これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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03/18
2019

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「道に進む」ための代償!

道着を着て、青畳の上にあがり、
互いに礼をした途端に
なんの言い訳も通用しない。

何年ぶりかに道着に袖を通したとか、
もう60代も半ばなんでとか、
さっきまで出張だったとか…

まぁ、こちらとしたらこんなことを言いたいわけだが、
そこにいる道着の人たちは、もっと自分を磨きたいために
この道場に来ているわけだ。

その多くが現役の学生さんだったり、
見るからに私達と違う外国の人だったりするのだ。
今から乱取りするのに「だから何?」ってことになる。

この青畳の上での乱取りは、この容赦無いところがいい。
そして互いに相手の道着を持った途端に
相手と自分の強さの比較もできてしまう。

あちゃー、声かける相手間違えちゃったってことも度々。
とはいえ、乱取りが始まればもう
そこは駆け引きと力のぶつけ合いの世界。
通用するかしないかはともかく、自分の持っている技を出し
真摯に取り組むしか無いのだ。

さて、こんな容赦無い講道館の道場になぜ来てしまうのか?
終わった後は、とにかくあちこちが痛くなる。
ときには、整骨院に行きたくなる時もあるわけで…
なのにまた講道館道場に出向きたくなってしまう。
(今週は2度も訪れてしまった)

中島流、100年時代の“MYアセットマネジメント”を憶えているだろうか。
100年時代だからこそお金や有形の
資産より「無形の資産」が大切という考え。
その中にあっても知識やノウハウ、人的ネットワーク、
そして肉体的・精神的な健康は特に大切な資産。

人としての成長は
この肉体的・精神的健康維持のためのプロセス中にあるのでは?

私はGYMにも通っているわけだが、
それでは何かが足りないように思えてならないのだ。
やっぱり嘉納治五郎先生の
「技より入って、道に進め」ということだろうか。
相手のいる環境こそが切磋琢磨でき、
「道に進める」理由なのかもしれない。

それにしてもこの首の周りの張り、左肩とその周りの違和感。
両膝と右肘の打撲傷。
「道に進む」ための代償はそれなりに大きいことを教えてくれている。

なら、甘んじて受けようではないか…ε-(´∀`; )

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肉体的・精神的な健康は特に大切な資産

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青畳の上での乱取りは容赦無いところがいい

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嘉納治五郎先生

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選ばれる仕事道

03/18
2019

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才能じゃなく、粘り!隈研吾の仕事道

「僕はもともと、コンクリートの壮大な造形美に憧れていた」
え!と驚いたのは、この発言者が隈研吾氏だったから。

隈研吾氏といえば、寺院建築を思わせる木材の使い方で、
伝統と革新の調和を目指す建築家。
私の住む神楽坂近くにある商業施設「la kagu」も、
青山の根津美術館も、建設中の新国立競技場も、
木材であり、木調を活かしたデザインが印象的なのだ。
その人が「コンクリートの壮大な造形美」
だなんて・・・驚きの一言。

隈氏によると、転機は70年代。
オイルショックや公害が話題になった時代、
「建築はこのままでいいのか」と考えたのだそうだ。
コンクリートの造形美に熱狂していた
自分への反省もあり、一方で自然の大切さを実感したことも…。

ちょうどその頃に米国のコロンビア大学へ
留学する機会があり、
木材を使った建築の魅力に目覚めたという。
この留学がなければ今の隈研吾はなかったというが、
その後がもっとすごい。

バブルの終わり頃、初めて自分の設計事務所を
構えた時には、独立したての隈氏のもとにも
好立地の設計依頼が舞い込んできたそうだ。
ところが、バブル崩壊後の10年間は都心での依頼は激減。
そして、ゼロになったという。

それならば・・・と、地方の町や村を回り始めた。
そして隈氏が辿り着いたテーマが、
“田舎の木を活かした建築”。
その地方に溶け込む設計をすること。
一見、華々しい仕事がなかった10年間で、
現在のスタイルが確立されていったのだ。

さらに私が驚いたのは「建築っていうのは、
才能じゃなく粘り」の一言。
東大の建築学科を出て「才能じゃなく」?!
なんて思っちゃうけど・・・
実は、ナカジマ流でも「仕事は、才能じゃなくて粘り」。
凡事徹底、と何度繰り返しているように、
粘りで掴めるものがあると信じているのだ。
それを、まさか隈研吾氏から聞くとは!

隈氏の代表的な建築思想に「負ける建築」というものがある。
周囲を威圧する高層建築ではなく、
地域の風土に溶け込み、時には施主の経済事情を汲み取り、
様々な条件を「受容する建築」ということ。
(たぶんこんなこと…)

つまり、隈研吾氏の中に、
「自分の才能だけで仕事する」という発想はないのだ。
様々な条件を受容しながらも、そこから生まれる
新しい価値観こそが、環境との調和をも生み出すと
言いたいのだろう。

仕事のない10年間にコツコツと培ったものが、
現在の活躍を支えていること。
こうした方が「才能ではなく粘り」と
語っているわけで・・・う~ん、嬉しいですねえ。

隈研吾氏とナカジマの間に、年齢(同い年です!)
以上の共通点が見つかったというお話でした。

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この建物も…

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この建物も…

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そしてこの建物も隈氏の設計

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隈研吾氏とナカジマは同い年!

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先取りビジネストレンド

03/18
2019

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スターバックスの新業態 リザーブロースタリー

いや~、悔しかった!何がって、お店に入れないのだ。
目黒川沿いにオープンしたばかりの
「スターバックス リザーブロースタリー」
に行ってみようとしたら、整理券をもらうだけで2時間待ち?!
てやんでい、とお店を後にしたのだが、
それでも待とうとする人がいるのだから偉いというか、スゴイというか・・・。

駅から15分ほど歩くにも関わらず、
若い人が多い瀟洒な目黒川沿いにあることも手伝ってか、
お店は大混雑。それだけの人が集まるのには理由があって、

1) 国内初・世界では5番目の
焙煎工場(ロースタリー)を備えた店舗であること。
2) 著名な建築家、隈研吾氏の設計による、
木調を生かした美しい店舗であること。
3)1階はコーヒーを楽しむメインバー
2階は紅茶・ハーブティーを楽しむティーバー
3階はお酒も楽しめる(!)カクテルバー
4階はイベントスペースとして活用できるラウンジになっており、
各階ごとに違った楽しみを提供していること。
4)敷地面積1200㎡を誇る、ゆったりとした空間。
5)イタリア人シェフ、ロッコ・プリンチ氏監修のフードメニュー。

と、これまでの「カフェ」スタバとは根本的に違う店なのだ。
私は結局入れなかったが、入店できた方のブログを見たところ、
いろいろ楽しんで、最終的な支払いは1万6千円になったそうだ。
えーっ、スタバで1万6千円?! と驚くけれど、
よっぽどお酒を飲んだのか、あれこれを買い込んだのか・・・。

というのも、この店舗で扱っているのは食品だけではない。
通常のスタバ店舗でもグッズの取り扱いはあるが、
その種類がすごい。
ここリザーブロースタリーオリジナルのグッズには
カップやタンブラーはもちろん、布物から、
キーホルダー類の小物、
そしておしゃれな剣玉のような玩具まで揃っている。
近所の名店のお菓子も置いてある。
コーヒー・フード・お酒・グッズと、
お金を使いたくなるものがたくさんあるのだ。

つまり、自然と客単価が上がるお店作りをしているということ。
出店場所もミソだろう。
流行に敏感な若者が中目黒までやってきたら、
「せっかくだから“あのスタバ”に行こうよ」と言いたくなるはず。
そして、ついついとお金を使ってしまうというわけ。

このあたり、コーヒーと心地よい居場所を提供する(だけ)
だった従来のスタバとは決定的に違うところだろう。
「新業態」スタバに注目!

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話題のお店に行ってきた!

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おしゃれなグッズが沢山

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