを買うためには、
片道16km以上の道のりを越えて、
市街地まで行かなくてはならなかった。
また、その頃は(1955~1970年)、
車やバイクもなかった。

そのため、気軽に衣類などを
買いに行くことが難しかった。

その中で、衣類などの生活雑貨を買い付け、
地域の人たちにお届けしていたのが、
私の母だったのだ。

母は、夏場は自転車で、冬は歩いて、
地域の人たちのニーズに
合わせた生活雑貨を届けた。

このように、里山地域ならではの役割の実践も、
中島流で言うところの“里山ビジネス”なのだ。

そして、上美生地域の人は、他にも自分の生業を活かし、
互いに不足している部分を補う商売を行っていた。

例えば、農家の人が、畑で取れた大豆を1升分持っていくと、
何丁かの豆腐に換えてくれる豆腐屋さん。
牛を飼っていない農家の人が、
100円を持って酪農農家に行くと、
一升ビンいっぱいの牛乳を入れてくれるのだ。

つまり、その地域にないものは、
地域の数少ないお店や誰かが用意するのだが、
それ以外は地域内での物々交換で賄われていた。

すなわち、不必要なお金が動かない、
無駄を省いた流通システムで北海道の里山地域は、
循環していたのだ。

足りない物を補足し合い、
個々の家の生業を活かした流通で相乗効果を生み、
小さい規模ながらも地域社会を成立させていた
上美生地域のビジネスは、里山ビジネスの原点と言ってよいだろう。

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こんなに入って800円!?

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地域でとれたおいしいトウモロコシ

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大ヒット中“里山資本主義”

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中島の育った十勝の風景 

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2014

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借金するも“見・投資”

以前、このビジ達でもご紹介した
古田土(こだと)会計事務所。

顧客への徹底したサービスで知られる
会計事務所なのだが、
その古田土(*古田土の土は土にテン)満所長が
サービスの一環として顧客に配っている冊子がある。
その名もずばり「古田土式銀行交渉術」!

私も一冊いただき、読んでみたのだが、
冒頭には「銀行交渉術などというものはありません」と!

エッ、「銀行交渉術」と銘打っておいてこの始まり方!?

もちろん、細かなノウハウは
教えてくれているのだが、
その冊子を通して古田土氏が発信しているのは
「銀行と上手く付き合え」ということ。

審査の厳しい銀行からきちんと融資を受けられれば、
信用も増し、他の銀行からの信用も得やすい。
すると“ここぞ”というときの資金も
調達しやすくなり、円滑な経営を実行できるというのだ。

それを読んで思い出したのが、
ざっと25年ほど前のこと。

当時仕事でお付き合いしていた
とある中小企業の社長は、
「当社は無借金経営です。
どの銀行からも借りていません」というのが口癖だった。

しかし、こちらの仕事が終わると
「中島さん、今回の支払いをちょっと待って欲しい」と言う。
「わかりました」と言って待つこと2、3ヶ月。
現金で振り込んではもらったけれど、
どうにも割り切れないものが残り…。
その後はお付き合いがなくなってしまった。

無借金を自慢にするのは結構なことだが、
そのために支払うべきときに
支払わないのはどうだろうか?
借りてでもきちんと筋を通すことが、
やがては信用に繋がるのではないだろうか。

無借金を自慢にしている中小企業経営者には
何人もお会いしたことがある。
もちろん、それ自体がいけないわけではないが、
無借金であることに縛られ、
資金繰りに追われてばかりでは本末転倒というものだ。

良い事業を発案すること、
人材を育てること、
それによって会社の信用を増すこと。

こうしたことのためなら、
むしろ将来への投資として“借金”を
捉えてよいのではないか。

たとえば、このビジ達でも大切にしている“人材教育”。
ここにも当然、手間とお金がかかってくる。
採用した人がすぐに売上を上げてくれるわけではなく、
そこまで行くには一年、二年とかかることもあるだろう。
その間もしっかり賃金を支払い、
教育するなら、その後の成長を見込んだ
“見・投資”(先を見通した投資のこと)が必要になる。

言い換えれば、“見・投資”さえあれば、
融資を受けることもただの借金ではなく、
将来への投資になるということだ。
上手く借金をするということも、
経営者の決断として必要なこと。
そうして育てた人材によって組織力が上がれば、
会社全体も大きく成長していくはず。

借金するも“見・投資”!
教育するも“見・投資”!
将来を見据えた投資が、組織を強くしてくれるのだ。

さて、11月27日(木)のαセミナーでは
冒頭ご紹介した古田土会計事務所を体験視察させていただく。
徹底したサービスと人材育成の秘密を知りたい方は、ぜひご参加を!
(ご案内はこちら)
ご案内はこちら

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この”交渉術”についても伺うチャンス!

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