これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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選ばれる仕事道

11/17
2025

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NEW

人生をデザインするスケジュール術 “未来は、今準備した者のもの”

“The future belongs to those who prepare for it today.”
こんな名言がある。
「未来は、今準備した者のもの」

この言葉は、未来の成功や充実は、
今この瞬間の行動と準備にかかっていることを
教えてくれている。

人生や仕事において、ただ愚直に待つだけではなく、
積極的に計画を立て、準備を整えることが
結果に大きく左右するという。

古稀を迎えて、このことを体感している。
仕事柄、多くの人たちが関わることが多く、
スケジュールを決め、さまざまな計画と準備には
それなりの気遣いと手間をかけて展開している。

【1】経営者会議× 6グループ×隔月開催(リトリートも実施)
【2】リーダーズセミナー年間10回開催(3月〜翌年1月まで)
【3】個別企業の定例セミナー
【4】NBC Beyond Business Channel(YouTubeチャンネル)収録
【5】中島セイジの“ビジ達7”(YouTubeチャンネル)収録
【6】中島セイジの“月刊ビジネスの達人”収録
【7】NBCに関わるイベントへの参加、インタビュー収録

上記に関わる特別イベントの開催も…

日時を含め計画を立てたあとは、
その成功裏に進めるための細やかな準備が必要。
準備は単に物を整えるだけではない。
必要な知識やスキル、情報を集め、協力者と連携し、
予想される課題に備えることも含まれる。

例えば、大規模なイベントを企画する場合、
会場やスタッフの手配、資料作成、当日の流れを事前に準備する。
これらの努力が、スムーズな進行と成功に直結するのだ。

上記イベント及びスケジュールを実行することが、
結果として多くの参加者や視聴者の満足を演出して
会社の収益にもつながるということ。


【四半世紀続けた、“中島セイジと行く海外研修ツアー”】

実は1996年からリーダー、経営者を対象とした
“海外研修ツアー”を計画、実施してきた。

航空機から現地ホテル及び通訳の手配はもちろん、
現地での視察先の交渉もしてきた。
細かなスケジュールはもちろん、オリジナルの
ガイド冊子まで制作、配布して実施してきたのだ。

どのツアーでも緻密な計画を立てていたが、
航空会社のストや予想外のトラブルで計画通りにはいかず、
現地で判断しなければならないことはたくさんあった。

ということで結構手間のかかる大変なイベントではあったが、
参加者からは大いに喜ばれ、
私にとっても多くの学びのある海外研修ツアーだった。


【スケジューリングは、結果として“人生の設計図”となる?!】

スケジューリングは、単なる予定管理のツールに
過ぎないように思われるかもしれないが、
その本質は、“人生の質を高める”ための非常に重要な行動。

先程の仕事のスケジュールだけでなく、映画鑑賞や美容院、
フィットネスクラブでの筋トレ、家族との会食、
さらに“掃除に学ぶ会”の掃除イベントなどの身近な活動も、

すべて計画的にスケジュールに組み込むことで、
より充実した時間を過ごすこととなる。
計画的に行動することで、忙しい毎日の中でも心の余裕や
充実感を持ち続けられることに。

さらに、予定を入れることは、
自分や周囲の人々との関係性を深めるサインでもある。
家族と過ごす時間や友人との約束を計画的に設定することで、
人生のバランスを整えることが可能となる。

↓ ↓ ↓

結局のところ、スケジューリングこそが
“日々の積み重ね”であり、それを積み重ねることで、
人生全体の充実がもたらされる。

だからこそスケジューリングは、
人生の“設計図”とも言えるのだ。
“Pre-order the future!”

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スケジューリングは、人生の“設計図”

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選ばれる仕事道

10/27
2025

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ワインによる地域再生へ! 持続可能な“余市町”への挑戦!

ある新聞に「“ワインで一点突破”余市町」という記事が…

ご存知の方も多いと思うが、北海道余市町は
NHK連続テレビ小説「マッサン」(2014年)で注目された
ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝の地元である。
この時も余市町は結構注目されていたのだが、
もっともっと仕掛け、交流人口を多くしなくては、
20年後には“消滅可能性自治体”となってしまうという。

実は日本の地方自治体が直面する課題は
少子高齢化や人口減少だけではない。
それらに伴う経済衰退をどう食い止めるかが問われている。

そこで余市町が掲げる“ワインで一点突破”戦略は、
その解決策の一つとして注目を集めている。
この戦略により、余市は品種転換と補助金制度を駆使し、
ワイン産業の基盤強化を実現しようとしているのだ。

→この“ビジ達”読者はご存知と思うが…
私は2015年に北海道十勝の芽室町(東北海道)で
ワインを地域の“6次化商品”と位置付け、
同様のコンセプトで“memuroワインヴァレー構想”を
立ち上げ、ブランディングであり
交流人口の増強を図ろうと展開したのだが…
(残念ながらトラブルとコロナ禍が襲ってきて、
プロジェクトは頓挫してしまった!?)

【ワインぶどうの品種転換と補助金制度の活用へ!】

余市町は、ドイツ系品種から
フランス系品種への転換を進めてきた。
国際的な需要が高いピノノワールやシャルドネを
選択することで、町の認知度向上と
観光誘致を図ろうとしている。
最大150万円の補助金は生産者の負担を軽減し、
結果として栽培面積の拡大に寄与した。
この5年間で“ピノノワール種”10ヘクタールの増加は、
町の継続的な取り組みとその効果の現れといえる。

結果として、ワインを基軸とした観光・地域活性化も進んでいる。
2024年度には、ふるさと納税寄付額が15億円を突破し、
ワインを中心にした地域産品が注目されている。
観光客の増加により、町内での宿泊施設の増加や
長期滞在型観光の拡大にも繋がっている。
(素晴らしい!私と同様の目論みで上手く推進している!)

【持続可能な町の発展に向けて!】

余市町の例に見るように、
地方自治体が持続可能な発展をするためには、
地域の特色を生かしたブランディングが不可欠。
一方、国際連携を通じた気候変動対応や、
収益機会の確保も重要。
この町が続ける挑戦は他の地域にとっても
参考となるモデルケースであることは間違いないだろう。

地方自治体は戦略的な展開を通して
生き残りを目指さなければならない。
地域のブランディングを通じたこういった発展モデルは、
40%が消滅の危機とされる全国の自治体にとって、
一筋の光となるだろう。

これからは全国約1700のさまざまな自治体が、 
“消滅可能性自治体”とならないがために
あらゆる活性化のためのアプローチを
していくことになるのだろう。

私ももう少し若ければ、新たなビジネスドメインとして
全国の地方自治体の活性化に向けて
アプローチしていくのだが…
残念ながら、度々飛行機に乗ることも億劫になってきているのだ。

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これがおいしいワインに!

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09/29
2025

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小児血管外科医が “益はなくとも意味がある”を実践!

このところ“益はなくとも意味がある”をテーマに
発信することが多くなったが、
この言葉、“つい利益を優先してしまう”社会環境に対抗して、
発信しようとしているのだ。
私自身もついそういう判断になりがちのこともあり、
自分への戒めも含めてのことなのかもしれない。

世界一貧しい大統領と呼ばれた
“ムヒカ”ウルグアイ元大統領の多くの言葉も
“益はなくとも、意味がある”の事例になるだろう。

そして鍵山秀三郎相談役の…
「“人間力”とは、“智”と“情”の総和ですので、
“情”の面が退化すれば人間力という総和力は低下します。
“情”とは周囲の人に気を配り思いやる心です。
“智”の不足は“情”で補えますが、
“情”の不足は“智”では補うことができないのです」
などは、知識や利益よりも“意味あること”を
優先して欲しいと言っていたに違いないのだ。

そんな矢先、たまたま観ていた
『move your heart~医療機器開発に挑む医師~』
というタイトルのドキュメンタリー番組。

【コスパやタイパよりも医師としての役割を追求!】

心臓病の子どもが何度も受けなければならない
過酷な手術を1回でも減らすため、
小児心臓血管外科医・根本慎太郎氏は
自ら新たな医療機器の開発に挑む。
子ども用の医療機器は、
開発にかかるコストと時間の割には需要が少ないからと
多くの企業が開発に取り組みたがらない。

根本医師はコスパやタイパよりも
目の前の子どもたちを救いたいと願い奔走する。
理想の未来に近づくために何ができるのか。
この挑戦し続ける1人の医師の姿こそ
“益はなくとも意味がある”の実践なのでは?!

【池井戸潤の小説『下町ロケット』続編のモデルともなった】

先天性心疾患を抱える子どもたちの
負担を減らすために開発された、
心・血管修復パッチ“シンフォリウム”。
根本医師が10社以上の企業に開発を断られながらも、
開発にこぎつけた執念や、心臓病の子どもたちへの
思いなどが番組では語られていた。

根本医師の取り組みは、かなり困難な道のりだが、
利益志向ではなく命を救うことを目的としている。
このパッチは、子どもたちの心臓手術において、
従来のものよりも効果的に利用できることが期待されている。
結果として、日本国内のみならず、
世界中の医療に新たな選択肢を提供しているのだ。
このプロジェクトは、池井戸潤氏のあの『下町ロケット』の続編
「ガウディ計画」のモデルにもなったという。

↓ ↓ ↓

うんうん、いい事例だねー。

「益はなくとも意味がある」という価値観は、
短期的な利益を度外視して、長期的な人間の幸福や社会の発展に
貢献することを重視する姿勢を指している。
この理念は、利益追求のみに偏りがちな現代社会において、
新たな価値創造の基盤となり得る。
特に医療の分野では、この価値観が患者の生命を守るための
本質的な動機となるのだ。

ということで、ビジ達では“益はなくとも意味がある”の
紹介コーナーをつくりたいくらいだけど…

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『下町ロケット』続編のモデルにもなった

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09/24
2025

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「益はなくとも、意味がある」が価値観! “掃除に学ぶ会”関東ブロック年次大会

「この“水漉し”、尿石のこびり付き方がスゴい!」
「この臭いにも、男性小便器らしいインパクトがある!」
「これら尿石は、果たして剥がれてくれるのか?!」
など言いながらも、“水漉し”担当は
なぜかトイレ掃除経験も少ないメンバーとなったのだが…
今年の“関東ブロック年次大会”は千葉県茂原市で開催された。
(御園建設のみなさん、お疲れさまでした)

関東ブロックの“掃除に学ぶ会”のメンバーが中心ではあるが、
福岡から、京都から、大阪から、茨城からと
全国から100人を超える掃除人が集まってくれたのだ。

茂原市総合市民センターでの開催となり
学校での開催ではなかったのだが、
久しぶりにやり甲斐のあるトイレ掃除をさせていただいた。

フライヤーに書かれていたキャッチコピーは、
“益はなくとも、意味がある”。
鍵山秀三郎相談役が、宮城谷昌光著の小説『晏子』を
紹介しながら、繰り返し語っていたキーワード。

「掃除を通して心の荒みをなくし、
世の中を良くすることが私たちの心願です」
を活動理念として掃除活動を実践する
“日本を美しくする会”にとっては、
“益はなくとも、意味がある”は、大切な価値観であり哲学。

今大会のキャッチコピーが、このキーワーどとなった理由は
残念ながらフライヤーには書かれてなかったが、
私たち“日本を美しくする会”にとっては
意味あるキーワードなのだ。

【『晏子』における“益はなくとも、意味がある”】

『晏子』は中国の春秋時代(紀元前770年~紀元前403年頃)
の名宰相、“晏子”を描いた歴史小説。
この小説の中で、“益はなくとも、意味がある”という言葉は、
個人や社会の直接的利益を超えて存在する
行動や価値に焦点を当てている。

“晏子”は、短期的な利益にとらわれず、
長期的かつ広範な視野を持って事態を判断し、
それが人間性や社会にどのように影響を与えるかを考えていた。
この姿勢は、単なる成果主義にとどまらない、
本質的な意味を探る姿勢を表している。

【今の時代こそ“益はなくとも、意味がある”は重要な価値観!】

この言葉は、利己的な考え方の対極にあり、
何かを行う際に常に利益を求めるのではなく、
その行動がもたらす意味や価値を
追求しようというメッセージでもある。

この現代にあっても、“益はなくとも、意味がある”は
多くの分野で重要な意味を持つ。
例えば、環境問題への取り組みや、
持続可能な社会の実現に向けた取り組みには、
今すぐの利益や評価には繋がらないが、
将来の世代のために意味がある行動となる。

また、教育やアートにおいても、
直接的な利益に結びつかない活動が、
個人の成長や社会の文化的発展に寄与することにつながるのだ。

↓ ↓ ↓

ちなみに、私たち12班の水漉し担当の若手掃除人は、
なかなか剥がれてくれない尿石と2時間フルに格闘したことで、
“お陰さまで、いい経験ができました”と
最後の体験コメントで語ってくれていた。
(御園さん、井守さんお疲れさまでした!)

この経験が、次なるトイレ掃除の大会では、経験者となり
次なる若手を指導してくれることになるわけだ。
これも“益はなくとも、意味がある”ということなのだろう。

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全国から100人を超える掃除人が集結

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08/25
2025

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孔子もブッダもソクラテスも そして石田梅岩先生も、弟子たちが後世に発信!!

“真の商人は、先も立ち、我も立つことを思うなり”。
本来の商人は、相手の利益も考え、
自分だけが儲けることを目指すのではなく、
共に発展していくことを大切にする、という意味。
これは300年前の江戸中期に活躍した
石田梅岩先生の言葉。

この言葉、江戸時代の商人道を語っているだけでなく、
経済の在り方であり“日本人なればこその価値観”をも
発信していたと思うのだが…

また、“倹約”を正直の徳とし、利益を追求するだけでなく、
それを人々のために役立てることを説いている。
石田梅岩先生は、“正直” “倹約” “勤勉”の大切さをも語り、
商売でありビジネスの継続のための“在り方”も
発信してくれている。
いまだに私たち日本人の価値観に少なからず残っている理由は、
“石門心学”として江戸時代の終わり頃まで
全国各地で学ばれていたからなのだ。

【作家の五木寛之氏が、ある雑誌の中で…】

「私は中学生の頃までは、『論語』は孔子の書いた書物のように
思い込んでいたのだが…
それが孔子の言行や、彼の弟子たちとの問答を
集録した書であると知ったのは、
少年向けの通俗解説書を手にしたときだった。
“子ノタマワクというのは、そういうことだったのか”と、
ようやく納得したのである。
その意味では、仏典がブッダの死後、
多くの弟子たちや信徒たちの手によって成立したのと似ている。
ソクラテスも自身では著作を残してはいない。
プラトンの手によって彼の思想は後世に伝えられた。
古代の大思想家とは、歩き、人々と問答をし、
弟子たちの質問に鮮やかに答えた存在だったのである」
(うんうん、さすが五木寛之先生!)

その昔は、印刷技術のこともあり、本人が生きているうちに
書物にできることはまずなかったのだろう。
また、その後の多くの弟子たちであり関係者が、
この先生の教えは、後世に残すのに値するという
結論に至らない限り、書物に残すという
大掛かりな作業には取り掛からなかったということ。

それだけ、書物づくりには手間と時間がかかったのだろう。

【石田梅岩先生にも“石田先生語録”がある!】

冒頭で紹介した“石門心学”の石田梅岩先生も、
『都鄙問答』『倹約斉家論』という著書が残っているが、
これらは、石田梅岩先生が塾の運営のために
必要な教科書として創られた著書ととらえている。

石田先生の死後、手島堵庵を中心とする弟子たちが
石田梅岩先生門流の“心学”としてネーミングし、
京都を中心に関西から広がり、
江戸時代後期には全国へと普及して行った。
そして『石田先生語録』として
先生の教えをまとめた言葉集も存在することになったという。
石田梅岩先生が弟子たちに語った言葉や、
彼が考えた商売や人生に関する教訓が収められている。

町民だけでなく、農民・職人・武家にも学びの道を開き、
女性や子供向けの教化方法や教訓書が生まれた。
武士や公家にも影響を与え、日本社会全体に
商人道であり、道徳意識を高める役割を果たしたという。

↓ ↓ ↓

ということで、私的には、
孔子やソクラテスと並ぶ偉人として
石田梅岩先生を紹介したいわけだが…
石田梅岩先生であり、“石門心学”に興味のある方は以下まで
https://bt.q-b.co.jp/wp-content/themes/qb/pdf/sekimon250627.pdf

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石田梅岩先生にも多くの言葉がある

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