これからの選ばれるビジネス!

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はなまるア・ラ・カルト

07/22
2025

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大谷翔平選手のマンダラチャートから学ぶ “運のいい”自分づくり!

今週のもう1本のビジ達で、経営を追求していくと…
その目指す意味→ミッションであり
目指すところ→ビジョンが重要であり、
それらを追求する姿勢と“運”が大切!と発信。

ということで、このところの定例のセミナーでは、
自分の味方としたいこの“運”について、
以下のような投げかけをして聴講者とともに追求している。

投げかけ1
自分は“運がいい”と思っているか?!
“運がいい”と思う理由?
投げかけ2
“運も実力のうち”とはどういうこと?
投げかけ3
“運がいい”自分づくりにできること

このディスカッションを展開していてアタマに浮かぶのが
大谷翔平選手(高校生時代)のマンダラチャートである。

【大谷翔平選手のマンダラチャートには、“運”の項目が?!】

大谷翔平選手のマンダラチャートには、運と人間性が…
「ドラ1、8球団」を目指すのに必要な8項目は
1体づくり、2コントロール、3キレ、
4スピード、5変化球、6メンタル、
そして7運、8人間性、

他の6項目と違う項目なのが、運と人間性。
高校生の大谷選手は、すでに運と人間性の関係を
解っていて項目に加えていたのかもしれない?!

この運と人間性のためのそれぞれの要素が…

◆運→1感性、2愛される人間、3計画性、4感謝、
5継続力、6信頼される人間、7礼儀、8思いやり

◆人間性→1あいさつ、2ゴミ拾い、3部屋掃除、
4審判さんへの態度、5本を読む、6応援される人間になる、
7プラス思考、8道具を大切に使う

この16項目を見ているだけでも、
今のドジャースで、MLBで活躍する大谷翔平選手に
必然性があるようにも見えてくるのだ。
今も大谷翔平選手がこのマンダラチャートを作っているとすると
睡眠とデコピンも含めた家族のことが入っているに違いない。

【“運がいい”とは、単なる偶然の産物ではない?!】

“運がいい”とは、一見すると偶然によってもたらされる
“幸運や好機に恵まれる状態”と思われるが、
多くの哲学者や心理学者も、
運の良さは単なる偶然の産物ではなく、
個人の態度や行動によって影響を受けると発信している。

そしてここで注目したいのが、“人間力”。
人間力(大谷選手は人間性?!)とは、
1.他者との円滑なコミュニケーション能力、
2.誠実さ、柔軟さなど、
人間関係を円滑にするための総合的な力のこと。
強い人間力を持つ人は良好な人間関係を築きやすいため、
周囲からのサポートや機会を引き寄せやすく、
それが“運がいい”に繋がることが多いという。

また、ポジティブな思考や行動力も、運の良さに貢献する。
困難な状況でも前向きな姿勢を保ち、
次々と新しい挑戦をしていくことで、
結果的に良い結果を生むことができるのだ。

ちなみに、私も運のいい方だと思うが…
確かに次から次へとチャレンジしてきた。
性懲りも無く、今も女性社会起業家アカデミー“サキドリ”に
チャレンジしているわけだ。
こうした態度が、運を引き寄せる力となるということなのかも?!

つまり、運は単なる偶然ではなく、個人の人間力や日々の努力、
そしてポジティブな思考や行動によって
カタチづくられるものだということ。
今からでも遅くはない!
あなたのマンダラチャートづくりにチャレンジしてみよ~!

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学ぶことが多い大谷選手のマンダラチャート

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はなまるア・ラ・カルト

07/14
2025

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なぜ、高価なハーゲンダッツが売れるのか? それも冬に売れるのか?!

創業40周年となる2024年の 
ハーゲンダッツ・ジャパンの売上実績は、528億円。
それまで最高だった2021年を僅差で塗り替えたという。

1984年から日本で販売されたハーゲンダッツは、
“家庭用高級アイスクリーム”として、
百貨店や高級スーパーで販売された。

当時の一般的なアイスクリームの価格帯が
100円前後だったことを考えると、
351円(税込)という価格はかなり高価。
しかし、その濃厚な味わいと品質の高さから、
徐々に人気を集めていったのだ。

私が思い切ってハーゲンダッツを買うようになってからは
それほど経っていない。
私が選択するミニカップは、ほとんどがマカデミアナッツ。
あの濃いアイスに濃いナッツの歯応えがいいのだ。
(まさに贅沢感?!)

ということで、私がハーゲンダッツを手にするときは
大体2個のミニカップを買うわけだが…
ほとんどが安売りのときで、それでも500〜600円はする。
(希望小売価格は1個351円。通常は税込300円前後?!)

通常100〜150円前後のアイスを食べている私にとっては
もちろん贅沢品で、普段は見て見ぬ振りの
アイスクリームだったということ。
いまだに買うときは、気分的にも高揚感あるときなのだ。


【自分への“ご褒美”としてのブランディング!】

ちなみに、アイスクリームといえば、
夏の日差しのもとで楽しむもの、というイメージが一般的。
ところがハーゲンダッツは、その常識を覆したのだ。
このアイスクリームが最も売れるのは冬、特に12月。
我々が一年を頑張った“自分へのご褒美”として手に取り、
そのリッチな味わいを楽しんでいるということ。

ハーゲンダッツが誇るこの“ご褒美感”は、
単なるアイスクリームを超えた“豊かな体験”ということ?!
その背景には、創業当時のストーリーがある。
1960年代のアメリカで、カラフルで多くの添加物が入った

アイスクリームが主流だった時代、
ハーゲンダッツは“キッチンフレンドリー”を掲げ、
自然な素材にこだわったという。
ミルク、砂糖、卵、そしてバニラだけで作られたその味わいは、
瞬く間にラグジュアリーの象徴となり、
セレブたちの心を掴むことに!

日本に上陸したのは1984年。
その後も、ハーゲンダッツは高品質であり続ける一方、
バニラフレーバーを中心に多彩な味を展開。
特にコロナ禍でのステイホーム需要を巧みに捉え、
“ご褒美”というコンセプトが、消費を促進したのだ。

何気ない日常を華やかにするその力が、
過去最高の売上更新を後押しした。

↓ ↓ ↓

すべてが加速する令和の日常の中では、
ときには自分を甘やかして解放することも必要。
夕食を食べながらも、冷凍庫に入っているハーゲンダッツを
思い浮かべると、今食べている食事が
メインイベントへのプロローグにも感じられてしまう。

ハーゲンダッツは、ただの食べ物の美味しさを超えた
体験へと昇華させてくれる。
“自分へのご褒美”として、そのリッチな味わいの時間が、
心に余裕と豊かさをもたらせてくれるに違いない。

ハーゲンダッツのこのご褒美ブランディングから学びたい!
これぞ選ばれるビジネス!

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ハーゲンダッツの“ご褒美感”は“豊かな体験”

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はなまるア・ラ・カルト

06/09
2025

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私にはわからない“ガチャガチャ”の魅力と若者文化の新潮流

東京駅丸の内・地下広場に現れたガチャガチャの島。
こんなにガチャガチャを並べて回収できるのだろうか?!
(先日改めて訪れてみると、何もない広場になっていたが…)
なぜ、ガチャガチャにそんなに若者は投資するのか?!
その価値がわからない昭和世代が思うガチャガチャの可能性?!

ガチャガチャの起源はアメリカと言われているが、
進化が著しく、多くの興味関心を得たのは
日本での発展があったからと言われている。
いまガチャガチャは日本にしかないと言ってもいいだろう?!
現在は海外でも展開している企業が増えてはいるが、
大きさや重さ、権利などの関係もあり広がっていないのが実際。

私たちが海外で観光地を巡るように
秋葉原のアニメ関連商品を物色し、ガチャガチャを回すのは、
外国人観光客にとっての楽しみの一つ。
まさに”日本らしいこと”でもあり、
日本にしかない遊びということのようだ。

【ガチャガチャは、偶然性と驚きの文化?!】

1965年にアメリカから上陸してから60年。
ガチャガチャは、その“偶然性”と“驚き”の要素で
多くの人々を魅了し続けているようだ。

情報が瞬時に手に入る現代社会では、
多くのことが計画通りに進むことが求められるが、
そんな中で“何が出るかわからない”という
ガチャガチャの体験は、新鮮で心をワクワクさせるという。
(コインを入れてレバーを回すだけで、ワクワクするんだ?!)

この意味で、ガチャガチャは日常生活に小さな驚きと興奮を
もたらす存在として位置づけられている。
もしかしたら、あのクレーンゲームも一緒なのだろうか?!
残念ながら私たち昭和世代は、
そんな割の合わないところにお金を投資しないのだが…

【SNSが作る新たな感動や驚きの共有体験】

このガチャガチャブームは、第4次ブームだという。
そこには、SNSの存在が。
人々は手に入れた景品をSNSに投稿し、
その感動や驚きを共有し、そしてより多くの人が共感。
新たにガチャガチャを試してみたくなるという。

SNSは、ガチャガチャの楽しさを個人の経験から
コミュニティ全体に拡大させる媒体となり、
一体感のある文化を醸成しているのだ。
これにより、従来ガチャガチャに興味がなかった人々も
新たに関わりを持つ機会が増えているという。

また、ガチャガチャは近年、キャラクター商品の枠を超え、
個人の趣味嗜好に合わせた多様性を展開している。
出てきたものが自分の欲しいものでなかった時は、
グループ分けしてメルカリで販売しているという。
この辺の対応も、今ならではといえる。

【ガチャガチャは、次世代の文化的価値観をも創造するのか?!】

私のようなガチャガチャの魅力が分からない世代にとって、
この現象は新鮮で、次世代の消費者文化の一端を
理解する手助けとなるのだ。
今後もガチャガチャは、そのシンプルで魅力的な
プロセスを通じて、新しい世代の文化的価値観を形成する
重要な一因となるのだろう。

これをベースに、次なるガチャガチャ的感動の遊びが
生まれてくるのかも知れない。
ガチャガチャは、これからも私たちの生活に…いや、
私たちより若い世代の人たちに彩りを与え続けるのだろう。

もしかしたらガチャガチャも、
すでに“日本の文化”の一つと言えるのかも知れない?!

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驚くほどの数が並ぶ

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はなまるア・ラ・カルト

04/28
2025

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集中力を高める時間術。 改めて“ポモドーロ・テクニック”に注目!

「忙しい人には時間がある。暇な人には時間がない―」
あるテレビのゲストを招いて紹介する番組で、
あの鶴瓶師匠から教えてもらったと…
うんうん、どこかで聞いたことある言葉。

忙しい人ほど時間管理能力が高く、
効率的に時間を使いこなせるという意味。
一方、暇な人は時間を浪費しがちで、
結局時間がない状態に陥る可能性が高いという。

このすべてが加速する令和時代のビジネスにおいては、
時間管理の巧拙が、日々の生産性を左右する。
限られた時間をいかに有効活用するかが成功の鍵。

企業の管理職が実践するのは、
優先順位の高いタスクを毎朝一番にこなすこと。
これにより、重大な仕事を後回しにすることなく、
一日の充実度を高めているという。

私の時間管理の基本も“前倒し”。
一日の中でも、最重要作業は先に設定し、早めに取り掛かる。
この毎週の“ビジ達”も、余裕を持って準備するようにしている。
思いもせず多くのイベントやセミナーが立て込み、
資料づくりやコラムに
時間を割くことができないときがあるからだ…

アポイントも3つの選択肢があれば、
より近い日程を前倒し設定している。
つまり、ビジネスの重要な瞬間において、
“チャンスを逃さない”ためでもあるのだ。


【注目したい“ポモドーロ・テクニック”】

そこで“ポモドーロ・テクニック”と名づけられた時間管理術。
これは集中する時間と休憩時間を交互に設けることで、
持続可能な作業リズムを生み出す時間管理のこと。

起業家であり作家のフランチェスコ・シリロ氏が提唱した
“ポモドーロ”(イタリア語)、すなわち“トマトテクニック”。
シリロ氏がトマト型のキッチンタイマーを
用いていたことに由来しているという。

その手法は…
タイマーを25分にセットしたら作業を開始し、
タイマーが鳴ったら3~5分の休憩を挟む。
そして、4~5サイクルごとに、
15~30分の長い休憩を取るというもの。

これにより、曖昧なタスクとルーティンワークの
両立に苦しむ状況から脱却できることに。
具体的には、曖昧なタスクが気にかかり進まなくなると、

精神的ストレスを引き起こし、
さらに生産性を下げるという悪循環に陥りがち。
“ポモドーロ・テクニック”は、これを細分化し、
“今から25分間はこれだけに集中する”とタスクを絞ることで、
余計な心配を払拭し、ストレスが軽減されるという。

これにより心の負担が減り、
生産性が向上するという好循環が生まれるのだ。

無理をせずに集中力を長く持続させることで、
仕事と健康のバランスを保ちつつ
高い成果を挙げられるこの手法は、
シンプルだからこそ実践しやすく、効果も得やすいという。

↓ ↓ ↓

さまざまなアプリやChatGPTを活用することで
その作業効率は上がってはいるが、
その分の任される仕事が増えてもいるはず。
“忙しい人には時間がある”という言葉が示すように、
効果的な時間管理は、ビジネスにおける成功には不可欠。

ビジネス環境は常に変化しており、求められる成果も多様。
各自が自身の時間を尊重し、有効に活用することが、
長期的な成長と成功につながるということ。

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持続可能な作業リズムを生み出す

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はなまるア・ラ・カルト

03/24
2025

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美しく美味しい“あんぽ柿”から学ぶ 差別化と高付加価値化!

この季節、スーパーマーケットに行くと
つい買ってしまう“あんぽ柿”。
普通の“干し柿”を手にすることもあるのだが
“あんぽ柿”のあの美しい柿色と
トロリとしたイメージについ惹きつけられる。
ご覧のようにその美しさはアップル製品にも似合うほど。

2023年、あんぽ柿生産量日本一を誇る“JAふくしま未来”が
“あんぽ柿”が誕生してから100周年を迎えたことを記念して
「あんぽ柿の日」を制定したという。
→ 2023年1月13日に「伊達のあんぽ柿の日」として
12月・1月・2月の各月13日を記念日に。
地方自治体もこれからは生き残り競争だから
いろいろ考えてるねぇ〜。

この“あんぽ柿”、ご存知だと思うが
甘柿でなく渋柿を干してつくられている。
実は甘柿より渋柿のほうが実際の糖度は高く、
干し柿は渋柿で作るほうが美味しくなるんだという。
美味しさだけでなく、ビタミンAやタンニン、カリウム、
食物繊維などを多く含み、美容や健康にも良いのだと。
ほど良い甘さで栄養価も高く、たくさん食べたくなるが、
1日2個までがお勧めだそう。

この“ビジ達”で、このような“あんぽ柿”の知識を
発信したいわけでなく、ここからが学び。

【その1、独自の差別化戦略】
一般的な干し柿とは異なり、“あんぽ柿”は完全に乾燥させず、
半生のジューシーさを残している。
この“完全にしない”という選択は、
商品に独自性を持たせるための差別化戦略。
私たちのビジネスにおいても、一般的な手法にとらわれず、
自社独自の強みを創出することが重要。

→先日のNBC Beyond Business Channel NEOに登場した
ある広告代理店を展開する経営者は…
まだ中小企業の規模ではあるのだが、
全国の地銀や信用金庫など
金融機関に特化した広告会社として展開することで、
アドバンテージを持って事業展開できていると語っていた。
なんと全国の地銀の80%、
信用金庫のほとんどとの取引があるという。

【その2、高付加価値化】

通常の干し柿は、渋柿の皮を剥いたらそのまま干して
乾燥させるが“あんぽ柿”は硫黄燻蒸(くんじょう)してから干す。
硫黄燻蒸は、酸化して黒くなってしまうのを防ぎ
雑菌の繁殖も防いでくれる。
自然の素材を最大限に活かし高付加価値の展開。
だから普通の干し柿よりも美しく水分量も多く
やわらかいものが作れるという。
何をどうプラスして、どんな括りでブランディングを図り
どうアプローチするか。

→先日のNBC Beyond Business Channel NEOに登場した
ある30代の経営者は…
学生の頃に企業からスポンサーを得て
“世界一周プロジェクト”を実施した経験から
日本国際化推進協会を創設し、
世界中に“日本ファンコミュニティ”を構築。
(外務省と共に世界120カ国219組織にもなる
帰国留学生ネットワークを構築)
“日本の国際化を通して、日本と世界の架け橋に!”
をキャッチフレーズに、世界の企業のブリッジ役として
事業会社も展開している。

甘さを控えながらも高い栄養価を持つあんぽ柿は、
実は私の大好物。
美容と健康にも良いとして多くの人に親しまれている。
令和のビジネスこそ、商品やサービスの独自性を追求し、
高付加価値を創出することが成功への鍵となる。

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私の大好物“あんぽ柿

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