これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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11/10
2025

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NEW

ついにコンビニで、自動車販売?! 試乗会経由で想定外の成約率!

ファミリーマートが、店頭で電気自動車の試乗会を実施。
家に次いで人生で2番目に高い買い物といわれる
自動車を売り出すコンビニが現れた。
日常使いのコンビニで、
車を扱う販売手法を現実化したのは、ファミリーマート。

【期間中の試乗体験者数は300人超!】

今回、ファミマが売り出したのは、
韓国発の自動車メーカー
“ヒョンデ”の電気自動車“インスタ”だ。
4月から5月にかけて、東京都、神奈川県、千葉県、静岡県の
ファミリーマート10店舗の店頭で試乗会を実施。
実施した店舗の近隣エリアでも、
ファミマの店頭に設置されている大型サイネージ
“ファミリーマートビジョン”で“インスタ”の商品紹介と
試乗会の案内を放映し、参加を呼びかけた。

期間中の体験者数は、何と300人超え。
成約数も、試乗会経由で1週間以内に数10台。
従来の試乗会では稀な
“良い意味で想定外”の高い成約率だという。

購入者の多くは、以前から購入を検討していた層というが、
身近なコンビニでの試乗が、乗り心地の最終確認と
購入決断のきっかけになったという。

【新たなリテールメディアの可能性を示唆!】

近年、コンビニエンスストア業界では、
消費者の多様化するニーズに応えるために、
様々な新しい挑戦が展開されている。
特にコンビニ大手各社は、それぞれ差別化された戦略をもとに
新しい商品やサービスを提供し始めている。

ファミマは、店頭での電気自動車試乗会を通じ、
新たなリテールメディアの可能性を提示した。
コンビニが、自動車という高額商品の
試乗機会を提供することで、購買のハードルを下げ
購買意欲を高める新しい販売手法を実現したのだ。

またデジタルサイネージ“ファミリーマートビジョン”
を活用することは、新たな収益モデルの試金石であり、
店頭商品への付加価値を大きく向上させることにつながっている。

特に、日常的に訪れるコンビニを利用することにより、
消費者が気軽に電気自動車の魅力を
体験できるように工夫されている。
この試みは、“ヒョンデ”が販売代理店を通さず
直接販売するという戦略と合わせて
実車体験の機会を提供することで、消費者への訴求を図っている。

試乗会実施後の成約率が高かったことは、
この販売戦略が効果的であったことを物語っている。

↓ ↓ ↓

これらの新たな取り組みにより、コンビニは、
単なる“便利な場所”から、地域社会にとって
不可欠なインフラへと進化を遂げている。
未来のコンビニは、AIやIoT技術も取り入れ、
よりパーソナライズされたサービスや商品提供が
可能になるのだろう。

特に、今回の自動車販売における手助けは、
従来のイメージを覆す革新的な取り組みとして注目されている。
ファミマが自動車販売協力を開始したことは、
コンビニ業界のまさに次なる進化の兆しなのかもしれない。

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コンビニ業界のチャレンジが止まらない

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先取りビジネストレンド

11/10
2025

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NEW

AIアシスタント“Alexa”の活躍は、これからがスゴい!

→アレクサ、今日午後の天気教えて!
→アレクサ、10分後に電気消して!
→アレクサ、ムードあるクリスマスソングかけて!
→アレクサ、瞑想やリラックスできる音楽を流して!
→アレクサ、トイレットペーパー1ダース注文して?!
今、あのアレクサが高齢者施設で活躍しているという。

Amazonの音声アシスタント“Alexaアレクサ”が
登場したのは、2014年11月。
(→もう10年以上経っていたのだ)
Amazonは、Echoスマートスピーカーとともに
Alexaを発表し、ユーザーが音声でさまざまなことを
指示できるアシスタントとして提供を開始した。

そして今、Amazonは法人向けプログラム
“アレクサ スマートプロパティーズ”を
日本でも2023年より提供開始。
企業や自治体など、さまざまな場所でAIアシスタントとして
“アレクサ”が活用されているという。
特に高齢者施設での導入が進んでおり、
見守りや介護支援のためのソリューションが展開されている。

音声AIアシスタントの特性として、
声だけで操作可能であることから、
操作が難しいと感じる高齢者にとっても優しい設計だということ。

【服薬・食事のリマインダーとコミュニケーションの活性化に!】

アレクサの活用は、日常生活の支援にも広がっている。
NTTデータの“ボイスター”ソリューションを導入した施設では、
服薬や食事、通院などのリマインダー機能を通じて、
高齢者に必要なアクションを忘れずに行う支援が行われている。
これにより介護スタッフの負担が軽減され、
現場での効率化が図られている。

そしてアレクサは、高齢者のコミュニケーションの
活性化にも寄与している。
“今日の天気は?” “今日の大谷翔平は?”など
高齢者が日常的にアレクサと話し、
情報を得ることができることで、
孤独感が軽減されるという成果も出ているという。

また、家族とLINEを通じて連絡を取り合う機能も提供され、
隔たれた場所に住む親族とも
スムーズなコミュニケーションが可能となっている。

AIアシスタントの普及が、見守りや介護に新たな道を開き、
関わる人々の負担を軽減するとともに、
高齢者のQOL(生活の質)向上に貢献していることが分かる。
今後、アレクサのますますの広がりと進化が期待できる。

【ホテルでも、館内情報や地域観光のお勧め情報も!】

実はホテルでも、アレクサとEchoを導入すると…
(すでにホテルでの導入も増えてきているという)
顧客がアレクサに音声で話しかけることで、
ホテルの館内情報や地域観光のお勧め情報などを
確認できるソリューションを提供できる。
インバウンドがここまで多くなってくると
多言語対応機能も拡張することで、
アレクサはさまざまな言語にも対応でき
コミュニケーション負荷のかからない旅行が楽しめるということ。

海外旅行でホテルや移動のレンタカーにもアレクサがあると…
“この街の注目の観光スポットは?”
“この地らしいランチの食べれるカフェは?”
便利でいいだろうなぁ〜

→アレクサ、“ビジネスの達人”で
2025年の年末にかけて喜ばれるタイトルを教えて?!
……
これはアレクサでなく、ChatGPTに投げかける質問かも?!

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さまざまな場所で活躍中

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はなまるア・ラ・カルト

11/04
2025

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鍵山秀三郎相談役から学ぶ-その1 「思いやりが伴ってこそ“教養”!」

鍵山秀三郎『凡事徹底』
テーマ/『教養』

「教養のある人とは、頭のよい人のことをいうのではなく、
思いやりのある人のことだ」と孟子の言葉にあります。
近年、学歴が向上した分だけ、
知識や資格を持っている人が増えてきました。

逆に、自分さえよければという
思いやりのない人も多くなっています。
たとえ高学歴でも、かならずしも教養のある人とは言えません。
思いやりが伴ってこその教養です。
(鍵山秀三郎著『凡事徹底』「一日一話」PHP研究所刊)

近年、教育の進展に伴い多くの人々が高い学歴を得て
さまざまな資格をも手にすることで
これが“教養”と思っている人が多くなっているのも確か。


【ChatGPT4oに聞いてみると…】

“教養のある人”とは、豊かな知識や幅広い教養を持ち、
礼儀正しく思慮深い人を指す。
知識だけでなく、文化や社会、歴史について理解が深く、
それを日常生活や人間関係に活かすことができることが重要。

また、他者への思いやりや謙虚さ、言葉遣いや態度に品性が現れ、
コミュニケーション能力も高い人。
(さらに…)

教養のある人は、自己研鑽を絶えず続け、
新しいことにも積極的に学び続ける姿勢を持っている。
これらの特性は、相手への敬意や場の空気を読む力など、
人間的な魅力と結びついている。

教養は生まれ持ったものだけでなく、
意識的に身につけることができるものであり、
社会的な信頼や尊敬を得るための土台ともなるだろう。

→思いやりや謙虚さ、言葉遣いや態度に品性が現れ…
ふむふむ“品性”ねぇ〜(これは難しい)
ChatGPTもわかっているってこと。


【“イエローハット”の由来は、児童がかぶる“黄色い帽子”】

鍵山相談役(掃除に学ぶ会)は、1961年に
株式会社イエローハットの前身“ローヤル”を創業。
1975年に直営1号店“イエローハット宇都宮南店”を開設。
1993年には電子部品製作会社の田中義人代表と共に
第1回“掃除に学ぶ会”を開催。

そして1997年にはイエローハットは東証一部に上場。
その後、店舗網を拡大し2025年には国内店舗数は749店舗に。

◆社名“イエローハット”の由来は、
通学時に児童がかぶる『黄色い帽子』。
モビリティ社会に携わる企業として、
人とクルマの心地よい共存関係と
すべての方へ“交通安全”を願う想いが込められているという。

この社名の由来だけを取り上げても、
鍵山相談役が事業を展開しながらも、
何を見据えて事業をしているのか、
その存在理由は何なのかを常に考えていたことがわかる。

↓ ↓ ↓

鍵山相談役が指摘するように、
“教養”とは、単に知識の多さや頭の良さではなく、
人に対する思いやりに基づくものなのだろう。

孟子の“教養のある人とは、思いやりのある人のことだ”は、
現代のように知識や資格の取得が重視される時代にこそ、
より意味を持つ言葉。

私たちはいつの間にか“人間力”の育成を
見落としてきたのかもしれない。
果たして、人間力はどう育めばいいのだろう。
古稀になってもまだ答えを持っていないのだが…


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先を見据えた鍵山相談役の言葉

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ファインスピリッツキーワード

11/04
2025

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“余計なこと”を言わない・しない! 七十にして、心の欲するところに従うと危うい?!

先にも論語の
『子曰く、吾れ 十有五にして学に志す。
三十にして立つ。 四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。 六十にして耳順がう。
七十にして心の欲するところに従って、 矩(のり)を踰えず』
を紹介し、私が古稀を迎えたこともあり
”七十にして 矩をこえず”について発信したが…

このところ70歳を超えた者として心がけているのは、
若い人たちに“余計なこと”を言わない・しないということ。

“七十歳にして、矩を超えない”
自分の欲望にも正直でありながら、
自然と倫理観に基づいた行動ができる状態?!

すなわち、長年の経験と知恵により、
無理なく正しい判断を下し、
徳を表す行いが自然にできるようになるのだと。

えっ?!欲望に正直にして倫理観?!…これは難しい!
これは孔子の時代の価値観であり、この実践はかなり高度なもの。

そこで中島流では…
大きな変化が伴うこの時代にあっては、
若い人たちに“余計なこと”を言わない・しないがテーマ。


【“余計なことを言わない”を実践してみた?!】

私が創業した会社の経営で
“余計なことを言わない”を実践してみたのだ。
約10年前に経営を30代前半の社内の者に任せたわけだが…

このコロナ禍もあり、アドバイスの少ない経営は
大変だったと思うが、その渦中でのさまざまな発想、決断が、
その後にいいカタチで反映したように思えるのだ。
(山田社長ご苦労さまでした!)

もちろん試行錯誤を繰り返したと思うが、
結果として自分たちでその先を見据え、
責任を持って経営してくれるようになったということ。

あと10年もすると(2035年)
ミレニアル世代、Z世代、α世代中心の社会が…
いや、Z世代、α世代中心の社会かも?!
彼ら彼女らの方が当然“未来”に近く、
その未来のためにも責任を持ってくれるはず?!

「余計なこと」すなわち
“お節介” “差し出がましい” “余計なお世話”

文脈によっては、
“出過ぎたこと” “蛇足” “無駄なこと” “ありがた迷惑”である。

これらに当たることを口にしないことが、
少々の失敗があったとしても
今後に対して責任を持ってくれる理由となるのだ。


【“余計なことを言わない”には、忍耐力が必要!】

実は歳取ってくると、意味ある経験、不要な経験含め、
さまざまな経験が蓄積される。
思わず必要・不要にかかわらず、
ここまで来れたことを正当化し、偉そうに語ってしまう。
時代背景も環境も違うのに、無責任に語ってしまうわけだ。

ということで、私は若い人たちに
“余計なことを言わない”を実践し、
若い世代にイニシアチブ(主導権)を渡してみた。
(もちろん大株主であっても…)

還暦を過ぎた私たち高齢者(まだ抵抗あるが…)が、
次世代に向けて重要な使命を果たすには、
“余計なこと”を言わない姿勢と“忍耐力”が必要となってくる。

彼らが下すさまざまな決断には、もちろん成功も失敗もある。
それによって試行錯誤しながらも、
やがて新しい時代をカタチづくってくれるはず?!

私たち高齢者は、自分の経験を活かしつつも、
若い世代の自主性を尊重することがポイント。
過度に介入せず、彼らの決断を信頼し、
対話を通じて支える姿勢が、
彼ら主体の時代をカタチづくるお手伝いとなるのだ。

結論として…
“七十にして、心の欲するところに従う”と危うい?!

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過度に介入しないのが大事

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先取りビジネストレンド

10/27
2025

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2035年の新消費・新社会をつくる ミレニアル世代、Z世代、α世代

「すでに起きている未来」
中島流では“すで起'未来”というが…

もう団塊ジュニアの人たちも“お役御免”の
令和時代が到来している。
まさに今活躍している50歳前後の方々には
申し訳ない表現だが、多分間違いないだろう。
そのくらい新しい価値観の時代が到来しつつあるということ。

未来のビジネスと社会のカタチを予測するにあたって、
ミレニアル世代、Z世代、
そしてα世代の特徴を捉えることは重要。
特にα世代の成長は未来の社会・経済動向を
大きく左右する要素といえる。

10年後の2035年を視野に入れ、
これからの世代がどのように新社会を形成していくのかを
考えることは、私たちにとって意義深い挑戦。

【新たな社会への存在意義とビジョンの再構築】

「人と文化の資本経営へ!」
Z世代とα世代は、彼らの独自の感性と行動規範によって、
これまでの常識を覆しつつある。
特にα世代は、親世代の影響を受けながら
デジタルネイティブとして育ち、
テクノロジーを自然体で使いこなしている。

このため、社会と企業は存在意義とビジョンを
再定義する必要に迫られ、
“人と文化の資本経営”に重きを置くことが、
重要となってくるだろう。

【平均年齢差が示す未来の方向性】

世界の人口約82億人の平均年齢は30.9歳と若いのに対し、
日本の平均年齢は49.8歳。
この約20歳の差は、社会的・経済的決断に
大きな影響を及ぼし、特にビジネス分野での競争力に
大きな影響を及ぼす可能性が高いのだ。
日本が遅れを取らないためには、
意思決定においてリーダーの世代交代が急務となる。

この変革の時代には、消費行動や働き方だけでなく、
物事の捉え方や判断基準が急速に変化している。
特に、SNS、AI、DXの進展により、
社会やビジネスの構造そのものが急速に変貌を遂げている。

このような環境の中で、Z世代とα世代の感性と行動規範が
2030年の新しいスタンダードとなり、
私たちの社会とビジネスの未来を
決定づけることになるに違いないのだ。
このように、新たな世代の価値観が世界をリードする
近い未来を見据え、日本は積極的に変化を受け入れ、
先導できる社会を目指す必要があるということ。

【“すで起'未来”を正視しての、あなたの決断が求められる!】

今こそ、リーダーとしての英断が求められるとき。
変化の激しい時代において、遅れを取るか、
先を見据えて動くかはあなた次第。
あなたの決断一つひとつが、会社の未来をカタチづくる。
これからの時代、柔軟に、新たな価値観を
受け入れる勇気が必要なのだ。
未来の社会とビジネスをリードするために、今すぐ決断を。
ちなみにあなたは、団塊ジュニア世代?!
それともミレニアル世代?!
まさか団塊の世代?!
この違いが、あなたの決断の意味が大きく変わってくる!
“すでに起こっている未来”を正視しよう!

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10年後の2035年を視野に入れよう

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