これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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12/25
2018

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Don’t sleep through life!

「Don't sleep through life!」
お分かりだと思いますが…
「ボーっと生きてんじゃねぇーよ!」
と訳すと分かりやすいはず。

私もこの番組と何度も遭遇してますが、この決め台詞のシーンがいい。
私たちもチコちゃんのように、
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」を吐き捨てたくなるシーンは
日常結構多いわけでして…

今、注目のNHKの人気番組「チコちゃんに叱られる」。
本放送はゴールデンタイムに放映されている番組で、
視聴率も16%超えというからスゴい。
民報顔負けのバラエティー番組である。
NHK上層部は飛び上がらんばかりに大喜びだという。
(そりゃそうだろう)

“好奇心旺盛でなんでも知っている5歳”という設定で、
着ぐるみ少女・チコちゃんが大人のゲストたちに
素朴かつ当たり前過ぎてかえって答えられはいような疑問を投げかける。
大人たち回答者が答えに詰まると、
チコちゃんの顔がCGによって突然真っ赤になり
頭から煙を吹き出し、
先程の「ボーっと生きてんじゃねーよ!」の決め台詞を言う。

この言葉のインパクトとその時のチコちゃんのCG映像が
視聴者達に中毒を引き起こしていると言っていいだろう。
あ〜例えると、水戸黄門の8時46分の印籠を出すシーンのようなものだが、
水戸黄門の場合は番組中このシーンは1回だけ。
こちらは番組中チコちゃんが何度も顔を真っ赤にして言ってくれるから
思わず期待して続けて観てしまう。

そして、このシーンが水戸黄門の地味な画面とは違い、
ある意味“インスタ映え”する記憶に残るシーンだということ。
先程も触れたように、この「ボーっと生きてんじゃねーよ!」は、
まさに子供から大人まで誰もが今、言い放ちたい言葉。
これらが、どのテレビ局も欲しい三世代を取り込む番組の高視聴率となっているのだ。

それにしても今は、テレビの見方も時間の使い方もモノの買い方も、
そしてビジネスのあり方も大きく変わるとき。
ビジネスシーンでは75年に一度の「商流革新」の時代。
誰もが革新に向け、今こそ真剣に取り組むときなのだ。

「え〜、そう言われても…
何をどうしたらいいかわかんない⁈」

ボーっと生きてんじゃねーよ!

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ボーっと生きてんじゃねーよ!

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先取りビジネストレンド

12/25
2018

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「商流革新」への対応

“商流”
つまり商いの流れである。
その商流が、変革の時を迎えている。

少し前に、Bizパラダイムシフトの
お話をしたと思う。
その通り、現在はビジネスの
パラダイムの転換期なのである。

では、具体的に商流とは
何を指しているのか。

よく私は、
「1流を目指すなら5流を掴め」
ということを言っている。
その5流とは、
「金流」「物流」「人流」「情流」「時流」
のことである。
このうち、「時流」は
まさに「商流革新」のことなので省かせてもらう。
すると後の4流とは…

まずは「金流」。
わかりやすい例えだと、
良くも悪くも話題の「PayPay」だろうか。
ソフトバンクとヤフーという、
巨大企業の合弁会社が提供するサービスで、
注目している人も多いだろう。
他にも、仮想通貨や「Uber」「Airbnb」も…。
(これらは注文の仕方、すなわち情流も違うかも)
時代に合わせた新しいサービスが出現し、
それに伴って支払いの方法も変化している。

次に「物流」。
Amazonをはじめ、ネットショップが
急速に普及している。
そして企業は、自前の物流センターを
各地に保有することで、
コスト削減とスピードの向上を実現しようとしている。
それがサービスの質をも高めているのだ。

「人流」についても、ネットショップの
影響は多大である。
買い物では実店舗に行くことが少なくなり、
ネットで済ますことが多くなってくるだろう。
また、働き方という意味でも、
オフィスに留まる必要性が薄れてきている。
そして3000万人ともいわれるインバウンド。
マーケティングという観点では、
到底無視できるようなものではない。

最後に「情流」。
SNSをはじめとする、新しいメディアが
存在感を増している。
というより、もはやテレビや新聞は
情報源の中心ではなくなったということ。
すなわち、ここにも“多様性”が
反映しているのだ。

では、これら4つの“流”が変革している今、
私たちはどう対応していくべきなのだろうか。

「商品」「サービス」「流通」
「組織」「ネットワーク」「働き方」「評価基準」…
こういった点でビジネスを見直して
いかなければならない時がきているのだ。

これからは、生活者としても働き手としても
ミレニアル世代以降の人たちがメインとなる。
だからこそ、その感覚や価値観を理解し、
自分たちのビジネスを
見直さなければならないということ。

商流革新を迎えた現在、
いかに4つの流れの変化に対応できるか。
それが継続するビジネスを展開する鍵となる。

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いかに流れの変化に対応できるか

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はなまるア・ラ・カルト

12/25
2018

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「花の下の半日の客、月の前の一夜の友」

今回は、花についてお話しようと思う。
「何を顔に似合わないことを…」と
感じるかもしれないが、ご容赦願いたい。

“花”のつく諺は多いが、
中でも私が気に入っているのは
「花の下の半日の客、月の前の一夜の友」
というものだ。
たった半日や一夜という短い付き合いでも、
前世からの因縁が浅からぬほど
分かり合えたりするという意味である。

なんとも情緒的な言葉ではないか。
そして私たちのビジネスも、
過ごした月日に関わらず分かり合える、
そんな出会いの積み重ねで成り立っている。

他にも、ビジネスとして置き換えられる
言葉がたくさんある。

「花も実もある」=
名実ともに優れているということ。
ビジネスでは、花も実もなければ
継続していくことはできない。

「高嶺の花」=
ただ遠くから眺めるだけで、
自分のものにできないこと。
ビジネスでは、手が届かないと
諦めるのではなく、一歩ずつ近づいていく
イメージを持つことが大切だ。

「隣の花は赤い」=
他人のものはよく見えて羨ましく思うこと。
隣と比較するのではなく、
もっとその先の綺麗な花を目指すことが重要。

「蝶よ花よ」=
この上なく可愛がり大切に育てること。
スタッフの育成は、甘やかすだけでは
ストレスに耐えられるようにならない。

他にもいろいろあるのだが、
共通しているのは“花”は
“美しいもの”として使われていることだ。

今回花をテーマに
発信しようとしたのには訳がある。
私たちのオフィスの入り口には、
常にその季節の花が飾られていて、
これを私は度々スマホで撮り
コレクションしているのだ。

弊社(クオーターバック)が飯田橋に移転したのが、
約17年前のこと。
そこから毎週、花屋さんにお願いして
季節の花を届けてもらっている。

以前のオフィスにいた頃も、
観葉植物を置いていたが、
よく枯れている姿を目にしていた。
そしてあるとき、
「これは気持ちに余裕がないからなのでは」
と思い至った。
そこでとった行動が、
移転を機に花を活けることだった。

入り口であれば、出入りする配送の方々やお客様、
それにスタッフたちの目にもつくだろう。

花には、気持ちを落ち着けたり
不安や緊張をほぐす効果がある。
加えて、その癒しによって
自然治癒力の増強が促されたりもする。
こういった“受動体験”を
さまざまな人に与えることができるのだ。

継続して花を活けた。
継続して道のゴミを拾うようになった。
こういったことを通じて、
少しずつ会社が良い方向に変化したのではないかと
思っているのだ。

最初は形からでも、真似でも構わない。
ビジネスは人がするものだ。
人が過ごす空間を改善することも、
良いビジネスをしていくには
重要なのではないだろうか。

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中島花コレクション

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並べてみると圧巻!

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募金箱へ50万円は、徳力!

ある日店頭の災害募金箱に50万円もが入れられ、
次の日には30万円が…
スゴ〜い!そんなことってあるんだ。

えっ、50万円の札束を募金箱にどう入れたのか?
という話ではなく…

なぜ、ショッピングモールの募金箱に
これだけの大金を入れようとしたのか?

これは愛知県津島市にある「義津屋」のショッピングモールでのこと。
義津屋はこの地で商売を始めてから86年。
今やこの地域を中心に25店舗のショッピングモールであり、
スーパーマーケットを展開している。

それにしてもである。
テレビでも「ドラえもん募金」等をやってたり、
いろいろな金融機関でも災害時の募金活動はやっていて
その募金の方法は数多ある。
なのにその人は、敢えて義津屋の店頭に大金を抱え持ってきたのか⁈

ふっふっふっ、これが義津屋の「徳力(とくりょく)」!
“義津屋さん”なら間違いなく、このお金を災害地にいい活かし方をしてくれる。
だから敢えて…ということ。

義津屋には1959年の伊勢湾台風の時も諸手を挙げて
地域の再起に協力したという実績があり、
地元では長くお世話になっている人は「ヨシヅヤさん」
と“さん”付けで呼んでいるという。
これまでの地域での実績こそが、義津屋のブランドであり「徳力」をつくりあげているのだ。

この「徳力」こそが、地方のショッピングモールであっても
今もお客様から選ばれ続けている理由だということ。
儒教的にいえば“徳”とはいわゆる五徳であり人間力のこと。
企業にもその姿勢や活動により“徳”が形成されるのだ。

義津屋店頭での50万円もの募金を理解していただけただろうか。
ちなみに「徳力」とは社会性あるブランド力のことであり、
このところセミナーでも語っている私の造語なのだ。
辞書にはまだ乗ってないが、言い得た表現だと自負している。

そして、そろそろ私自身の「徳力」を付けなければ…σ(^_^;)
さて、この5百円をどこに寄付しようか⁈

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愛知県津島市にある「義津屋」

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「徳力」こそがお客様から選ばれる理由

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義津屋代表取締役の伊藤氏

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目からウロコのおすすめ本

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『ボヘミアン・ラプソディ』の引力

ボヘミアン・ラプソディ。
世界的ロックバンドであり、
日本でも大人気を博した
クイーンの名曲である。

ギネスブックの発行元がとったアンケートで、
“英国史上最高のシングル曲”として、
「イエスタディ」や「イマジン」を抑えて
1位にもなったという。

現在、この名曲の名を冠した映画が
大ヒットしている。
ボーカルであるフレディ・マーキュリーの
半生を描いたものであり、
当時を知っている身としては感涙ものだ。

50代前後の経営者が集まる会議でも、
9人中4人がこの映画を観たとのことだった。
さらに、観た4人のうちの3人が
2回ずつ鑑賞したらしく、
「よし3回目も!」と言っているのだから
この映画の引力は計り知れない。

さて、今回この映画を紹介するのには
ちょっとした訳がある。

1980年頃、私はシンコーミュージックに
出入りしていたことがある。
そのシンコーミュージックの雑誌
『ミュージック・ライフ』に、
クイーンがよく特集されていた
(この雑誌自体はだいぶ前に休刊したが…)。

なんでも、当時交流のあった編集長が
クイーンに目をつけ日本に呼んだのだという。
編集長曰く、
「このバンドの雰囲気は、
絶対に20代の女性にうける!」。

確かに、こんなにイケメン揃いの
バンドはなかなかないだろう。
加えて、不思議なセクシーさがあり
なんというか妄想が捗るのだろうか。

それはさておき、某編集長の売り出しもあり、
クイーンは日本でも爆発的な人気が出た。
さらに、1985年には20世紀最大の
世界的チャリティコンサートである
「ライブ・エイド」に出演を果たしたのだ。

このライブで、クイーンは圧巻の
パフォーマンスを披露し、
世界的バンドとしてより確かな地位を確立した。
そして33年後である今、
その光景は『ボヘミアン・ラプソディ』で
細部に至るまで忠実に再現されているのだ。

この映画、歓声や合唱すらOKの
「胸アツ応援上映」としても話題になっている。
観に行ってみるとわかるのだが、
私たちのようなおじさんだけでなく
半数が10代、20代の若者が占めている。

この人気の理由は3つあると感じた。
ひとつは、「クイーン」というバンドの
圧倒的な才能とセンス。
ふたつ目は、フレディ・マーキュリーの
人を惹きつけてやまない生き様。
そして、世界的バンドの中でも突出した
存在感を放った「ライブ・エイド」。

古くからのファンも納得でき、
新しいファンの心をも掴む。
クイーンの魅力が凝縮された作品なのだ。

バンドをモチーフとした映画は多いが、
ここまで多くの人を虜にしたものは
そうなかったのではないか。

まだ観ていない方は、
ぜひ映画館に足を運んでみてほしい。
こんなバンドは、これからもなかなか
出現することはないだろう。

ちなみに、私もすでに2度体験している。

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まだ観ていない方は、ぜひ映画館に!

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