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04/19
2021

biji

“東京ガールズコレクション”に参戦! ワークマンがリブランディングに挑む!

“ガイアの夜明け”にてワークマンの東京ガールズコレクション
(TGC)の参加を知った。
あの“作業着のワークマン”がそのイメージとはかけ離れている
TGCに参加したと聞き驚いた。
ランウェイを歩いたのは、ニッカポッカを履いた土屋アンナ。
実際このニッカポッカを土屋アンナは、
「これ、かなりカッコいい」と発言。

このビジ達でも紹介しているワークマンは、
60歳で三井物産を定年退職した今の土屋専務が先頭に立ち
データドリブンを実践し、効率を考えた事業を展開している。
“ガイアの夜明け”でも土屋専務のことや、
抜擢された女性リーダーの“チャレンジ精神”に触れていた。

この番組を観て、早速ソラマチの“ワークマン女子”へ!
取材のつもりが、反発ソールのスニーカーと
速乾性のTシャツとランニング用の半ズボンを購入してしまった。
これだけ買って3千円台なのだ。
機能性高くそれでいて安いのでつい買ってしまった。

ご存知のように、ワークマンは作業着のブランドで有名だが、そこを敢えて
“ワークマン女子”として“アウトドア&スポーツ”すなわち
“アスレジャー”領域に進出。
アウトドア領域では、スノーピークやモンベルはどちらかというと価格は高め。
スポーツでもナイキ、アディダス、デサント、ミズノも
どちらかというと高めなのだ。。
ワークマンは戦略として、競合のいない領域での展開を優先し、
機能性が高くしかも廉価の領域に挑んでいる。
もともと建築土木等の作業の人たちが対象で、
雨に強く、滑らないなど安全性や機能性を備え、
それでいて安いのがウリ。
それらを活かして“アスレジャー”領域へシフトしたということ。

すなわち、機能性と安く提供できるノウハウを活かしながら、
若い人達やスポーツ、アウトドア愛好者、女性にも
選ばれるようファション性、デザイン性を高めたのだ。
そしてついにTGCに進出したということ。
まさにこれが、ワークマンの“リブランディング”
というのが中島的発想。
もはや、吉幾三のイメージはないのだ。
(吉幾三のCMご存知ですよね?)

2020年のインターブランドジャパンにおける
日本発のブランドを対象とした“ブランド価値ランキング”でも
ワークマンは78位に躍進。前年比57%増で成長率は
史上歴代2位となったという。
このことからも昨年からかなり躍進していることがわかる。

ワークマンは、その“存在理由”があり、この“リブランディング”も
成功していくことだろう。
そしてこれから10年で“#ワークマン女子”は
400店舗の展開を目指すという。
店舗に行ってみると分かるが、安いこともあり、
つい買いたくなるんだよねぇ~。
これからのワークマンの躍進に注目!!

biji

ワークマンの女性向けブランド”ワークマン女子”

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早速ソラマチの店舗に行ってきた

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これからのワークマンの躍進に注目!

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