これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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先取りビジネストレンド

01/15
2018

tre

流れに乗るなら有機3倍!

このところのビジ達では「機械的組織」
「有機的組織」という話をよくしている。

簡単におさらいすると、機械的組織とは、
ルールや伝統を重視する、ヒエラルキー型の組織。
有機的組織とは、年齢や社歴に関わらず、
プロジェクトごとにリーダーを立てる、
フレキシブル型の組織のことである。

しかしどんな企業にも、
管理しながら進める機械的部分と、
柔軟に対応する有機的部分があるといえる。
ここで重要なのは、そのバランスだろう。
これまでの企業のあり方は、8:2で機械的部分がほとんどだ。

だが、これからの時代を生き抜く
フレキシブル型の組織を考えるならば、
そのバランスを変えていく必要があるのだと私は思う。
8:2から4:6へと、機械的部分を4割に抑え、
有機的部分をこれまでの3倍にあたる6割にしていくことが、
選ばれる企業への道なのだ!
(だから、有機3倍ってこと)

では、なぜ今それが必要なのか。
これまで何度か紹介した、中島流“パラダイムシフト75”では、
「時代の価値観は75年周期で大きく変わる」と考える。
つまり変化の過渡期は75年ごとに訪れるってこと。
そしてまさに
今年2018年はその過渡期だといえるのだ。

そんな中で、
変化のスピードが早くなったなと感じる出来事があった。
それは、落合陽一氏という研究者であり
メディアアーティストの存在である。
弱冠30歳という若さでありながら、
筑波大学で教鞭をとり実業家としての顔も持ち、
アートとテクノロジーと科学を掛け合わせた価値観で活躍している。

奇才とも呼ばれる落合氏だが、彼は決して特別な存在ではない。
確かにその実力は稀ではあるが、
彼のように若くして時代をつくる人が出ること自体は、珍しくないのだ。
これからの時代を築くのは、
20代半ばから30代前半の
リーダーシップにあると言っても良いのではないか。

彼らは生まれた頃からインターネットがあり、
様々ないまどきの機器と共に育った世代だ。
そんな次世代のリーダーたちだからこそ、
ビジネスの観点からも目を見張るものがある。
そこで今、私たちに求められることは何か。
それは変化の流れに合わせ、
有機的組織に向け舵をとり、若いリーダー達を
知識と経験を持って重厚に支えていくことだろう。

目指すは“キカイ4:ユウキ6”のバランス。

“ユウキ”といえば、
その昔「少年ジェット」の主題歌にこんな歌が。
ユウキだ力だ誰にも負けないこの意気だ、ヤア♪
白いマフラーは正義のしるし…。

時代は変わっても“ユウキ”は大切ってこと。
ということで、改めて皆さんと一緒に唱えたい。
「流れに乗るなら有機3倍!」

tre

ああ懐かしき少年ジェットよ!

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2018年は過渡期にあり!

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