これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01/09
2018

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正月早々、“コツとレベル感”を知る

社長「やっぱりか。
   どうりで面接で俺の好きなポイントを突いてくると思った。
これはインサイダー取引だな」
島「スミマセン」
社長「ま、しかし、あいつのアイデアと熱意は買える!
   合格だ。キミから伝えてやれ」
島「はい!」

というやり取りは、「イブニング」1月1日発売の
『学生島耕作:就職編』のラストページ。

さすが弘兼憲史先生。
マンガだからトラブルは当然起きるが、
その着地には“人の情”がそこにある。
これが、また次を読みたくなる理由なわけで…

箱根では、東洋と青学が競り合っているわけだが、
その競いを横においてでもイブニングを楽しんでしまう。

そして、思わず正月早々このマンガ雑誌を
手にする理由はもう一つ。
『女子柔道部物語』だ。
あの『1・2の三四郎』を描いていた、小林まこと氏が描くマンガ。
(人気どころでは『What’s Michael?』も描いていたが…)

まだ始まって1年ちょっとだが、
小林氏が描く柔道モノはとにかく面白い。
柔道のことをよく知っている描き手だからだろうが、
試合シーンの迫力ある描きもすばらしいが
何と言っても三四郎もそうだったが表情がいい。

描くキャラの表情から、
その時の心持ちまで伝わって来るのだ。
だから、思わずその表情を楽しみながらも
もったいぶりながら次ページを捲ることに。

やっぱりプロフェッショナルっていうのは
こういうことなのだろう。
読みすすめると人情ある人間模様に読者を引き込む弘兼先生も、
表情から手に汗握らせキャラへの愛着を演出する小林氏も、
自分流の“コツとレベル感”をしっかり持っているのだろう。

本物のプロフェッショナルは、
その人流の“コツとレベル感”をしっかり持っていないと
第一線でし続けること活躍はできない。

“コツ”とは極意であり秘訣。
“レベル感”はその人流の質のレベルである。

よし、“ビジネスの達人”と謳うからには
この“コツとレベル感”を早く体得しなければ。
正月早々、「イブニング」によって今年のテーマが見えてきたようだ。

2018年のテーマは「中島流ビジネスのコツとレベル感の体得」。

そういえば…弘兼憲史先生と会って数年経った頃、
「イブニング」の『ヤング島耕作』に私そっくりな
広告会社の社長が登場していたのだ。
それを見た友人たちから“そっくりな人が登場してた”
と連絡を貰った記憶が…
あれも、弘兼流のコツとレベル感の表現だったのだろうか…

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この顔、どこかで見たような…?

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選ばれるビジネス

01/09
2018

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「蕎麦奉行」の“ぬか床経営”

先日、千葉県茂原市にある
「蕎麦奉行」というお店を訪問した。
その名の通り、蕎麦を中心とした料理店なのだが、
女将のおもてなしが素敵なお店だった。

創業から40年、現在は女将と共に、
2代目店主である息子さんが営んでいる「蕎麦奉行」。
このお店には、なんと40年もの間、
引き継がれてきた“ぬか床”があるという。
(何がきっかけか忘れたが、女将が40年目を迎えるぬか床の話をしてくれた)

ぬか漬けは、植物性乳酸菌が豊富に含まれおり、
動物性乳酸菌のヨーグルトなどに比べると、
胃酸に強く、腸内でも活躍してくれる食べ物である。
そんなぬか漬けを作る“ぬか床”は、
定期的に新しいぬかを足したり、生姜を足したりと、’
小まめに手を入れることで、お店や家庭独自のコクを増していくのだという。
(女将も40年間、小まめに手を入れてきたのだと)

そして女将が出してくれた、
この風味豊かなぬか漬けをいただきながら、
“ぬか床”というものにビジネスであり会社をイメージしたのだ。

私たちはよく、企業の「風土」という言葉を使う。
風土というのは、
会社経営の基盤となる「自分たちは何を大切にして歩むのか」
というような考え方であり企業文化だ。
時代とともに、
事業内容やシステムが変わっていくのは当然だが、
企業風土はそれほど変わらず土台として横たわっていく。
まさに“ぬか床”と同じである。

土台がしっかりしていれば、
新しい社員が入ってきたり、違う事業を始めたりしても、
企業風土は決して崩れることはない。
“ぬか床”と同じように、土台に新しいものを足していく形で、
それまで企業が大切にしてきた風土と、
新しい風はきっちりと融合していくものである。
逆に言えば、
会社がしっかりとした“ぬか床”を持ってなければ、
時代の変化に簡単に振り回されてしまうということになる。

どんなに時代が変わっても、
ここだけは変わらないと言える企業風土はあるか。
こんなこだわりの経営をビジ達流では“ぬか床経営”と呼ぶことにする。
そんな“ぬか床経営”は、
変化の激しい今の時代を生き抜くには、重要な視点となるだろう。

ちなみに、
「夫と別れる時には子どもを抱いて、犬を連れて、
そしてぬか床をかかえて…」という話があるそうだ。
それくらい、“ぬか床”というのは
その家庭の存在価値として大切にされてきたということだろう。

うーん、私もぬか床に挑戦してみようかなぁ。
(あれ!?でも誰に引き継ぐのだろう…)

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絶品のぬか漬けだ!

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おもてなしが素敵な店だった

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千葉県茂原市の 「蕎麦奉行」!

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シナジースペシャル

01/09
2018

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「一期一会」のシナジー

このかけがえのない出会いを大切にして、
感謝の心と誠意を尽くす…
これが「一期一会」
(みなさんご存知だとは思うが…)。

そういえば…
私はどのように鍵山秀三郎相談役と出会ったのか。
改めて思い起こしてみると、
大里綜合管理の野老社長に連れられ、
新宿の街頭清掃に参加したことが最初だったような。

そのことがきっかけで、
食のマニュアル的ビデオの制作を
手伝うこととなり、いつの間にか
“日本を美しくする会”の理事として、
鍵山相談役と深い関りを持つようになった。

じゃあ、あの奇跡のリンゴで有名な
木村秋則氏とはどうだっただろうか。
木村氏のことは本を読んで知っていたものの、
人からの紹介で知り合い、今となっては
ラジオや拙著にも登場してもらうほど
木村氏の存在は大きくなっている。

私が今理事として参画させてもらっている東京NBCも、
青年会議所で出会った人に勧められ、
そこからさまざまな経営者との人脈が広がった。
これも、結果的にαクラブの活性化につながっているのだ。

やっぱり、人との出会いが今の自分を
つくっていると言ってもいいのだろう。
一つひとつの「一期一会」をかけがえのないものとして考え、
できるかぎり誠意を尽くしてお付き合いをするかどうか。
“ヒトとコト”、またその出会いをいかに大切にするかが
相乗効果となって、その先に展開されていく。

どんどん色々な人と出会い、
その出会いにふさわしい自分をつくるプロセスを経ながら、
「一期一会」をより確かなものにしていく。

色んな人から学び、吸収してはじめて
「一期一会」のシナジーが展開されていくのだ!

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よくご一緒させていただく木村秋則氏

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