これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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選ばれる仕事道

12/01
2025

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NEW

ロンドンから見るジブリの波。 日本の文化であり価値観を、どう継承する?!

スタジオジブリの公式ショップがロンドンにオープン?!
ファンたちがオープン3時間も前から並んでいたという。
(へ〜英国の人たちもジブリに並ぶんだ!)

さらに、日本の大相撲や音楽イベントが
英国内で注目を集めていることも、
こうした文化交流の一端として、
世界における日本文化の地位を高めている。

そして、日本のインバウンド旅行者は、英国人も含め、
なんと年間4,000万人を超えようとしているのだ。
(この現象を、いいことと捉えて…)

日本は海に囲まれた国であり、長きに渡り独特の文化が
育まれてきたことは間違いないが…
なぜここまで日本の文化が世界に注目されるのか?!

その育まれた文化は、日本人なればこその価値観があり、
今後の世界に何らかの意味をもたらすのかもしれない?!


【日本のポップカルチャーが世界に広がる!】

スタジオジブリの公式ショップがロンドンにオープンしたことは、
日本のポップカルチャーが国境を越え、
世界中で強い影響力を持つ証拠でもある。

800種類以上のジブリ商品が並び、
ファンたちが開店前に3時間も行列を作った光景は、
日本文化への深い愛情と共感を物語っている。

この現象は、単なる商品展開を超えて、
日本の精神性や価値観が
世界の人々に伝わっている証拠なのかもしれない。


【日本文化の地球規模での影響力の高まり】

近年、アニメ、漫画、音楽といったサブカルチャーを中心に、
日本文化への関心は著しく高まっている。
特に、ジブリ作品は、その美しいアニメーションと
深いテーマ性から、単なる娯楽を超え、
人生や自然とのつながりを考えるきっかけとして、
多くの人に受け入れられている。

『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』は、
ただの映画ではなく、日本人の自然観や心の持ち方を
映し出す文化的遺産ともいえる。

今回のショップオープンは、ジブリが映画だけにとどまらず、
ファッションやアート、商品展開にまで
その世界観を広げている証拠であり、
日本文化の多様性と魅力を端的に示した出来事なのだ。


【海外市場への影響と日本文化の価値と伝承】

スタジオジブリの成功は、日本の文化やクリエイターにとって、
新たな投資やコラボレーションの機会をもたらすとともに
世界中の人々が日本の多様性に触れる契機となるだろう。

特に、ジブリのようなコンテンツは、
その精神性や美意識を伝える窓口として、
国外での文化的交流の促進にも寄与している。

日本の文化は、自然との調和や“和”の精神、
職人の技といった本質的な価値観に根ざしている。
未来においても、日本文化の魅力と価値観は、
国内外の人々の心に響き続けるものでなければならない。

↓ ↓ ↓

私たちが持つこの固有の文化と価値観を、
次世代にどのように継承し、活かしていくかが
日本の文化を世界に発信し続けるための大きな課題となる。
その対象となるのは、Z世代、α世代となるのだろうか?!
もしかしたらβ世代?(まだそのほとんどが産まれてないけど…)

このデジタル化、AI化の波であり、
今後の“教育の課題”を抱えた状態で、この固有の文化と価値観は、
果たして次世代に継承できるのだろうか?!

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国境を越える日本のポップカルチャー

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選ばれるビジネス

12/01
2025

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美味しいコメは、食べ続けたい! 今こそ、日本の農業のリデザイン。

北海道十勝、それも日高山脈の麓の農家で育った私としては、
東京でコンサルとして“もの書き”をしながらも
いつの間にか“日本の農業のこれから”を考えてしまう。

小さい頃は、トラクターも無く
馬が十勝の農業を支えていた時代も経験している。
機械化されていない農業がどれほど大変で、
その大変さの割には、リターンとしての収穫が少ないか?!

ただ十勝の畑作農業であり酪農は、
その産物が日々の食生活を支えてくれることで
辛うじて生活は確保されていたのだ。
(うんうん、かけがえのないいい体験をさせていただいた…)

さて、それから60年以上の歳月が流れ、
この変化の時代に、あの非効率だった農業が
テクノロジーの力でどのように効率化されているのか?!

この島国ニッポンにおいて、農業の活性化は
食料確保のためにも重要なファクター。
そして今後の農業に従事する人材の確保のためにも、
令和時代における農業の効率化は試金石とも言えるのだ。


【効率化の鍵→分業と外部委託化・バーチャル大規模化?!】

今の日本の農業は、多くの小規模な個人経営に依存していて
生産性の向上が課題となっている。
農作業を一人で担うことが一般的だが、
このスタイルでは機械導入が難しく、
生産効率がなかなか上がらない。

そこで、プロフェッショナルによる分業体制が求められている。
作業を専門化し、一部を外部業者に委託することで、
作業負担を軽減しつつ、コストを下げ、
収量・収益を向上させることが可能となる。


事例◆ドローン農薬散布防除サービスの活用(オプティム)
→ドローンに搭載されたカメラ映像をAI分析して
病害虫が検知された箇所のみ農薬を散布するサービス

日本では、農場単位での大規模化が難しいと言われている。
しかし、作業の外部化・集約化を行うことで
“バーチャルに大規模化”が可能になる。

企業が、作業面での統合を図り、
効率化を進めることで、大規模化が進展すると考えられている。
これにより、単体作業コストが低下し、
“楽しく稼げる”農業が実現され、若者の参入が促進される。


【次世代の育成と技術的支援】

次世代の農業担い手の育成も大きな課題。
北関東では、自社農場で農業に興味のある若者を
採用・育成する取り組みが行われている。

独立しづらい現状を踏まえ、安定した雇用や研修制度を通じて
学びの機会を提供し、将来的に地域で生産者として
独立できるよう支援している。

また、スマート農業技術やAI、農業DXの導入は、
こうした育成のしやすさと効率化を後押しし、
産業の若返りを促進している。


【政策改革とテクノロジーの役割】

政策や制度改革も農業の転換において重要な要素。
特に、米問題を中心とした農政の課題に対し、
制度変更を伴う改革が必要となる。

テクノロジーの役割は非常に大きく、
AIや農業DXが産業構造の更新における鍵となるのは間違いない。
これらを活用することで、生産性向上のみならず、
持続可能な農業の実現が大きく進むと期待されている。

↓ ↓ ↓

うんうん、まさに日本の農業は、ここが試金石。
ここで制度の改革も含め変われないことには、
日本の農業の未来に期待することはできなくなってしまう。

やっぱり日本の食べ物は、魚介類含め安心で美味しいからね。
さて、私に何が手伝えるだろうか?!

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農業の活性化は重要なファクター

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はなまるア・ラ・カルト

11/25
2025

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鍵山秀三郎相談役から学ぶ その2 「大切なことほど数値化できない!」

鍵山秀三郎『凡事徹底』
テーマ/『数値化』

「学問的な能力だけを判断基準にしてきた社会風潮が、
世の中の乱れを引き起こしてきた原因だと思います。
学問的な能力は、数値化することが可能です。
数値化すると測定しやすく、順位が決めやすい特徴があります。
しかし、大切なことほど数値化できないのも現実です。
大切な人間性や人柄をおろそかにしてきたそのツケが、
現代社会の問題となっています。」
(鍵山秀三郎著『凡事徹底』「一日一話」PHP研究所刊)

何でも数値化し、比較して優先順位をつけて…
これが当たり前であり、これがいまどきの常套手段。
さて人の可能性に対してどう測ったらいいのだろうか?!
人間力は測れるのだろうか?!
2007年に出版された拙著
『非効率な会社がうまくいく理由』に書かせていただいた
“イエローハット”の創業者・鍵山秀三郎相談役の話には
以下のようなものが…

【私にできることは掃除しかありませんでした!】

時代は高度成長期に差し掛かった頃で、どこの会社も人手不足。
生まれたばかりの零細企業だったローヤル(イエローハット)には、
なかなか人材が集まらない。
そんな状況下で、入社を希望する人は、
様々な企業を転々としてきた人が多く、
気持ちも荒んでいたという。

営業から帰ってくると、外回りでの嫌な体験から
カバンを机の上に放り投げたり、
机を蹴っ飛ばしたりする社員もいた。
こうした光景を見ていた鍵山社長は、社員の荒んだ心を癒し、
穏やかにすることが会社にとってまず必要なことだと考えた。

しかし、言葉で直接注意したり、
文章で伝えることが苦手だった鍵山社長は、
普通の経営者では考えつかない行動に出た。
それが“掃除”だった。
出社してくる社員が汚れやゴミを目にしなくて済むように
職場環境をきれいにしておきたかった。
きれいな職場になれば人の心は落ち着き穏やかになると
思って始めたという。

休日も返上し自分の家族まで使い、
とにかく社内をきれいにすることを心がけた。
でもなかなかこの思いは社員には伝わらなかった。
掃除などする時間があるなら
一つでも売り上げを伸ばす努力をするべきだと。
うちの社長は“掃除”しかできないと
社員たちは陰で社長を批判した。
何度もやめようかと思ったという。
それでも私にできることは“掃除”しかありませんでしたと。

【たかが掃除、されど掃除!】

数値化できない人間力や人柄こそが
現代社会においてますます重要になっているのだ。
鍵山相談役から教わった“掃除” の実践は、
数字では測れない心の穏やかさや誠実さを学ぶための行動。
“たかが掃除、されど掃除”である。

時代の変化とともに、売上やランキングといった
数値だけでなく、相手の人間性や信頼感といった
目に見えない価値を察知する感性を養うことも求められている。

↓ ↓ ↓

あなたもそろそろ鍵山流の“徹底した掃除”に
チャレンジしてみませんか?!
毎月第3木曜日午前5時50分、
新宿歌舞伎町シネシティ広場で待ってま〜す。
(場合によっては、新宿東口広場の時も)

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“掃除”がもたらすものとは

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選ばれる仕事道

11/25
2025

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ジャパネット躍進の承継! 高田 明氏の“経営者の決断”。

“おーここがジャパネットの本社。
まずはこの本社前で集合写真でも撮ろうか…”なんて言っていたら
いつの間にか現れたのは、高田 明創業者。
ということで、高田氏の出迎えに恐縮しながらも
その集合写真にも入ってもらった次第。
これが今回の経営者会議リトリートのスタートだった。
(マコっちゃん、J1昇格の天王山対戦含め、ありがとうございます)

ベテランのスタッフに案内していただきながら
ジャパネットの歴史を辿る話はもちろん
ナマ番組のスタジオ撮影風景も視察させていただいた。
そして高田 明創業者の“経営者の決断”の話も
聴かせていただいたのだ。
※以下はその時の話もあるが、『私の履歴書』(日経新聞)より

その1◆2012年の恒例の大忘年会で…
(2012年決算で360億円ダウン)
来賓の有力取引先や社員を前に
“来年、経常利益ベースで最高益を超えられなければ
社長を辞めます”と宣言。
突然の発言に会場は静まりかえった。
社員の多くも驚きの表情で私を見ている。
副社長の旭人(長男)氏は
“何もこんなところで言わなくても”と思ったらしい。

その2◆2013年の利益は…
結局、前年より81億円多い154億円となり、
目標の136億円を上回った。
一番うれしかったのは、最高益更新の立役者が
旭人氏を中心にした社員たちだったこと。
若い社員たちが底力を見せてくれたのだ。
明氏は社員の労をねぎらうため特別ボーナスを出したという。

その3◆変化への対応力は…
経験を引き継ぐ過程で育成される。
その意味で“事業承継”には、継がせる方にも覚悟がいる。
旭人氏が大きく伸びたのは東京オフィスを任せたとき。
1日に1商品だけを集中販売する“チャレンジデー”の企画を
旭人氏らが提案したとき、明氏は大反対した。
だが何度却下しても旭人氏は諦めない。
他のテーマの会議の席で、その企画を蒸し返した旭人氏に
“その話は終わった”と怒鳴ったこともあったという。
それでも最後にはゴーサインを出したのは
“会社を背負う”という強い気持ちを感じたからだと。

その4◆2014年の早春…
前年の最高益更新の勢いのまま
生き生きと働いている社員たちを見ていて、
社長をあと2年も続けなくてもいいのではないかと…。
“話が違う”と尻込みする旭人氏を
“もういいだろう?!社長やれるだろう?!”と説得し、
1年前倒しして2015年1月15日に社長を退くことを決めた。
“創業者の引退がジャパネット最大のリスク”
と危ぶむ声もあったが…
“まだまだやれる”と自分を過信するようになるのが一番怖かった。
旭人氏を後継者にしようと腹をくくってから
会社の株式の譲渡も終えていた。
中途半端に影響力を残したくなかったので、
権限移譲には、ためらいはなかったという。

↓ ↓ ↓

高田 明創業者のまさに“経営者の決断”がここにある。
素晴らしい!
実は、2日後のJ1昇格を争う
V・ファーレン長崎と水戸ホーリーホックの天王山にも
高田 旭人社長はもちろんだが、高田 明創業者も足を運び
会場の多くの応援団にその笑顔を見せていた。
→2対1で勝利…J1昇格も間違いないだろう!

私も創業者として、約10年前の後継者への引継ぎ方で、
注目されることも多いが、
高田 氏はこれだけの企業を一代で創り上げ、
この承継の仕方含め、経営者としての美しさがある。
この“経営者の決断”を多くの創業経営者にも伝えたいのだが…

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長崎スタジアムシティで盛り上がった

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シナジースペシャル

11/17
2025

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AIスキルの可視化で先手を打つDeNA!

このところ“ビジ達”でAIツールやAIスキルの
重要性を語ってきた中、ついにDeNAが先手を取って
“AIスキルの可視化システム”を導入した。
(2025年8月末から)

このシステムの導入により、AIに対する社員の意識が高まり、
DeNAのAIに関わるさまざまなスキルアップと
生産性の向上につながることが期待されている。
→まぁDeNAは、その事業内容においてもAIは近い存在だし、
AI活用を今後の命運を分ける大戦略にも位置づけているという。


【AI活用レベルを5段階で評価する“AI DARSスコア”を導入】

AI技術の進歩に伴い、企業は社員の
AI活用スキルの底上げを急務としている。
DeNAでは、社員一人一人のスキルを可視化するため、
AI活用スキルを5段階で評価する“AI DARSスコア”を導入。

この評価制度は、AIツールの利用率を測るのみならず、
新戦略の立案能力までを評価の対象としており、
組織全体のスキル向上を促進している。


◆DeNA全社のAIスキルを評価する指標
“DeNA AI Readiness Score(DARS)”。

レベル1◆社内推奨の対話型AIを一度は試したことがある。
(日常的には使っていない段階)

レベル2◆日常的に社内推奨の対話型AIを使っている。
出力をそのままコピーして使うだけでなく
状況に応じて精査して活用できる。

レベル3◆社内推奨の対話型AIだけでなく
各種社内推奨や内製 AIツールを用途に合わせて使い分け、
思考や行動の質を高め成果につなげている。

レベル4◆社内推奨のAIツール以外も
用途に合わせて積極的に 活用している。
再現性ある効率化や自動化ができ、創造性向上ができる。

レベル5◆自身だけでなく他者の生産性向上ができる。
AIを軸とした新たな戦略の立案ができる。


この指標を通じて、従業員や組織のAI活用状況を
定量的に把握する仕組みを構築し、
AIネイティブな組織への変革を加速するという。

【1】全社の生産性向上
【2】既存事業の競争力強化
【3】AIによる新規事業の創出とグロース
の3つの柱を軸に推進。

社員のAI活用推進の度合いを可視化するために、
AIツールの利用率を計測する企業は増えている。


【AIスキル向上のための具体的アプローチ】

とはいえ、DeNAではAIスキルの評価を人事評価とは
切り離して実施しているという。
これにより、社員は自発的にスキルを向上させる

環境が整っていることに。
各部門は自組織に合わせた具体的な手本を提供し、
社員が自らのスキルレベルを正確に把握できるようにしている。

特に、AIを活用した新規事業を戦略的に展開するため、
評価制度には抽象的な指標と具体例の両面が組み込まれており、
多様な職種に対応できるよう考慮されている。

キャリアアップの新たな指標としてのAIスキルは、
個人のキャリアアップの上でも重要な指標になりつつある。

↓ ↓ ↓

私たち中小企業にとっても、自社のビジネス内容に応じた
オリジナルのAIスキル指標を設定し、
活用方法を体系化することがポイント。

これにより、サービスや商品の差別化を図り、
生産性を向上させることが可能となる。

AI技術は特定の分野の業務効率化や自動化を可能にし、
新しいビジネスチャンスを生む基盤となる。
各部門が独自のAIスキル育成を進めることが
組織全体としての競争力の強化がつながるのだ。

従業員一人ひとりがAIスキルを高めることで、
企業全体が市場での存在感を増し、
新たなステージへ進むきっかけともなる。

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オリジナルのAIスキル指標を設定しよう

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