これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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シナジースペシャル

02/05
2018

複利力メイン

「ビジネス複利力」の向上

始めてから10年以上になる、V&Tプレゼンテーション
(もう10年以上も経つとは驚きである…)。
これは、スタッフが個々のビジョンを掲げ、
その実績のために明日からどんな活動を
していくかを発表するイベント。
半年後にそれが予定通りに進んでいるか確認しながら、
次なるビジョン実現のための行動を
発信していくという継続的なイベントである。

QBでは年に2回V&Tプレゼンを
行っているわけで、半年に1回のタイミングで、
自分のビジョンがどこまで
実現出来たかどうかを確認するのだ。
ただやみくもにビジョンを目指しても、
現状を確認しないことには、次なる“トゥモロー”は
具体的に見えてこないということ。
すなわちそれは、一時の“単利”になってしまうのだ。

つまり、思う方向に1歩ずつ向かっているか、
どこまで実現できたかを確認することこそが、
個人としての積み重ねた糧である「複利力」を
向上させる機会になるということ。

さらにV&Tプレゼンは、会社としても、
どこまで組織が進化しているのか、
うまく噛み合っているのかもわかる。
すなわち、会社としての「ビジネス複利力」を
向上させる機会でもあるということ。

単利とは違い、複利は雪だるま式に
実績が積み重なっていく。
いかに自分たちの現状を把握し、
共有するかで、次なる1歩の歩み方も
変わってくるのだ。

V&Tプレゼンだけでなく、毎年開催している
海外研修ツアーにも、複利力を向上させる鍵がある。
これまでの訪問先がどんな情報をもたらし、
それをどう活かしてきたかを再確認して
次なるツアーを企画する。
この整理整頓した企画展開が、より意味ある
研修ツアーをつくり出してくれる。
まさに「複利力」の向上である。

みなさんも、改めて「ビジネス複利力」を
意識して行動してみてほしい!
会社も個人も雪だるま式に効率よく成長する(^V^)

syn

QBでのV&Tプレゼンテーション

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目からウロコのおすすめ本

02/05
2018

book.1

『脳がクリアになるマインドフルネス仕事術』川野泰周・著

つい先ほどまで、『脳がクリアになるマインドフルネス仕事術』の著者、
川野泰周さんにインタビューをしていた!!

医学的な根拠に基づき、
なぜマインドフルネスが経営者やビジネスマンに意味を成すのかを教えてくれた。
というのも、川野さんは臨済宗建長寺派の
林香寺住職でありながら、精神科医としての顔もあるからだ。

禅宗のお寺に生まれた川野さんは、17歳のときにお父様を亡くされた。
そこで急遽、檀家の法事の供養をお手伝いすることもあった。
いろいろな家族を見てきた中で、川野さんはあることに気がついた。

それは、
親族の中にはすぐに気持ちを切り替え、「いい方だったね」と笑顔で語る人もいたが、
3回忌でも深く悲しむ人もいるということ。

人それぞれの感情の差の理由を知りたくて、
慶應義塾大学の医学部に進んだという。
そして精神科医として臨床経験を積んだ後、
建長寺で3年半の修行を体験し、今に至っているという。

私自身、正直なところ、
今まではマインドフルネスや禅に対して理解しきれていない部分があった。
しかし、川野さんの話を聞く中で、
なぜ今の時代に大切だと言われるのか、
深く納得したので、ぜひ皆さんに紹介したい。

本の中では「呼吸瞑想」というのが紹介されている。
これは姿勢を正し、2、3回の深呼吸をし、
新たな空気を身体に入れた後は、
いつもの自然な呼吸をすれば良い。
そこからは呼吸に集中して、
自分の状態を10分程度観察するのだ。


禅では「何も考えないことを考える」と言うが、
この呼吸瞑想はまさに、頭の中の雑念を俯瞰し、
自分をマインドフルな状態にしていくってこと。

あのアップルの創業者のスティーブ・ジョブスも、
「禅は自分にとって必要なもの」と言っていたという。
多くのビジネスリーダーたちが、
禅であり、マインドフルネスに注目する理由として
川野さんは“心幹を持つ”行為だからだと表現している。


私たち経営者には、毎日あらゆる情報が届く。
他社の動向やさまざまなトラブルの情報も、
そして時には家族や知人の言葉でさえも心に迷いを生む。
そんな時に、然るべき選択をするためには、
自分を信じて突き進んでいくための一本のブレない軸が必要だ。
それを支えるのが“心幹”なのだろう。

さまざまなマインドフルネスに関する書籍があるが、
ぜひ、この本から入ってもらいたい。


(私はもう、歩きながら呼吸瞑想をあれこれ試しています)

book.1

ぜひ手にとってみてほしい!

book.2

インタビューもお楽しみに…

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