これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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11/25
2014

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“鍵山掃除道”にノーベル賞の可能性も!?

“ウワ~”“スゲ~”“あそこまでヤル~”
鍵山相談役がアルタ前の側溝のグレーチングを
持ち上げた時、こんな感嘆の声が上がった。

実は、ウワ~、スゲ~という発音ではなかったが、
私にはそう聞こえたのだ。
それは、彼らがマレーシア語でその感嘆の声を
発していたから。

とにかく、彼らや彼女らには、側溝の“ドブさらい”まで
しっかりとやってしまう日本の掃除の会の徹底ぶりに
驚いたのだろう。
それも朝の5時台に百数十人が集合しての
ボランティア活動なのだから。

まぁ~日本の人だってこの掃除の徹底ぶりを見れば
驚くわけだから、海外の人からすると、
驚異的なインパクトを与えることになるのは当然だろう。

もしマレー語に“目からウロコが落ちる”という
言葉があれば、まさにそれだ。(ないだろうが…)

実は、それだけに留まらず、朝食後にはホテルで
鍵山相談役の講演会が予定されていた。

講演会の場でも、相談役が実践してきた話や
その効果を聴いて、約20人のマレーシアの視察団は、
何度も感嘆の声を上げていた。
“ワオ~”“オーマイゴット!”(これは言っていないが…)
なんて発しながら、仲間と顔を見合わせる。

ところで、この視察団は徹底したトイレ掃除は
体験したのだろうか?
できれば、そこまで体験してその徹底ぶりを
持ち帰ってもらいたいものだが…。

いま思えば確かに私も同行させて頂いた台湾でも、
ルーマニアでも、その徹底した掃除を見た現地の人たちは、
一様に驚きの表情を見せていた。
誰でもが知っている身近な“掃除”に驚嘆しているのだ。
まさに“The scales fell from my eyes.(目からウロコ)”
状態だった。
(英語では、聖書から来ている言葉なので
十分その意味が通用するという)

こんなことを考えながらマレーシアの人たちを見ていた
私の頭の中では…
この徹底した掃除であり、その効果が、
このところも青色発光ダイオード開発者の受賞で
注目された、あの“ノーベル賞”にも匹敵するくらいの
貢献に思えてならなくなったのだ。

その掃除、街をきれいにするのはもちろん、
人々の心までもきれいにし、
そして、世界の平和にも貢献してくれる可能性もあるのだから。

これからも多くの海外の人たちが、日本を訪れ、
観光以上に徹底した“掃除道”を
学びに来ることになるだろう。

そして、その“掃除道”は日本を美しくするだけでなく、
“世界を美しくしよう”をテーマに
発展していくに違いないのだ。

“ついに「鍵山掃除道」ノーベル賞を受賞!”
まさに、目からウロコの受賞!
なんてことになることもそんなに遠い話ではないかもしれない。

ということで、その受賞の日まで
鍵山相談役は、もっともっと長生きしないと…

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あつまれぇ~!

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ここまで徹底的に綺麗に!

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初めてこんなところまで掃除したかな?

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綺麗になると空気がかわり笑顔も!

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現地でも頑張っていただきたい

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みんな熱心に聴いていた

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選ばれる仕事道

11/25
2014

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ライフハッカー編集長 米田智彦氏の実践力

「ライフハッカー」というサイトをご存知だろうか?
生活術・仕事術を伝えるブログメディアだ。
アメリカで誕生したLifehackerだが、
現在はその日本版が「ライフハッカー[日本版]」として
月間340万人もの人に愛読されているという。

料理のコツからビジネスにおけるヒントまで、
幅広い知識を得ることができるのが、
その人気の理由だろう。

先日、その編集長である
米田智彦氏とお話する機会があった。

まだ40代前半と若いのだが、
編集長としてのこだわりなどを
堂々と語ってくれた。

情報の質には自信を持って発信していること、
また記事広告による収益を上げていることなど…。

いろいろと面白い話を語ってくれたのだが、
私が興味を持ったのは米田氏自身の“実践力”!

とにかく徹底した
現場主義・実体験主義の持ち主だ。
まだライフハッカー編集長になる前だが、
なんとなんと、オフィスも持たず、
住まいも持たないという
「NOMADO TOKYO」プロジェクトを計画し、
一年間実行しきったというのだ!

いまでこそ、オフィスを持たずに
カフェなどで仕事するという
「ノマドワーカー」は注目を集めているが、
そのブームの前に実践していたというのは驚き。
それも、オフィスだけではなく
住まいも持たないでの一年間だ。

その一年間のあいだは知人の家に泊まったり、
紹介された人の家に住む代わりに
物件のPRを手伝ったり、
若干の維持費を負担したりしながら、
本当に「自宅」というものを
持たずに暮らしたそうだ。

この試みは大いに注目を集め、
反響が大きかったのだとか。
また、一見突飛なこのアイデアを
実践したことによって、新たな着想を得て、
次なるステップにすることができたという。

そのお話を聞いて、
手前味噌ながら以前もご紹介した
「中島流エコーロケーション戦略」を思い出した。
これは、イルカやクジラが
自らの発した超音波の反響によって、
周囲の環境を知るという能力にちなんで名付けた持論だ。

時代を先取りしようと思うなら、
受身の姿勢でいてはいけない。
いろいろなチャレンジを繰り返し、
そのレスポンスから
次なる可能性のヒントを得るということ!
実践の繰り返し=継続が、自らの成長の糧となるのだ。

デジタルツールを1週間捨ててみる
(デジタルデトックス!)、
そんな体験にもチャレンジした米田編集長。
伺ったお話は、どれもまさに実践と突破の連続だった。

あらためて「実践力」の重要性を
感じさせてくれた米田編集長との対談
BUSINESS LAB.の放送は11/30、12/7の朝6時から!

アイデアとチャレンジへのヒントが
得られる対談となっているので、
ぜひぜひ聴いていただきたい!

sgt

ワクワクするお話がたっぷり!

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はなまるア・ラ・カルト

11/25
2014

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高尾山5度目の貢献

ついに5度目を達成!

何が5度目なのかと言うと、高尾山登頂のこと。
以前、3度目の正直(Third time does the trick)ということで、
ビジ達で紹介させていただいた高尾山も、ついに5度目。

その高尾山の魅力の1つとして、
さまざまなコースがあるということ。

登るときの気分に応じたコースを選ぶことで、
常に心地よい辛さで鍛えられる。

さて、そんな高尾山の登頂だが、
今回も大きな発見をすることができた。

それは、「共同体への貢献が相乗効果を生む」ということ。

なぜ、高尾山の登頂でこれらを発見したのか。
それは、私が毎回行っている登山中の「挨拶」で、
思いがけない相乗効果を得たからだ。

ここでいう挨拶とは、登山中にすれ違う人を
仲間だと思って投げかける「こんにちは」の一言のことである。
この挨拶を、老若男女問わない登山者たちが発信するのだ。

高尾山は紅葉の季節ということもあり、
子ども連れや外国人の団体、サンダルで登山を
始めてしまったカップルなど多くの登山者が訪れていた。

そんな中、多くの登山者と挨拶を交わすことで、
自身にも得られるものがあるのだ
(挨拶をする回数はハンパじゃないけれど…)。

たとえば、下山中に出会った、子ども連れの登山者。
「こんにちは!」と挨拶しながら、私は
子どもに「もう少しで到着だよ」と声をかけてみた。

すると、今まで疲れて下を向いていた子供が、
「えっもうちょっとなの!?」とお父さんに笑顔を見せていた。

ほんの一言が、みんなの笑顔に貢献できる。
登山する仲間同士を思って発した言葉が、
相乗効果となって周囲に良い影響を与え、
そして私自身も笑顔で下山することができた。

このたった一言の挨拶によるコミュニケーションこそ、
「共同体への貢献が相乗効果を生む」のだ。

これは、ビジネスにおいても大きな意味がある。
仕事に関わる人(スタッフ、外部スタッフ、クライアントなど)
すべてを共同体(仲間)だと思うことで、
お互いが影響し合い、相乗効果が生み出される。

それにより、Good job(大きな成果)を
つくり上げることができる。

そして、この成果によって、やりがいが生まれ、
次なる仕事への活力につながるのではないだろうか。

さらにいえば、ビジネスだけでなく、
日常生活でも同じことが言えるだろう。
“共同体意識”を持って行動することは、
最終的に自分の幸福にもつながることなのだ。

実は、年内に6度目となる高尾山登頂の予定がある。
果たして、次はどのような収穫があるのだろうか!

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紅葉がきれいな時期です

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登山客が多いねぇ~

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5度目の山頂も気持ちいい!

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最高のロケーション

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シナジースペシャル

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2014

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“里山ビジネス”の原点

大ヒット中の書籍『里山資本主義』。
この本を読んでいると、
内容がやけに身近に感じられた。

なぜなら、そこで推奨されている各地での活動は、
私が“里山主義”と提唱している少し前の、北海道十勝での
生活(ビジネス)と多くの点で共通しているからだ。

十勝の中でも、芽室町上美生という
家が数百件程度しかない地域がある。

私はその、ほとんどの家が農家の町で
生活を送っていた。

そこに住む農家の人たちは忙しく、
衣類などを買うためには、
片道16km以上の道のりを越えて、
市街地まで行かなくてはならなかった。
また、その頃は(1955~1970年)、
車やバイクもなかった。

そのため、気軽に衣類などを
買いに行くことが難しかった。

その中で、衣類などの生活雑貨を買い付け、
地域の人たちにお届けしていたのが、
私の母だったのだ。

母は、夏場は自転車で、冬は歩いて、
地域の人たちのニーズに
合わせた生活雑貨を届けた。

このように、里山地域ならではの役割の実践も、
中島流で言うところの“里山ビジネス”なのだ。

そして、上美生地域の人は、他にも自分の生業を活かし、
互いに不足している部分を補う商売を行っていた。

例えば、農家の人が、畑で取れた大豆を1升分持っていくと、
何丁かの豆腐に換えてくれる豆腐屋さん。
牛を飼っていない農家の人が、
100円を持って酪農農家に行くと、
一升ビンいっぱいの牛乳を入れてくれるのだ。

つまり、その地域にないものは、
地域の数少ないお店や誰かが用意するのだが、
それ以外は地域内での物々交換で賄われていた。

すなわち、不必要なお金が動かない、
無駄を省いた流通システムで北海道の里山地域は、
循環していたのだ。

足りない物を補足し合い、
個々の家の生業を活かした流通で相乗効果を生み、
小さい規模ながらも地域社会を成立させていた
上美生地域のビジネスは、里山ビジネスの原点と言ってよいだろう。

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こんなに入って800円!?

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地域でとれたおいしいトウモロコシ

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大ヒット中“里山資本主義”

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中島の育った十勝の風景 

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選ばれるビジネス

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2014

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Candy Miyuki氏の「人間万事塞翁が馬」

「わぁ~すごい!」そんな声があがる中、
あらゆる角度へ変幻自在…あっという間にウサギにカメレオン、
ユニコーンといった可愛らしい動物の飴細工ができあがった。

先日、飴細工師として活躍するCandy Miyuki氏を
弊社にお招きする機会があったのだ。

アメリカ・フロリダにあるディズニーワールドの日本館で、
飴細工師として17年もの間活躍されていたCandy Miyuki氏は、
さまざまな職を経験した経緯で、飴細工師になられている。

そんなあるとき、伊勢丹百貨店で臨時要員として
飴細工のパフォーマンスをしていたところ、
運命の出会いを果たすことに。

たまたまディズニーから飴細工のパフォーマー探しの
依頼を受けていた金太郎飴の店長の目に留まり、
誘いを受けたのだ!

それがきっかけとなり、
アメリカのディズニーワールドで、
人気のパフォーマーとして活躍するが、
2001年の“9.11”(アメリカ同時多発テロ事件)の影響で、
せっかく手にした職を解雇されてしまうことに。

しかしCandy Miyuki氏と触れ合った
多くのお客さまからの署名活動により、見事に復帰を果たす。

いや~本当に一体何が“福”となり、
何が“禍”として転じるのかは読めないものだ。

予想しなかった出来事が舞い込んでくる。
これが「人間万事塞翁が馬」ということだろう。

職を失い、ボランティアをしていた半年間は、
ディズニーワールドでは気づけなかった
たくさんのことを学び、パフォーマーとしての
成長にもつながったと語ってくれたCandy Miyuki氏。

たとえ大きな困難に直面してもそこでめげずに、
ここぞ踏ん張りどころなのだと受け止めて努力をすれば、
“神のはからい”がもたらされるのだろう
(それを人は運命と呼んだりするのかもしれない…?)。

人を感動させるパフォーマンス、
真摯に取り組む姿勢、そこに“神のはからい”が訪れ、
いまのCandy Miyuki氏を作り上げているのではないだろうか。

普段の生活や、ビジネスの現場においても、
日々の努力や真摯な姿勢を忘れなければ、
そこには“神のはからい”が訪れるのだと、
そう信じていたいものだ。

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驚くほど細かい作業

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あっという間にいろんな動物に変身

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作っていただいたカメレオンがこちら

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女の子に人気だというユニコーン

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最後にみんなで記念撮影!

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