これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

HOME

ビジネスの達人

シナジースペシャル

07/14
2014

syn (1)

Vision&Tomorrowプレゼンのシナジー

今年もこの時期がやってきた。
弊社の恒例行事V&Tプレゼンテーション
を先日開催した。
今回で16回目と、経験を重ねたこともあり、
内外から好評なイベントとなった。

V&Tとは「Vision」と「Tomorrow」のこと。
社員全員が3年先5年先の目標であるVisionを掲げ、
そのVision実現に向け明日から具体的に
何を実行していくのかすなわち、Tomorrowを
プレゼンテーションするイベントなのだ。

会社によっては年に1度経営計画発表会を行い、
経営のベクトルと目標を確認するイベントは
よく耳にする。
しかし弊社では、
年に2度の全員がプレゼンするこの
V&Tプレゼンを重視している。

V&Tプレゼンは、弊社の数々ある会議や
セミナーを集約したイベントであり、
各自の成長を促す機会でもあるのだ。

さらにそのプレゼンテーションが、
弊社の従業員や外部のオーディエンス
(各企業の社長や幹部候補生など)を招いて
行うところがポイント。

同僚や先輩、上司、そして社会の先輩や
経営者の人たちに自分の
V&Tプレゼンを聴いてもらう
ところにその内容の質と社会性が求められる。
すなわち自分が学び気づいたことを
自ら総括することが求められるのだ。

ちなみに先日、お会いした40代の国会議員の
知人は「私の目標はもちろん総理大臣です。」
とハッキリと宣言した。

彼のような政治家は、
Vision &Tomorrowが明確で、
そこにどう行きつくのかをしっかりと
考えているので、目標から遠のくような
目先の成果に目を奪われない
(もちろん高額な政治資金パーティーもしない)。

このように先々のVisionを明確にして、
マクロの視点を持って、
目の前の1つをクリアして行くことは、
そのVisionの達成に
より確実に近づいていることは
間違いないだろう。

V&Tプレゼンの後半は弊社役員の
プレゼンテーションも行われる。
その内容は自分のことだけにとどまらず
会社がこれからどうすればさらに
よくなるのかということまで考えて発表する
(私にとっては耳に心地よいプレゼンなのだ)。

こうした全体を見る力は国会議員の彼と
同様にVision &Tomorrowが
明確でなくては描けない。

それらを弊社社員が持てていることは
恐らくV&Tプレゼンの
たまものと言っていいだろう。

V&Tプレゼンでは、会社を構成する
スタッフひとりひとりが意識を高く持ち、
成長していく先を見据え、
さらにはお互いに
良い刺激を与え合ってくれる。

こうした相乗効果が
V&Tプレゼンの内容を濃くし、
さらには会社の組織の質を
向上してくれるのだ。

まさにVision&Tomorrowプレゼンこそ
シナジーを生む根源と言っていいだろう。

syn (1)

社員によるV&T

syn2

全社員が聴講する

syn3

パンアキモトの秋元社長も御来席

syn4

V&Tを聴講する各社長

syn5

最優秀プレゼンテーターと記念撮影

ページTOPへ
シナジースペシャル

06/30
2014

syn (1)

良知の発現!三尺三寸箸会議

世の中には多数の経営者がいるが、
実はその中の9割の経営者は
まだまだ未熟なのだ
(もしかしたら、9割どころ
ではないかもしれないが…)。

経営者が集い、お互いの経営論を話し合うと、
その内容の9割が「理論性重視」、
「知識やノウハウの誇示」、
「売り上げ注力主義」と言っていいだろう。

では、ある程度よしとされる1割の経営者は、
どのような考えのもとに経営を
しているのだろうか。
そのヒントを鍵山相談役の配信メール
「一日一話」の一文から読み解ける。

“慮(おもんぱか)らずして知る、
これ良知なり”という言葉だ。

鍵山相談役曰くこの言葉は、
「これが正しいか正しくないかということを
いちいち考えたり、人に聞いてみたりしなくても
常識でわかる、これが良知だ」という。

たとえば、“良知”を理解できていない経営者は、
社会的に正しいかどうかの判断ではなくて、
自社経営に有利か、利益があるかを先行して
考えてしまうわけだ。

つまり、人間にはもともと、考えなくても(?)
それが社会的に正しいかどうかを判断する能力は
身についているということ。
良知を理解しない人は、自身の私欲が
加味されてしまって、良知が曇ってしまうのだ。

こうした経営者が9割を占めるわけだから、
その人たちが少しでも“良知”を出現させ、
磨くことができるようにと“三尺三寸箸会議”
というものを考えてみたのだ。

三尺三寸箸会議では、自社のことではなく、
仲間の会社のことを考え、発信する。
したがって、“私利私欲”はそれ程働かず、
客観的な発想ができるのだ。
この客観する発想の訓練が、
自社にも活かされるようになる。

また、会議に集う経営者たちの立場や状況
(年齢や会社の業態など)がそれぞれ違う
ことも大きな意味がある。

それぞれの立場が違うからこそ、
思いもかけない角度からアドバイスや
客観的意見が投げかけられ、
限られた領域での発想から、
広域的発想が身に付くのだ。
そして、このくり返しが次第に“良知の発現”
につながるっていく。

ひいては、こうした訓練が人を磨き、
やがては1割の高いステージに位置する
経営者を生んでいくことにつながるのだ。

一時的に儲けるようなビジネスではなく、
永続的に続くビジネスをしていくためには、
見透しの良い“良知を発現”させて、
人としても経営者としても自身を磨き続けて
いくことが必要不可欠と言えるだろう。

syn (1)

三尺三寸箸

syn (2)

三尺三寸箸会議

syn (3)

それぞれの経営者の意見を聴く

ページTOPへ
シナジースペシャル

06/23
2014

synTOP

A Hard Day’s Nightミーティング

先日、大満足の内に終わったイギリス視察ツアー。
その振り返りをするために、
西麻布ブリティッシュパブにツアー参加メンバーが集まった。

大体にして私の海外視察ツアーは
ハードだと言われるのだが、
今回のイギリスツアーはまさに“Hard Days”!

何しろ見るものが全て充実していたし、
イギリス料理は毎日食べるにはちょっぴりヘビーだったし…。
ビートルズの名曲に因んだ
Hard Days Night Hotelに宿泊したこともあり、
振り返りの会合を“A Hard Day's Nightミーティング”
と命名したわけだ。

今回のイギリス視察で実感したことと言えば、
イギリスという国の歴史と品格だろう。
通常の観光ツアーでは
なかなか入れないところを訪問できたおかげで、
建物にさえ品格漂う大英帝国の栄光を
深く感じることができたのだ。

オックスフォード大学では、
数百年前の書籍がぎっしりと収蔵された図書室を見学。
さらに、文武両道の学生(紳士)と認められないと
入会できないという、
ビンセントクラブにて食事を摂らせてもらった。

そして入会審査が極めて厳しいという
ナショナルリベラルクラブに
ガイドの高橋氏のおかげで
入ることができたのだ。

そしてイギリス紳士の多くいる中で
食事をさせていただき、
その品格を肌で感じる機会を得た。

現在は国会議事堂として使用されている
ウェストミンスター宮殿のその一部が
あの有名なビッグベンだったのだ。

という驚きの発見をし(これは私だけ?)、
その風格に改めて感じ入った。

並べればまだまだあるけれど、
私が感心したのは歴史ある街並み、
建物、そこに居る人全てに品格があること。

例えば“The DOVE”という17世紀から続く
テムズ川沿いの有名なパブでも
食事する機会があったのだが、
私たちが着席して食事し、
お酒を楽しんだ2時間の間、
ずっと立ち飲みしている紳士達がいたのだ!

立ったままお酒を片手に語り合う彼らの姿は、
風格あるパブとぴったり馴染んでいた。
この人たちの品格こそ、
この街の歴史と品格となっていることがよく理解できた。

実は、こうした「なかなか行けない場所」
を訪ねることができたのは、
ツアーガイドを務めてくれた
高橋三郎氏が“ラガーマン”だったからだ。

イギリスでは国技としてラグビーの人気が高く、
その競技者も紳士として迎えられることが多い。
彼がラグビーをしていたおかげで
様々な紳士と知り合う機会があり、
またその伝手で今回の訪問先に行けた
ということのようだ。
ここで改めて三郎氏に感謝したい!

人の縁、そしてイギリスという国の歴史と品格。
全てが相乗効果となって
今回の言葉に表せない満足感につながっている。
西麻布でのA Hard Day's Nightミーティングで、
改めてそれを確認することができたのだった。

syn (1)

今回のガイド、高橋三郎氏!

syn (2)

立ち飲みを楽しむ紳士達

syn (3)

ナショナルリベラルクラブにて

syn (4)

ハリーポッターの撮影に使われた食堂

syn (5)

図書館もこの風格である

syn (6)

オリジナルカクテルを片手にミーティング

syn (7)

朝食後のミーティング

syn (8)

イギリスの食事が続くとハード…

ページTOPへ
シナジースペシャル

06/16
2014

syn (1)

“不都合、好都合主義”

「渡る世間は鬼ばかり」で有名な赤木春江さん。
なんと今年で90歳だというのだ。
このところ数々の賞を受賞されているのだが
先日、ラジオ収録のために
お会いする機会があったので、
これまでの女優人生についてお聞きした。

その中で印象的だった言葉が、赤木さんは、
「来る仕事は全て感謝して受けている」
という言葉。さらに、
「一番の喜びはお客さまに拍手をもらうこと」と語り、
女優業を「大変だけどいい仕事だと思う」と締めくくった。

私はそのお話を聞いた途端、
「大変だけど」ではなく「大変だから」
なのではないかと感じた。
大変だからこそ真剣に向き合い、
いろいろな役をこなしてきたからこそ、
90歳になっても活躍し続けていられるのだ。


そういえば鍵山相談役も似たようなことを言っていた。
「鍵山秀三郎の一日一話」という
メールマガジンの中でのこと。

タイトルは“不都合をばねに”。

「好きなものばかり食べておりますと、
人間の身体も不健康になります。

好き嫌いせずにバランスのとれた食事を
摂るからこそ健康を維持することができます。

企業・ビジネスも同じです。
好き勝手に経営し、
ビジネスを展開していては良くならない。

不都合なことも受け入れて
工夫改善するところに新しい細胞が
生まれてくるものです。
不都合は会社を強くする。」とある。

不都合があるからこそいい会社になる。
不都合を不都合とせずに甘んじて受け入れていき、
創意工夫していくことで
新しい何かを修得することにつながるのだ。

自社のビジネスを振り返ってみても、
まだ経験をしたことのない
クリエイティブのお仕事を頼まれた際には、
自分たちのドメイン(生存領域)を
広げるチャンスと考えてあえてチャレンジしてきた。
それが新たなノウハウの構築につながったということだ。

「大変」や「不都合」をいとわずに、
積極的に新たなメディアを取り入れたり、
WEBの可能性にチャレンジしたり。
そして頼まれればイベントの企画まで手掛けてきた。
そうしてきたことで
お客さまから評価される力を身に付けることができたのだ。

挑戦し続けたことで、
結果的に弊社の人的ネットワークや
クリエイティブワークでのノウハウを
拡大することができたのだ。

大変さ、不都合なことをいとわずに
チャレンジする。

この「不都合、好都合主義」こそが
強い人づくり、社会づくりの秘訣に思えてならない。

syn (1)

御年90歳の大女優、赤木春江さん

syn (2)

女優業を語る赤木春江さん

Exif_JPEG_PICTURE

「一日一話」の鍵山秀三郎氏

ページTOPへ
シナジースペシャル

06/09
2014

SYN (4)

エジンバラ・リバプール・ロンドン視察ツアー

1996年の台湾視察から始まり、
今年で19回目になる海外研修ツアー。
今回の舞台は、ロンドン、リバプール、エジンバラ
(実際に巡ったのは逆の順番だが…)!

この海外研修ツアーでは、
「その土地(国)の文化を見て・知って・体感する」ことを
テーマとしている(もちろんビジネスに役立つ視点でだが…)。

その点、3つの都市はどれも“イギリスならでは”が詰まっており、
今回のツアーにはうってつけなのだ。

では、興奮さめやらぬ内に、
巡った場所を一部ご紹介しよう。

まず、スコットランドの首都であるエジンバラでは、
広さ160ヘクタールを誇る
「クレイジンズファーム」で農業視察。

その後、「グレンキンチー蒸留所」で
本場のスコッチ・ウィスキーの蒸留行程を見学した
(どちらかというとこっちが本命だったり?)。

次に訪れたのは、
イングランド北西部の中心都市であるリバプール。

ここは何といっても世界的ロックバンドである
「ザ・ビートルズ」誕生の地として有名だ。

そのビートルズをテーマにしたホテル
「ハードデイズナイトホテル」に宿泊し、
その隣になるライブハウス「キャバンクラブ」も体験し、
ビートルズ尽くしな1日を堪能してきた。

そして3つ目の都市は、
イギリスの首都であるロンドン!

ここでは、この都市を拠点として300年以上の歴史を誇り、
昔も今も愛され続ける老舗百貨店
「フォートナム・アンド・メイソン」や、
同じく高級老舗百貨店「ハロッズ」を視察してきた。

この他にも、かつては女人禁制だった
会員制クラブ「ナショナルリベラルクラブ」や、
イギリスが発祥のパブ体験など、
とにかく盛りだくさんのツアーだった。

さて、最初にも少し触れたが、
毎年の海外研修ツアーで大切にしているのは
「見て・知って・体感する」こと。

なぜなら、生で触れた海外の文化は、
日本との違い(文化・価値観)をよりリアルに、
ダイレクトに知ることができるからだ。

また、その経験が、結果的に
世界をマクロ的な視点で見るときの指標にもなる。

つまり、日本と世界を比較し続けることで、
ビジネスや物事を客観的に見ることができるということ。

また、俯瞰してみることで、
今後自分が学ぶべきこと、
大切にするべきものも見えてくるのだ。

そして、その価値観は、
選ばれ続けるビジネスを考える上で
大切な要素となるのだ。

この体験ツアーが結果として、
ビジネスに限らず
様々な相乗効果をもたらすことは間違いない。

さて、来年はどんなテーマを持って
どの国に足を運ぼうかな?

SYN (1)

Mr.セイージ大活躍!

SYN (2)

こ~んなに広いファームを見学!

DSC01854

ファーム内ではカフェコーナーも。

SYN (4)

スコッチウィスキーの歴史は深い!

SYN (5)

ウィスキーの芳香に誘われ…

SYN (6)

Mr.セイージもご満悦の表情

SYN (7)

ハロー、『ザ・ビートルズ』!

ページTOPへ

BACKNUMBER

ページTOPへ