これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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シナジースペシャル

11/24
2015

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ビジネスのティッピング・ポイント

「ティッピング・ポイント」という言葉をご存知だろうか?
直訳してみると「傾く(=tipping)点(=point)」となる。

それまで小さく変化していたある物事が、
突然急激に変化する時点を意味する言葉のこと。
このところ、このティッピング・ポイントといえる
事例をいくつか耳にしたのだ。

調べてみると、
一番わかりやすい事例として紹介されているのは、
ニューヨークの犯罪発生件数について。
30年ほど前のニューヨークの地下鉄といえば、
壁は落書きだらけで、ゴミが散乱していた。
そして入り口は薄暗く、とても怖い空間だったのだ。

そんなこともあって犯罪数も多く、
危険な街としてのイメージが強かったのだが、
あるときを境に、犯罪発生件数は大幅に減ったのだという。

なぜなら、落書きを徹底的に消す「クリーン・アップ作戦」や、
無賃乗車を徹底的に取り締まる活動が開始されたからだ。
まさにこの施策が「ティッピング・ポイント」となったといえるだろう。

最近「ティッピング・ポイント」を感じたのは、
先日お会いしたメゾンカイザーの代表である
木村周一郎氏から聞いた話だ。

メゾンカイザーでは、
フランスの伝統的な製法でつくった
天然酵母パンを販売している。
こだわりの展開をしているパン屋だが、
オープン当時は100本焼いたバケットが14本しか売れず、
残ったバケットは街頭で試食として配っていた。

数ヶ月経っても1日に売れるのは10数本で、
厳しい状況が続いていたそうだ。
しかしあきらめずに続けたその行動が、
半年後のクリスマス・イブ、ついに実を結ぶことに。

なんと、最初は14本しか売れなかったバケットが
急に500本以上も売れたのだ!
(このクリスマス・イブを境に、
順調に売れるようになったのだとか)

メゾンカイザーにおいての
ティッピング・ポイントが現れたのは半年後だったが、
このポイントがいつ現れるのかはわからない。
あるタイミングで、急にやってくるのだ。

例えば、鍵山秀三郎氏が
30代前半から始めたトイレ掃除や街頭清掃。
始めは鍵山氏1人で行っていたというが、
ちょうど10年経った頃、
社員が1人、2人と一緒に清掃するようになっていった。
そして20年経つと、外部の会社の人々が、
鍵山氏の会社に視察体験に来るようになったという。

ビジ達でもおなじみのパン・アキモトでも、
最初はパン缶がなかなか売れなかったというが、
あることがきっかけで販売数を延ばしている。
先日もご紹介した天狼院書店も、
そのときが訪れるのを待っていたかのように、
継続していた出来事があるタイミングで
ティッピング・ポイントを迎えている。

ビジネスにおいて、
このティッピング・ポイントは
とても重要なものだといえるだろう。
ある一定のレベルに加え、
何らかの仕掛けも必要だと思うが、
我慢を続けて徹底する意識が重要なのだ。

しかし、ティッピング・ポイントが訪れる前に
諦めてしまう人も多いことだろう。
もちろん、いつ訪れるかなど誰にもわからないのだ。
だからこそ、自分のビジネスを信じて進めていき、
できることをしっかりとやり続ける。

それこそが、ティッピング・ポイントを
呼び寄せることにつながるだろう。

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メゾンカイザーの木村周一郎氏と

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1人で始めた行動が、時間をかけて周りに広がっていく

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アサガオと私の“固い絆”

6月の下旬ごろ、美しいピンク?
いや淡い紫の花を一輪つけてくれた。
美しい! 愛らしい!
(一見、私には似合わない
言葉に思うかもしれないが…)
昨年もこのベランダで咲いていた
アサガオなのだが、私は
この一輪の花に感動していた。

実はこのアサガオ、
昨年の晩秋に私が種をとり、
今春に蒔いたもの。
よくぞ、咲いてくれた\(^o^)/

そこから次から次へと咲き、
この一鉢で多分100個!?
いや150個くらいの花を披露してくれた。
そして11月に入った先日、
ラストとなるだろう花をつけてくれた。
なんと、4ヵ月以上にわたり、
咲き続けてくれたのだ。

素晴らしい! ありがとう!
(この私でも、これには感動するわけで…)

そしてそして、そのアサガオたちが、
昨年の5倍以上(?)の種を残してくれているのだ。
スゴ~~~い! 来年は、
3~4コの植木鉢を用意しなければ…。

やっぱり、自分で種をとり、
自分で蒔くと、“自分のアサガオ”
という気分になってくる。
正しくは…アサガオと私との二人の(?)
連携によってその美しい存在を創造しいるわけだが…。

このアサガオの花言葉の一つは
「固い絆」だという。
まさに私とアサガオとの
固いきずなが実を結んだと言っていいだろう。

私と花なんて多くの友人が
似合わないと言うだろうが、実は…。
シクラメンは、今春で5回目(多分)の
花を咲かせてくれたのだ
(シクラメンの場合は種でなく球根だが)。

とにかく私の家のベランダは、
一年中常に美しい色の緑が輝いているということ。
この彼らとの(?)彼女らとの関係が、
私に心地よい環境をつくってくれ、
そしてこのコミュニケーションが
私に多くの学びも与えて
くれているとも言えるのだ。

いい仕事を続けていくためには、
直接的ではないが、こんな環境演出も必要だということ。

さて、そろそろシクラメンを段ボールから出し、
6回目の花を期待しながら、
コミュニケーションを図ろ~っと。

ちなみにシクラメンの花言葉は“遠慮”。
例の遠きを慮ること。

本当に、我が家の花たちはタイミングを
見ていろいろと学ばせてくれる。

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種をとっといてまた来年!

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シクラメンも♪

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2015

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Japan Beautyの創造

“Japan Beauty”と聞いて何を想像するだろうか。

日本の美しい街並み?
掃除されていてゴミが落ちていない道?

いやいや、私にとってこの言葉は、
地方の色々な作物が作られている
田畑やその脇にあるあぜ道、
防風林や四季がめぐる農村…といった
日本の里山を想起させるものなのだ。

いま、少子高齢化による第一次産業の
担い手の減少が問題になっている。
これにより、耕作放棄地が増え、
山林は手入れされなくなり、
良い作物づくりも難しい…という
悪循環に陥っているといっていいだろう。

そんな今だからこそ、
「里山を活用し、地域活性につなげるビジネス」
が求められているのだ。
中島流に言えば
“里山をデザインする”ビジネスということだ。

ではどうやって里山をデザインするか。
そのヒントとなるいくつかの事例をご紹介しよう。

まずは、ビジ達でも何度かご紹介した
小林史麿(ふみまろ)会長が活躍する
「産直市場グリーンファーム」。

ここでは、その地域の農産物や
里山の幸を活かした産直の市場が大盛況だという。
この市場での交流は、
高齢化が進む地域全体の活性化につながっている。

さらに、この産直市場でイキイキとする高齢者を見て、
その家族が後継者になるなど、
地域にソリューションをももたらしている。

また玉村豊男氏が長野県東御市で展開する
「ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー」。
ここにはワインだけでなく、
その土地の産物を活かしたレストランなどもあり、
連日遠方から多くの観光客が足を運んでいるという。

また、玉村氏は千曲川ワインバレー構想を実践するべく、
千曲川の流域にたくさんのぶどう畑と
ワイナリーをつくることを計画している。
農業と自然の産物が持つ集客力を活かして、
地域の活力にするために奮闘しているのだ。

このように、今の時代だからこその
“里山のデザイン”を実践している
ビジネスはあちこちに存在する。
そのどれもが地域に相乗効果を生み出し、
活性化に貢献している。

まさに、美しい里山を守りながら
地域全体に良い循環を生む、
“Japan Beauty”の演出と言っていいだろう
(う~ん、いいフレーズだ!)。

そこで! このような
“Japan Beauty”の更なる創造につなげるため、
私はある応援部隊を発足しようと考えている。

その名も「日本の美しい里山応援協議会」だ。
“里山のデザイン”をテーマに
地域の活性化を手助けする団体だ。
これにより、日本本来の美しい里山を守ると共に
地域経済の活性化にも貢献することになるだろう。

日本が持つ美しい里山は、
活用することで現代の日本が持つ
様々な課題の解決につながる。
そのためには企業の協力による
“里山のデザイン”が大切なのだ。

“Japan Beauty”の創造は、
日本ならではの魅力の発信にもつながるのだ。

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“里山のデザイン”

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産直市場グリーンファーム

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玉村氏は千曲川ワインバレー構想

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はなまるア・ラ・カルト

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2015

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ベトナムの今こそ、タテのデザイン

この10月、10人ほどの経営者仲間と共にベトナムを訪れた。
ダナン、ホーチミンなどの都市を回り、
パンの缶詰で有名な株式会社パン・アキモトの
ベトナム店の視察もさせていただいた。

先日のビジ達でもご紹介したが、
旅の中で印象的だったのが道路を往来するバイク!
その数と若者の多さに驚いたのだが、
それもそのはず、ベトナムの平均年齢は28歳なのだ。
日本の平均年齢は46~47歳なので、
およそ20歳差ということになる。

さて、私はバイクばかり見ていたわけではなく、
ベトナムの様々な人たちにお話を伺った。

日本贔屓の行政官や、
日本に留学経験がある日本語学校の校長先生、
ベトナムで大学の講師をしている日本人、
そして日本語を勉強している学生たちなどだ。

多くの人たちと触れ合ってわかったことなのだが、
ベトナム人は本当に日本を好いてくれている。
信頼感もそこにあると言っていいだろう。
私の体験した限りでは、そのほとんどの人が
日本に興味を持ち、訪れたいとも思っていたのだ。

このように、日本に好意的で若いベトナム人たち。
日本は先に経済成長を体験した国として、
何を発信し、どう付き合っていけば良いのだろうか?

ファッショントレンド? 技術力?
それとも無形文化遺産の日本食?
日本流のビジネスや経済の活性化のテクニックもあるだろう。

いくつか例を挙げてみたが、こうして見ると
どれもハウツーでしかないことに気付く。
それぞれのやり方を教えるだけで良いのか?
という疑問が浮かぶのだ。

その答えは、私たちが3年ほど前から展開してきた
石門心学・実践講座にある。

数ヶ月前の講座にはベトナムのハノイ大学からの
留学生が参加しており、「石田梅岩」がどんな人物で、
今の日本にどんな影響があるのかを学びに来ていたのだ。

当時はこの留学生がなぜ石門心学を
勉強しているのか不思議だったのだが、
今ならその理由が分かる。

ハウツーではなく、日本ならではの価値観や
優先順位を学んでいたのだ。
日本独自の考え方や価値観こそ、
ベトナムの人たちが日本を信頼してくれている理由であり、
日本が世界から注目されている理由でもあると思うのだ。

現代の日本は、経済優先型できたために
様々なひずみが発生し、
多くの問題を抱える国となってしまった。

日本と同じ間違いを起こさないためにも、
まだベトナムが若い今だからこそ、
“タテのデザイン”を行う時なのだ。

ベトナムが20年後、50年後に
どんな国になりたいのかを今のうちに見据え、
目先ではなくロングレンジで見た行動を起こせば、
少なくとも日本よりも良い国になるだろう。

ん? 未来を見据えて今を考える?
これはまさに鍵山秀三郎氏の
“遠きを慮る”ということでは…?
ベトナムにとってはまさしく今が、
“遠慮”の視点が必要なときと言えるだろう。

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日本の商品がこんなところに

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ショッピングモールも大賑わい

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視察団の皆様

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シャツの柄もわかいね~

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串焼き店があろうとは!

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学生たちとも触れ合う

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フレッシュな笑顔だ

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平均年齢27歳の可能性

とにかく、バイク、バイク、バイク。
現地の人たち流にいえば、
ホンダ、ホンダ、ホンダとなる。

すなわち、ここではバイクのことを
“ホンダ”と呼んでいるという。
(ヤマハのバイクもホンダと呼ばれていた)
その昔の私たちが、
複写機のことを“ゼロックス”と
呼んでいたのと同じ状況だ。(懐かしい…)

雨だろうが、台風だろうが、
みんなホンダに乗っかって
移動しているという。
女性は短パンをはき、
ナマ足をむき出しにして乗っている。

2人乗りはあたり前。3人乗り、4人乗りまで
堂々とやってのける。
聞いたところによると、
子供やお年寄りは乗車人数に数えないという…
(ホント?!)

大きな脚立や抱えきれないような棚まで
ホンダで運んでいるのを目にした。

なぜ、ここまでホンダに頼ることになったのか…
他の移動手段と言えば、あまり自由のきかない
バスくらいしかなかったからのようだ。

とはいえ、ホンダ1台7~8万円
というからかなり高級品。
ベトナムの若者の月給の5~6ヵ月分
ということだ。
(高い~~~!)
なのに、ベトナムの2人に1人が
ホンダを乗り回しているのだ。

このホンダに乗る若者たちを見ていると、
強いエナジーを感じ、ベトナムの
これからのポテンシャルを
伺い知ることができた。

なぜ、ここまで活力を感じられるのか。
実は、ベトナムの平均年齢は何と27歳だという。
全人口9,250万人の平均が20歳代なのだ。
(若~~い!)

そりゃ、その可能性は街を観ても、
話を聴いてもひしひしと伝わってくるわけだ。
そして、その若者たちが日本語を学び
日本に行きたいと言っているという。
(お~嬉しいこと言ってくれるねぇ~)

今回は、ダナンとホーチミンを
訪問させていただいたのだが、
ビジネスの話を伺っても、社会構造を見ても、
現地の若者との会話からも、
これからいろいろと、
いい変化をしていくだろう
ベトナムの今を知ることができた。

この状況を知って、ある人が
“オセロゲームのまだ四角(よすみ)を
とられてない状態”と言ったのだ。
まさに、シロになるのかクロになるのか、
いろいろな可能性を秘めているベトナム。

だからと言って日本人が角を
取りに行っていいのだろうか。
いや違う。
他の外国の人も同様に角を
取りに行ってはダメだとも感じた。

これまで1,000年以上に渡り、中国や近隣の国、
そして、フランスなどさまざまな外圧に
押え込まれてきたベトナムだからこそ、
ここは静かに見守り、その可能性を十分活かして
もらいたいと思うのは私だけだろうか。

ところで、日本の平均年齢は40代の後半。
何とベトナムと20歳の開きが。
さて、そんな日本はどんな生き方がいいのだろうか。
やっぱり、その平均年齢に相応しい
酸いも甘いも知った大人の
生き方が求められているのだろう。

これもタテの発想であり、
“タテの生き方”と言える。

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通勤ラッシュ

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ホンダ・ホンダ・ホンダ

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落ちないか心配

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ぶつかったら危ないと思うけど…

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