これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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ビジネスの達人

シナジースペシャル

12/01
2014

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「人脈」2乗のシナジーの実践

のっけから恐縮だが、私が1年間で行っている
プロデューサーとしての仕事をご紹介したい。

1.月刊ビジネスの達人CDのゲスト選定と演出

2.月刊ビジネスイノベーションCDの
ゲスト選定と演出

3.毎週のラジオBUSINESS LAB.
ゲストの選定と演出

4.年に4回行っているαクラブ視察セミナーの
視察場所選定と演出

5.東京NBC定例会の隔月講演会
ゲストスピーカーの招待と演出

6.NBC“昼餉フォーラム”における毎月のゲストスピーカーの選定

7.年7回のリーダーズセミナーの研修視察場所の選定と演出

8.年1回の海外ツアー先と諸々のコーディネート・演出

この他にも、仕事として請け負う
イベントや情報コンテンツのプロデュースがあり…。

いやいや、
ここまで読んだ方も大変だっただろうが、
これだけのゲストをコーディネートし
演出する私もなかなか大変(?)なのだ!

平均すれば、月に5人ほどは
ゲストを選定・演出しているだろうか。

プロデュースするだけではなく、
講演会では私がナビゲーターを務めることも多い。

元々はこんなにたくさんのゲストを
お招きするだけの人脈を持っていたわけではなかった。

しかし、今これだけのプロデュースを
実践させていただいているのには、
理由がある。

それは、今から20数年前のこと。
αクラブという中小企業経営者の会を作り、
2ヶ月に1回の例会セミナーを予定した。
もちろん私も話をさせていただくのだが、
ゲストスピーカーも必要となってくる。

そんなことからゲストの人たちと親しくなり、
ある著名人と月刊CDを作ることに。
そして、その月刊CDのために
毎回ゲストのコーディネートが必要になったのだ。

そうして月刊CD作りを続けていたことで、
ラジオパーソナリティとしてもお声がかかり、
ラジオのゲストにもお会いすることになり…。

こうした場があるからこそ、
新たな人とお会いできるようになったのだ。
さらに、その人との出会いは、
次に繋がる新たな人脈を
もたらしてくれることも多い。

例えば、先日このビジ達でご紹介した
Candy Miyuki氏も、
ホスピタルクラウンとして
度々登場していただいたプレジャー企画の会長、
大棟氏からご紹介いただいたのだ。

“類は友を呼ぶ”と言うように、
世の中には、チャレンジ型の経営者もいれば、
保守型の経営者もいる。
私が会いたい! と思う方は
チャレンジ型の経営者が多く、
しかもスピーカーとしても
実に質の高い方々なのだ。

その方々から広がる人脈もまた、
チャレンジ型で話し上手の方ばかりだ。

このビジ達でも何度か紹介している、
中島流の「相乗効果は行動の2乗に比例する」という法則。

すなわち、
人脈もその2乗に値するシナジーをもたらす
ということだ。
人との出会いが、また次なる人脈の広がりへ…という、
“人脈シナジー”が発生しているのだ。

つまり、チャレンジこそが
人脈シナジーの発現につながるということ!
さて、次なる人脈のためにも
新たなるチャレンジを実践しなきゃ!

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相乗効果は行動の2乗に比例!

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“人脈シナジー”からこんな出会いも

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人との出会いが、また次なる人脈の広がりへ…

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11/25
2014

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“里山ビジネス”の原点

大ヒット中の書籍『里山資本主義』。
この本を読んでいると、
内容がやけに身近に感じられた。

なぜなら、そこで推奨されている各地での活動は、
私が“里山主義”と提唱している少し前の、北海道十勝での
生活(ビジネス)と多くの点で共通しているからだ。

十勝の中でも、芽室町上美生という
家が数百件程度しかない地域がある。

私はその、ほとんどの家が農家の町で
生活を送っていた。

そこに住む農家の人たちは忙しく、
衣類などを買うためには、
片道16km以上の道のりを越えて、
市街地まで行かなくてはならなかった。
また、その頃は(1955~1970年)、
車やバイクもなかった。

そのため、気軽に衣類などを
買いに行くことが難しかった。

その中で、衣類などの生活雑貨を買い付け、
地域の人たちにお届けしていたのが、
私の母だったのだ。

母は、夏場は自転車で、冬は歩いて、
地域の人たちのニーズに
合わせた生活雑貨を届けた。

このように、里山地域ならではの役割の実践も、
中島流で言うところの“里山ビジネス”なのだ。

そして、上美生地域の人は、他にも自分の生業を活かし、
互いに不足している部分を補う商売を行っていた。

例えば、農家の人が、畑で取れた大豆を1升分持っていくと、
何丁かの豆腐に換えてくれる豆腐屋さん。
牛を飼っていない農家の人が、
100円を持って酪農農家に行くと、
一升ビンいっぱいの牛乳を入れてくれるのだ。

つまり、その地域にないものは、
地域の数少ないお店や誰かが用意するのだが、
それ以外は地域内での物々交換で賄われていた。

すなわち、不必要なお金が動かない、
無駄を省いた流通システムで北海道の里山地域は、
循環していたのだ。

足りない物を補足し合い、
個々の家の生業を活かした流通で相乗効果を生み、
小さい規模ながらも地域社会を成立させていた
上美生地域のビジネスは、里山ビジネスの原点と言ってよいだろう。

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こんなに入って800円!?

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地域でとれたおいしいトウモロコシ

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大ヒット中“里山資本主義”

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中島の育った十勝の風景 

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11/17
2014

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借金するも“見・投資”

以前、このビジ達でもご紹介した
古田土(こだと)会計事務所。

顧客への徹底したサービスで知られる
会計事務所なのだが、
その古田土(*古田土の土は土にテン)満所長が
サービスの一環として顧客に配っている冊子がある。
その名もずばり「古田土式銀行交渉術」!

私も一冊いただき、読んでみたのだが、
冒頭には「銀行交渉術などというものはありません」と!

エッ、「銀行交渉術」と銘打っておいてこの始まり方!?

もちろん、細かなノウハウは
教えてくれているのだが、
その冊子を通して古田土氏が発信しているのは
「銀行と上手く付き合え」ということ。

審査の厳しい銀行からきちんと融資を受けられれば、
信用も増し、他の銀行からの信用も得やすい。
すると“ここぞ”というときの資金も
調達しやすくなり、円滑な経営を実行できるというのだ。

それを読んで思い出したのが、
ざっと25年ほど前のこと。

当時仕事でお付き合いしていた
とある中小企業の社長は、
「当社は無借金経営です。
どの銀行からも借りていません」というのが口癖だった。

しかし、こちらの仕事が終わると
「中島さん、今回の支払いをちょっと待って欲しい」と言う。
「わかりました」と言って待つこと2、3ヶ月。
現金で振り込んではもらったけれど、
どうにも割り切れないものが残り…。
その後はお付き合いがなくなってしまった。

無借金を自慢にするのは結構なことだが、
そのために支払うべきときに
支払わないのはどうだろうか?
借りてでもきちんと筋を通すことが、
やがては信用に繋がるのではないだろうか。

無借金を自慢にしている中小企業経営者には
何人もお会いしたことがある。
もちろん、それ自体がいけないわけではないが、
無借金であることに縛られ、
資金繰りに追われてばかりでは本末転倒というものだ。

良い事業を発案すること、
人材を育てること、
それによって会社の信用を増すこと。

こうしたことのためなら、
むしろ将来への投資として“借金”を
捉えてよいのではないか。

たとえば、このビジ達でも大切にしている“人材教育”。
ここにも当然、手間とお金がかかってくる。
採用した人がすぐに売上を上げてくれるわけではなく、
そこまで行くには一年、二年とかかることもあるだろう。
その間もしっかり賃金を支払い、
教育するなら、その後の成長を見込んだ
“見・投資”(先を見通した投資のこと)が必要になる。

言い換えれば、“見・投資”さえあれば、
融資を受けることもただの借金ではなく、
将来への投資になるということだ。
上手く借金をするということも、
経営者の決断として必要なこと。
そうして育てた人材によって組織力が上がれば、
会社全体も大きく成長していくはず。

借金するも“見・投資”!
教育するも“見・投資”!
将来を見据えた投資が、組織を強くしてくれるのだ。

さて、11月27日(木)のαセミナーでは
冒頭ご紹介した古田土会計事務所を体験視察させていただく。
徹底したサービスと人材育成の秘密を知りたい方は、ぜひご参加を!
(ご案内はこちら)
ご案内はこちら

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この”交渉術”についても伺うチャンス!

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11/04
2014

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ビジネスは“複利+シナジー”

ついについに念願叶って!
私の出身地、北海道帯広で講演会を行ってきた。
厚生労働省委託の、地域雇用促進のための
事業だということで、経営者を対象とした
講演会の第一回目講師として呼んでいただいたのだ。

自分の出身地からお呼びがかかったのは、
素直に嬉しいことだ。
その上、参加者からの評判も上々だった(^o^)/

“歯切れの良いセミナーでわかりやすかった。
そして芽室町出身ということで、親しみやすかった”

“考え方を学べたと思います。
企業だけに通じるのではなく、
人との関わり方、物事の進め方を
考えることができるヒントとなりました“

“「日本を取り戻す」その心意気で
お話をしておられます。嬉しいです”

などなど…嬉しい感想はまだまだいただいた。

参加人数こそ多くはなかったが、
行ってよかった! と思える講演会だった。

最終的には地元・北海道の十勝を盛り立て、
活性化させたいという目標を持っている私としては、
その初めの一歩といったところだろう。

ところで、だれが推薦してくれたのか!?
講演会の担当者に聞いてみると、
出てきた名前に覚えがない。

しかし、もちろん推薦してくれた方は
私をご存知なわけだ。

実は、今から4、5年前に幕張で行われた食のイベント
「FOODEX JAPAN(フーデックス ジャパン)」で
私のセミナーを聴いていた人が、
たまたま帯広出身だったこともあり、
今回私を推薦してくれたのだという。

思えばイベント会場の片隅の
大きくはないブースでのセミナーだったけれど、
こんなところに繋がっていたとは…。

さらに、そのフーデックスでのセミナーも、
αクラブ(わたしが主宰する経営者の会)での
ご縁から呼んでいただいたものだった。

αクラブの定例会では、様々な交流や、
ちょっとしたきっかけから
講演のお話をいただくことも多かったのだ。

そしてこの「ビジ達」や、
ラジオ「BUISUNESS LAB.」が
その裏付けとなったこともあるだろう。

こうしたほんのちょっとした点が、
あるとき偶然に繋がって“線”となり
相乗効果が生まれるのだ。

そのためには日々を
「もうちょっとだけ」欲張ること。

人より少しでも努力して、
色々な場所、色々な人に出会うチャレンジ。

それが“複利のチャレンジ”となって自分を高め、
“きっかけ”をつくり、いわば
“必然性のない”相乗効果を生み出してくれるのだ。

(いや、もしかしたら必然性のある相乗効果かも)

もちろん、様々な人のお陰があってのことだが…。

こうした“複利+シナジー”が自分の人生を豊かにし、
ひいてはビジネスをも実り豊かなものにしてくれる。

私だってまだまだ“複利”を積み重ねている途中!
これからも新たな人、機会に出会うために、
チャレンジを重ねていきたいものだ。

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皆さん熱心に聴いてくださった!

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Mr.セイ~ジも一緒に…

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私も非常に楽しんだ!

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10/27
2014

moba (3)

毎日の稽古は、“複利の投資”

力士たちが次々力強くぶつかり合う稽古場。
その様子を視察メンバー一同熱く見守って…
え、もう3時間経過(いつのまに…)!?

これは、芝田山(元横綱・大乃国)部屋で行われた、
合同稽古の視察でのこと。
思わず時間を忘れて魅入ってしまったが、
“自己成長”について気づかされた。

ところで金融用語の
「単利」と「複利」の違いをご存知だろうか。

利子が変わらない「単利」と違い、
「複利」は、元本に毎回利子が組み込まれる。
そのたびに利子の割合が増えていくので、
長期的な預金で活躍するのだ。

その「複利」と自己成長は
密接な関係がある。

それを実感したのが、この合同稽古。
総勢20名ほどの力士たちが、
早朝から何時間もぶつかり合いの稽古をしていた。

そんな中、モンゴル出身の
関取である荒鷲が土俵に上がり、
幕下の力士たちと
ぶつかり合いの稽古を始めたのだ(力の差は歴然!)。

しかし、6、7人相手にしたところで、
疲れが見え始め、そろそろ上がろうか…と
土俵を後にしようとしたところで、
親方から厳しい一声が…。

「そんな風に、踏ん張りどころで土俵を出るから、
本場所で3番4番しか勝てないんだ!」

相撲の世界では、本当の実力が付かないと、
なかなか番付を上げることはできない。

だからこそ、苦しいときに、
踏ん張って頑張れるかが
“自己成長”に大きく影響するのだ。

このとき、私の脳裏によぎったのが
「複利」という考え。

現在の自分の能力を「元本」とすると、
稽古や鍛錬による成長は「利子」といえる。

四肢を踏み、テッポウやすり足など
毎日の基礎の鍛錬に真剣に取り組むことにより、
今日の自分よりもさらに成長した明日の自分をつくる。

また、その稽古に打ち込む姿も、
自分だけでなく、周りからの評価も変える。

このように、毎日の稽古をやりきることで、
「複利」のごとく、
自身をどんどん成長させることができる。

今日やるべきことをしっかりやりきることが、
次なる成長を促すのだ。

もちろんこれは、力士の世界だけの話ではない。
私たちのビジネスにおいても一緒だろう。

また、以前に紹介した
「相乗効果は、行動の二乗に比例する」
という中島流の法則。

今一歩多く行動することは、
その二乗の効果につながる(人脈や情報など)。
つまり、早いうちに行動を起こさなければ、
得るものも少なく、成長も望めない。
まさにビジネスも「複利」なのだ。

何かを始めるときの第一歩や、
つらいときに頑張ることはなかなか難しい。
しかし、そこでひと踏ん張りできるかが、
その先の大きな成長を左右するということだ。

ビジネスも「複利」、人生も「複利」!

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熱い稽古に魅入ってしまった!

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ぶつかり合いは大迫力!

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毎日の稽古が相乗効果に!

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稽古中の空気を肌で感じる

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