これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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先取りビジネストレンド

12/08
2025

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「地球の歩き方」から見える “趣味消費”の新時代。

あの「地球の歩き方」が益々活躍している。
先に“ビジ達”で紹介したときは、“ジョジョの奇妙な冒険”や
“ムー大陸”が登場したときだった。
もちろん、これまでの世界の都市の“歩き方”であり、
日本の都市の“歩き方”も紹介されているわけだが、
なぜか大きく売上に貢献しているのは、
これら異端の“地球の歩き方”だという。

今回の注目は、歴史時代シリーズ“ハプスブルク帝国” “戦国”
そして“ディズニーの世界”である。
これもGakken流では「地球の歩き方」となるのだろう。

「ヨーロッパの歴史には、栄枯盛衰の物語があふれている。
数多くの国でたくさんの王朝が生まれ、そして消えていった。
そんな歴史が果てしなく繰り返されてきた。
だが、例外もある。
11世紀に成立し、20世紀初頭まで連綿と続く血統を保ちながら
巧みな婚姻と政策によって、900年におよぶ長い歴史を刻み
常に歴史の主要な舞台に立ち続けた王朝があった。
それがハプスブルク家だ…」

これは“ハプスブルク帝国”のプロローグ。
えっ!900年も続いた?!
→ ハプスブルク帝国は、第一次世界大戦の敗北により、
1918年に最後の皇帝カール1世が退位し、途絶えたという。
(うんうん、面白そう!)

【“推し消費”は“趣味消費”!】

近年、私たちの消費スタイルは、
自らの趣味や興味にお金をかけるところへ変化している。
この傾向は特に、特定のテーマやキャラクターに関する商品の
需要が高まるカタチで現れている。
「地球の歩き方」が“ハプスブルク帝国”や“ディズニーの世界”
さらには“ジョジョの奇妙な冒険”などに関連した書籍が
多く売れる現象は、まさにこの“趣味消費”の
新時代を象徴するもの。

その代表的表現が“推し”。
“推し”とは、自分が特に好きな
キャラクターやアーティストを指すわけだが…
この“推し”に対する愛情や支持を具体化するため、
多くの人々が関連商品にお金を使うようになっている。
この現象は特にアニメやマンガのファンの間で顕著であり、
“推し”の関連アイテムを手にすることが、
彼らの喜びとなっている。
そうそう、フェスに参加してタオルを回すのも推し消費!

【「地球の歩き方」は、新たな“歩き方”を求められた!】

話を「地球の歩き方」に戻すが…
「地球の歩き方」は、実用性の高い旅行ガイドとして
長年支持されてきたわけだが、
あの“コロナ禍”により、海外ツアーがほとんどなくなり
窮地に追い込まれたわけだ。
そこで、編集部をGakkenにM&Aしたところから
「地球の歩き方」の新たな“歩き方”が始まった。

これまでの枠を超えた展開が求められたということ。
たとえば、“ハプスブルク帝国”に関する特集が掲載されると、
歴史や文化に興味を持つ人々がそのガイドを手に取る。
このような商品は、ただの情報提供という実用性だけでなく、
歴史に興味を持つ“推し”の精神を満たすものとして機能する。

また、ディズニー関連作品や“ジョジョの奇妙な冒険”など、
ポップカルチャーをテーマにした書籍は、
ファンにとっての“聖地巡礼”とも言える意味を持つ。
それらの書籍は、単なる旅行ガイドではなく、
旅行そのものを通じて自分の“推し”を感じさせる体験をも
提供することになるわけだ。

↓ ↓ ↓

このような“趣味消費”への変化は、
私たちの文化的価値観にも影響を与えている。
昔は“実用性”や“必要性”が重視されていたが、
今では“楽しさ”や“意味”を持つ消費が
求められているといっていいのだろう。
特にSNS時代の消費行動は、“推し”に基づく
趣味的なスタイルへと進化していくのだろう。
私たちのビジネスも、AIを活かしながらも
この消費行動を意識してシフトしていかないと
置いていかれるということなのだろう。

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「地球の歩き方」から見える消費傾向

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11/10
2025

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AIアシスタント“Alexa”の活躍は、これからがスゴい!

→アレクサ、今日午後の天気教えて!
→アレクサ、10分後に電気消して!
→アレクサ、ムードあるクリスマスソングかけて!
→アレクサ、瞑想やリラックスできる音楽を流して!
→アレクサ、トイレットペーパー1ダース注文して?!
今、あのアレクサが高齢者施設で活躍しているという。

Amazonの音声アシスタント“Alexaアレクサ”が
登場したのは、2014年11月。
(→もう10年以上経っていたのだ)
Amazonは、Echoスマートスピーカーとともに
Alexaを発表し、ユーザーが音声でさまざまなことを
指示できるアシスタントとして提供を開始した。

そして今、Amazonは法人向けプログラム
“アレクサ スマートプロパティーズ”を
日本でも2023年より提供開始。
企業や自治体など、さまざまな場所でAIアシスタントとして
“アレクサ”が活用されているという。
特に高齢者施設での導入が進んでおり、
見守りや介護支援のためのソリューションが展開されている。

音声AIアシスタントの特性として、
声だけで操作可能であることから、
操作が難しいと感じる高齢者にとっても優しい設計だということ。

【服薬・食事のリマインダーとコミュニケーションの活性化に!】

アレクサの活用は、日常生活の支援にも広がっている。
NTTデータの“ボイスター”ソリューションを導入した施設では、
服薬や食事、通院などのリマインダー機能を通じて、
高齢者に必要なアクションを忘れずに行う支援が行われている。
これにより介護スタッフの負担が軽減され、
現場での効率化が図られている。

そしてアレクサは、高齢者のコミュニケーションの
活性化にも寄与している。
“今日の天気は?” “今日の大谷翔平は?”など
高齢者が日常的にアレクサと話し、
情報を得ることができることで、
孤独感が軽減されるという成果も出ているという。

また、家族とLINEを通じて連絡を取り合う機能も提供され、
隔たれた場所に住む親族とも
スムーズなコミュニケーションが可能となっている。

AIアシスタントの普及が、見守りや介護に新たな道を開き、
関わる人々の負担を軽減するとともに、
高齢者のQOL(生活の質)向上に貢献していることが分かる。
今後、アレクサのますますの広がりと進化が期待できる。

【ホテルでも、館内情報や地域観光のお勧め情報も!】

実はホテルでも、アレクサとEchoを導入すると…
(すでにホテルでの導入も増えてきているという)
顧客がアレクサに音声で話しかけることで、
ホテルの館内情報や地域観光のお勧め情報などを
確認できるソリューションを提供できる。
インバウンドがここまで多くなってくると
多言語対応機能も拡張することで、
アレクサはさまざまな言語にも対応でき
コミュニケーション負荷のかからない旅行が楽しめるということ。

海外旅行でホテルや移動のレンタカーにもアレクサがあると…
“この街の注目の観光スポットは?”
“この地らしいランチの食べれるカフェは?”
便利でいいだろうなぁ〜

→アレクサ、“ビジネスの達人”で
2025年の年末にかけて喜ばれるタイトルを教えて?!
……
これはアレクサでなく、ChatGPTに投げかける質問かも?!

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さまざまな場所で活躍中

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10/27
2025

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2035年の新消費・新社会をつくる ミレニアル世代、Z世代、α世代

「すでに起きている未来」
中島流では“すで起'未来”というが…

もう団塊ジュニアの人たちも“お役御免”の
令和時代が到来している。
まさに今活躍している50歳前後の方々には
申し訳ない表現だが、多分間違いないだろう。
そのくらい新しい価値観の時代が到来しつつあるということ。

未来のビジネスと社会のカタチを予測するにあたって、
ミレニアル世代、Z世代、
そしてα世代の特徴を捉えることは重要。
特にα世代の成長は未来の社会・経済動向を
大きく左右する要素といえる。

10年後の2035年を視野に入れ、
これからの世代がどのように新社会を形成していくのかを
考えることは、私たちにとって意義深い挑戦。

【新たな社会への存在意義とビジョンの再構築】

「人と文化の資本経営へ!」
Z世代とα世代は、彼らの独自の感性と行動規範によって、
これまでの常識を覆しつつある。
特にα世代は、親世代の影響を受けながら
デジタルネイティブとして育ち、
テクノロジーを自然体で使いこなしている。

このため、社会と企業は存在意義とビジョンを
再定義する必要に迫られ、
“人と文化の資本経営”に重きを置くことが、
重要となってくるだろう。

【平均年齢差が示す未来の方向性】

世界の人口約82億人の平均年齢は30.9歳と若いのに対し、
日本の平均年齢は49.8歳。
この約20歳の差は、社会的・経済的決断に
大きな影響を及ぼし、特にビジネス分野での競争力に
大きな影響を及ぼす可能性が高いのだ。
日本が遅れを取らないためには、
意思決定においてリーダーの世代交代が急務となる。

この変革の時代には、消費行動や働き方だけでなく、
物事の捉え方や判断基準が急速に変化している。
特に、SNS、AI、DXの進展により、
社会やビジネスの構造そのものが急速に変貌を遂げている。

このような環境の中で、Z世代とα世代の感性と行動規範が
2030年の新しいスタンダードとなり、
私たちの社会とビジネスの未来を
決定づけることになるに違いないのだ。
このように、新たな世代の価値観が世界をリードする
近い未来を見据え、日本は積極的に変化を受け入れ、
先導できる社会を目指す必要があるということ。

【“すで起'未来”を正視しての、あなたの決断が求められる!】

今こそ、リーダーとしての英断が求められるとき。
変化の激しい時代において、遅れを取るか、
先を見据えて動くかはあなた次第。
あなたの決断一つひとつが、会社の未来をカタチづくる。
これからの時代、柔軟に、新たな価値観を
受け入れる勇気が必要なのだ。
未来の社会とビジネスをリードするために、今すぐ決断を。
ちなみにあなたは、団塊ジュニア世代?!
それともミレニアル世代?!
まさか団塊の世代?!
この違いが、あなたの決断の意味が大きく変わってくる!
“すでに起こっている未来”を正視しよう!

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10年後の2035年を視野に入れよう

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10/06
2025

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AI時代における将棋界から、革新と挑戦を学ぶ!

残念ながら、私は将棋を指せない。
この歳まで覚えようとしたこともないのだ。
でも今回取り上げたいのが、
“AIの進化が将棋界にもたらす革新”の話。

ただ…日本将棋連盟の会長をこの6月まで務めていた
羽生善治棋士とは、鍵山秀三郎相談役の件で
インタビューさせていただき
その動画も収録させてもらったこともあるのだ。

羽生棋士は、本当にあのままの真摯な姿勢の人だった。
(羽生さん、その節はありがとうございました)

ふっふっふっ…
さて、AIの進化が将棋界に革新をもたらしている話だが…


【若手棋士たちは、AIを利用して技術の向上を目指す?!】

藤井聡太七冠をはじめとする若手棋士たちは、
AIを利用して自らの技術を向上させる機会をつくっている。
AIは過去の棋士の対局データを基に、
何億回というAIでの自己対局を経て、
独自の戦法を編み出すことでその強さを増している。

これにより、棋士はAIと対峙しながら学び、
通常の直感や経験を超える新しい戦略を手に入れることが
可能となっているという。

AIは、膨大な選択肢を駆使して局面を評価し、
瞬時に最適な手を選び出すことで、
従来の人間的な直感を凌駕する力を発揮している。
このようなAIの能力を背景に、
将棋界は新たな可能性を模索し続けているというのだ。


【人間味とAIの共生による新たな将棋観】

AIの台頭により、棋士たちは自らの直感と個性を
発揮することがますます重要となっている。
以下はあるテレビ番組で分析されていたことであるが…

→「たとえば、王座戦第1局で、藤井七冠は
“7七歩”によって勝利を収めた。
一見一致しているが、その一手は藤井棋士が6手前に
AIとは異なる打ち手を選び展開したものであり
意図と戦略の違いが明確に見て取れる。

このように、AIと棋士の手が一致することもあれば、
人間ならではの個性と独自の思考が介在することで
新たな打ち手が生み出されたりするのだ」

棋士たちは、AIをただの模倣相手にするのではなく、
その知見を元に、創造的で見応えのある将棋を
目指してくれているということ。
(将棋を知らない私の話でも、伝わっただろうか?!)


【ビジネスでのAI活用と持続可能な未来】

このようなAIと人間の共生は、将棋界のみならず、
多くのビジネス領域でも応用可能。
AIの力を借りて、業務効率を上げたり、
新しいサービスを開発したりすることができるということ。

AIは、分析や予測といったロジカルな部分で力を発揮しつつ、
人間はその結果を基にクリエイティブな発想を加えることで、
新たな価値を創出することが可能となる。
ビジネスにおいても、AIはもはや脅威ではなく、
共に成長を促進するパートナーなのだ。

例えばマーケティングにおいて、
AIはターゲット分析を克明に行い、
人々が本当に求めているものを明らかにし、
それを元に人間がより感性的で魅力的なコンテンツを
提供することが可能になるということ。

我々のビジネスもまた、AIの知見を活かして活性化し、
持続可能な成長を目指すべきなのだ。
AIの活用により、次なる高みを目指し、
より広範囲にわたる市場ニーズに応えていくことが重要。

将棋界がAIとの共生を通じて新たな地平を開くように、
私たちのビジネスもまた、AIを鍵として
地球規模で新たなステージへと進化していくことが求められている。

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棋士はAIと対峙しながら学んでいる

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先取りビジネストレンド

09/01
2025

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いま、求められるのは“シン環境適応能力”!

すべてが加速する時代に求められるのは
“環境適応能力”と発信してきたのだが…
改めてビジ達からの提案として
その先を見据えた“シン環境適応能力”を提案したい。

既存の社会でありビジネスへの“環境適応”ではなく、
未来の環境への“適応能力”が問われているということ。

そこでピーター・ドラッカーが語っていた
“すでに起こっている未来”を思い出して欲しい。
中島流では“すで起‘未来”というのだが、
今や至るところに“すで起‘未来”がいっぱい存在する。

その“すで起‘未来”をどう察知して、
どうビジネスであり日々に取り込み、応用するかである。


【“シン環境適応能力”のための察知と思考とは?!】

ピーター・ドラッカーの言う“すでに起こっている未来”とは…
未来は遠くにあるのではなく、
既にあちこちで始まっていて断片として存在するということ。
この令和の時代は、ドラッカーの時代よりも
多くの“すで起‘未来”に私たちは囲まれている。

既存の社会やビジネスに合わせるだけでなく、
これから顕在化する変化の兆し“すで起‘未来”を察知し、
自分や組織の行動・仕組みを先んじて変えていく力だ。
重要なのは完璧な予測ではなく、早期の察知と迅速な適用、
そして失敗からの学びの速度なのだ。

まずは、日常的な“小さな変化”に感度を持つことが出発点。
業界外のニュース、異分野の成功事例、
ユーザーの些細な不満や行動の変化、そして技術トレンドに
常にアンテナを張り、多様な意見に耳を傾ける。

データ観測と現場観察を組み合わせ、
仮説を立てて小規模に検証する習慣を持てば、
“すで起‘未来”を早く見つけられる。
多様なインプットは思考の幅を広げ、
固定観念に縛られない柔軟性を育むことができるということ。


【鍛えるための実践ステップとして】

具体的には未経験領域への挑戦展開はどうだろうか。
コミュニケーション力と問題解決力を
同時に鍛えることができる。
自己分析で強み・弱みを把握し、改善サイクルを回すのだ。

心理的安全性を保ち、学びを共有する文化を育てることも重要。
察知→仮説→実行→学習の循環を意図的に回し続ければ、
“未来・環境適応能力”は才能ではなく習慣となり、
“すで起‘未来”を味方にして加速する時代を切り拓ける。


その1 ◆街に出てリアルな情報収集

オンラインだけでなく実際に街に出て、
人々の日常やトレンドを観察。
→地域でのイベントや展示会に参加することで、
現場の生きた情報を得て変化の兆しをキャッチする。


その2 ◆新たなチャレンジを積極的に探す

未経験のプロジェクトや新しい役割に自ら挑戦し、
実践を通じて学ぶ機会を増やす。
→新たなチャレンジが、自分の視野を広げるだけでなく、
環境適応力を鍛えることにつながる。


その3 ◆SNSでのトレンドの把握と意見交換

SNSを活用して最新のトレンドを把握し、
多様な視点から情報を得るように心掛ける。
→フォローする人やテーマを定期的に見直し、
新鮮なインサイトを得る場として活用する。


その4 ◆多様なジャンルの本を読む

ビジネス書だけでなく、フィクション、ノンフィクション、
哲学書など幅広いジャンルの本を読み、異なる世界観や思想に
触れることによって、自身の思考の幅を広げる。


その5 ◆継続的にスキルをアップデート

新しい技術や知識を学び続けるために、

オンラインコースやワークショップに定期的に参加する。
→これにより、最新の技術や方法論を
迅速に取り入れられるようになる。


実社会との接点を増やし、
常に変化を先取りする感度を高めることを目指そう。

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“シン環境適応能力”の実践についても紹介

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