11/05
2013
ドリー・ファンク・ジュニアから学ぶ40年間
えっ! ドリー・ファンク・ジュニアがリングでプロレスを!
え~~~うそだろう?
弟のテリー・ファンクとタッグを組んで…。
ドリー・ファンク・ジュニアは、72歳だよ。
先日、BUSINESS LAB.に登場したTBSラジオの大沢悠里さんとか、
「俺のフレンチ」の坂本社長の年齢だよ。
あっ! その72歳をボディスラムでリングに叩きつけた!
あちゃ~~72歳のおじいさんを叩きつける日本人レスラーもひどいねぇ~。
それにしても、ナマでのプロレスは迫力がある
(ちょっとスロービデオを見てるみたいだけど…)。
あれっ!? ナマプロレスって初めてだったかなぁ~??
とにかく、72歳のドリーのプロレスをナマで見れるとは…。
お~、お決まりのスピニング・トーホールドだ! これだよねぇ~ドリーといえば。
それも兄弟でのスピニング・トーホールド。
さすがに演出するねぇ~。
そういえば、ジン・キニスキーからNWAのタイトルを獲った時も、
このスピニング・トーホールドだったかなぁ~…。
40年以上前では、さすがに忘れてしまった。
私がNWAのチャンピオン、ドリー・ファンク・ジュニアを
ハラハラドキドキして見ていたのは、中学生から高校生の頃(1970~1973年)。
ジャイアント馬場とも、アントニオ猪木とも
チャンピオンベルトを賭けて戦っていたのだ。
当然、それを真剣に見ている私の手にはたくさんの汗が…。
だって、その頃の日本は、何てったって発達途上。
いろいろと演出のあるプロレスだって、日本人選手がアメリカ人選手と
渡り合って戦っている姿は、どうしたって応援してしまう。
それから40年が経ったのだ。
その40年の間に経済バブルが到来し、崩壊。
さらにITバブルも到来し、崩壊した。
そして、リーマンショック。
東日本大震災まで…。
40年間は長い! いろいろなことが起きて当然だ。
好景気だって続かない。
会社の調子だって、ず~っと右肩上がりとはいかない。
カラダだって、ず~っと健康だとは誰も約束してくれない。
安全だと繰り返していたものが、実は全然安全ではないこともよ~くわかった。
いかにその浮き沈みを知り、身の程を知り、謙虚に展開していくか。
数字ばかり追いかけないで、いかに意味あるビジネスをするかだ。
40年間を振り返っただけでも、歴史はいろいろなことを教えてくれている。
少しは私たちも、ビジネスにおいてはその学習効果を活かさなければ…うんうん。
それにしても、その40年間、リングに上がり続けていた(?)
ドリー・ファンク・ジュニアはスゴい!
私も、その頃までは社会のリングに上がり続けていたいものだ。
身の程を知り、謙虚に…ははっ! なかなかできないんだなぁ…これが。