これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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先取りビジネストレンド

03/18
2019

tremain

スターバックスの新業態 リザーブロースタリー

いや~、悔しかった!何がって、お店に入れないのだ。
目黒川沿いにオープンしたばかりの
「スターバックス リザーブロースタリー」
に行ってみようとしたら、整理券をもらうだけで2時間待ち?!
てやんでい、とお店を後にしたのだが、
それでも待とうとする人がいるのだから偉いというか、スゴイというか・・・。

駅から15分ほど歩くにも関わらず、
若い人が多い瀟洒な目黒川沿いにあることも手伝ってか、
お店は大混雑。それだけの人が集まるのには理由があって、

1) 国内初・世界では5番目の
焙煎工場(ロースタリー)を備えた店舗であること。
2) 著名な建築家、隈研吾氏の設計による、
木調を生かした美しい店舗であること。
3)1階はコーヒーを楽しむメインバー
2階は紅茶・ハーブティーを楽しむティーバー
3階はお酒も楽しめる(!)カクテルバー
4階はイベントスペースとして活用できるラウンジになっており、
各階ごとに違った楽しみを提供していること。
4)敷地面積1200㎡を誇る、ゆったりとした空間。
5)イタリア人シェフ、ロッコ・プリンチ氏監修のフードメニュー。

と、これまでの「カフェ」スタバとは根本的に違う店なのだ。
私は結局入れなかったが、入店できた方のブログを見たところ、
いろいろ楽しんで、最終的な支払いは1万6千円になったそうだ。
えーっ、スタバで1万6千円?! と驚くけれど、
よっぽどお酒を飲んだのか、あれこれを買い込んだのか・・・。

というのも、この店舗で扱っているのは食品だけではない。
通常のスタバ店舗でもグッズの取り扱いはあるが、
その種類がすごい。
ここリザーブロースタリーオリジナルのグッズには
カップやタンブラーはもちろん、布物から、
キーホルダー類の小物、
そしておしゃれな剣玉のような玩具まで揃っている。
近所の名店のお菓子も置いてある。
コーヒー・フード・お酒・グッズと、
お金を使いたくなるものがたくさんあるのだ。

つまり、自然と客単価が上がるお店作りをしているということ。
出店場所もミソだろう。
流行に敏感な若者が中目黒までやってきたら、
「せっかくだから“あのスタバ”に行こうよ」と言いたくなるはず。
そして、ついついとお金を使ってしまうというわけ。

このあたり、コーヒーと心地よい居場所を提供する(だけ)
だった従来のスタバとは決定的に違うところだろう。
「新業態」スタバに注目!

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話題のお店に行ってきた!

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おしゃれなグッズが沢山

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03/11
2019

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「技より入って道に進め」よき

さすが嘉納治五郎先生。
「技より入って道に進め」
素晴らしい言葉。

柔道を世界に広めるにあたり、
その極意を簡潔に表した言葉だという。

見える技であり、効果をもたらす技。
人は強くなりたいがために、まずは技から覚えるわけだが、
学ぶうちにそこには“在り方”であり“生き方”も見えてくる。
すなわち、その先に「道」があるということ。
(まぁナカジマ的解釈だが…)

先日、久々に講道館を訪問してみた。
もちろん、黒帯に中島と刺繍のある柔道着を持ってだ。
(ふっふっふっ…)

とはいえ、
残念ながら柔道着に袖を通すことはなかったわけだが。
それは、あまりにも元気のいい猛者達ばかりが
道場狭しと“乱取り”をしていたから。

この曜日は実業柔道連盟の合同練習だったのだ。
現役のこんなヤツらと乱取りしようものなら
60代の身体は間違いなくぼろぼろになってしまう。
(考えただけでも恐ろしい…)

話は戻るが…
嘉納治五郎先生は、国内外を問わずマルチな活動を続け
1909年の時、アジア人で初めてのオリンピック委員に就任。
以降、外交官さながらの渉外能力によって、
自身が興した講道館柔道を世界に広めるほか、
彼はスポーツを介して、
海外との共栄を図るべく奔走し続けたのだ。

当時日本が急激な西欧化をはかるなか、
日本の独自性を世界に発信することで
日本の価値観や精神を守ろうとしていたのではないか⁈
(素晴らしい!)

すなわち、約100年前、
効率や経済性ばかり追っていては世界の平和もないし、
日本という国の存在意義もなくなってしまうと…
嘉納治五郎先生のその活動の根底に流れていたものは、
日本国民のみならず、“人類の共生”という大きなもの。

あれっ?100年後の今も、
地球規模で効率を追い、経済的数値を物差しにして
互いに争い合っているではないか⁈

今こそ「技より入って道に進め」。
「道」に進まない限り、人類の共生はないということ。
(嘉納治五郎先生、よき!)

さて、私も「道」を極めるため再度講道館へ。
今度はしっかり柔道着に袖を通さねば…
「道」に進めない。

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先日、久々に講道館を訪問した

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今こそ「技より入って道に進め」

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ファインスピリッツキーワード

03/11
2019

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ビオ・セボン まさに試金石

ビオ・セボン。なにやらフランス風の優雅な響き・・・。
と、それもそのはず。これはフランス発祥、
オーガニック志向のスーパーマーケットなのだ。

オーガニックというとイメージは良いが、
どうしてもマーケットが小さくなる。
しかも売れ行き好調とは行かないものだから、
お店も長くは持たない。
モノは良くても、価格がネックになりがちなのだ。
農家の方々の苦労を思えば、
必然性ある数字なわけだが…。

さて、ビオセボンはフランス資本の企業が、
イオンと提携して日本に出店したスーパーだ。
麻布十番の旗艦店を皮切りに、
現在は関東を中心に8店舗が営業している。

その特徴は4つ。
1.フランス・パリ生まれの
ビオストア=オーガニック志向のお店であること。
2.食品から日用品まで揃う、幅広い品揃え。
3.お客様とのコミュニケーションを重視した販売スタイル。
4.美味しいビオ商品を、手軽に楽しめる店作り。
スーパーマーケットではあるが、
店内中央に大きなテーブルを置き、
そこでお客様がオーガニックコーヒーを飲むことができる。

食品で言えば、野菜・果物・肉・魚。
グルテンフリーの食品もあれば、
フランスからやってきたチーズやワインもある。
化粧品やベビー用品・洗面用具といった衛生用品も充実!
普通のスーパーで買えるものは一通り買えるわけだ。

実は、エコ&オーガニックをテーマに
海外研修ツアーを企画したことが2度ある。

一度目は17年前のドイツ。
エコをテーマにビオトープを見たり、
BMWのリサイクル工場を見学した。
二度目は13年前のスウェーデン・デンマーク。
ここではエコをコンセプトに作られた、
50軒からなるエコヴィレッジを見学した。

ヨーロッパはその取組も早く、
“Bio”にこだわる人たちもすでに多くいたような…
ところがだ。
日本ではなかなかお店が続かない。
日本では、オーガニックに
お金を払う意識がまだ育っていないのだろうか?

以前ビジ達でご紹介した青木紀代美さんの本に、
こんなことが書かれていた。
「より良いものをより安く、の時代は終わり。
これからは、より安心・より安全な食べ物でなくてはダメ。」

40年以上も前から、こんな先進的な考えの方も
いるのだが、今の日本では?
目先の価格に気をとられカラダを作る食品に対し、
意識改善が進んでいないようだ。

さて、ここで私が作ったフレーズを。
“日々の生活への意識。この意識こそが、
人のカラダと発想をつくってゆく”

日々の生活の凡事こそが、その人の
健康や発想などすべてをつくっているってこと。

食という「凡事」を、日本人はどう捉えているだろうか?

その意味でビオセボンはまさに、
日本人の試金石と言えるだろう。

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フランス生まれのビオ・セボン

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関東を中心に8店舗が営業

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食を日本人はどう捉えているだろう?

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はなまるア・ラ・カルト

03/11
2019

aramain

紀伊國屋での出会い方

タイトルを見て、「えっ。素敵な女性と書店で出会う方法?!」
なんて期待した方は・・・流石にいないか。

分かりやすく言えば、「ビジ達流本の選び方」
を今回はお伝えしたい。
私は月に2~3回は紀伊國屋書店新宿本店を
訪れるのだが、その度に3~4冊の本を購入している。
今回発信する写真には平積みされた本がどっさり映っているが、
その中でも、以下の5冊は読み終わったもの。

ちょっとご紹介すると、まず1冊目は
『イノベーターになる』と大きく書かれた本だ。
これは、ぱらっと開いて「はじめに」を
読んだ途端に心を掴まれ、買ってしまった。

それはずばり、“Change or Die”“Innovate or Die”!
チェンジするか、それとも死ぬか?! 変化しないものは死す、
そんなインパクトある偉人の言葉から始まるこの本は、
私の思いとオーバーラップするということで購入決定。

2冊目はMaaSと書かれているが、
つまりMobility as a Service=移動手段の革命が
今まさに起こっている、という本。

フィンランドで2016年にモビリティサービスの
統合アプリ「Whim(ウィム)」がスタートし、
ITの力で自家用車と同等かそれ以上に
快適な移動サービスを提供するという発想。

個人の車・公共交通機関などを組み合わせた
最適な移動手段の調達から、予約・決済まで、
すべて一つのアプリで行える!これがMaaSの概念だ。

今回の海外研修ツアーでは
フィンランドとエストニアというMaaS先進国に行くわけで、
興味をそそられて手に取った一冊。

3冊目は『アマゾンのルール』で、これはもう
散々セミナーやコラムのネタにしたので割愛。
(おかげでずいぶん沢山勉強させていただきました)

4冊目は『プラットフォームレボリューション』、
(書名がかっこいいよねぇ~!)
再三お伝えしているように、
私は今後の世界はプラットフォーマーによって
動かされると確認している。
“未知の巨大なライバルに勝つために
プラットフォーム・レボリューション”…
こんなことを書かれたら、買ってしまうに決まってるのだ。

で、とうとう5冊目!
『死ぬこと以外はかすり傷』
ビジ達でもご紹介している箕輪厚介さんの著書だが、
ここまでのカタ~イ並びの中でも
思わず手にとってしまう、書名と著者の吸引力。

と、まあ紀伊國屋書店に通っては
こんな本を購入しているわけだが、
なぜその本をとってしまうのか? が今回のポイントだ。

同じ大型書店でも、紀伊國屋書店では違うのだ。
どんな本を、どれくらい仕入れ、
どのように並べるかはその書店次第。
私がおススメしたいのは、なるべく大きな、
しかもその店独自の基準を持った書店に、定期的に通うこと。
自分に合った店さえ見つかれば、自分に合った本を見つけるのは
そんなに難しいことではない。

ナカジマ流の本の探し方はこんな感じ。
①全体を見回しながら、2・3回行き来する。
私の場合は、紀伊國屋書店の3階
(ビジネス書コーナー!)をぐるぐる回るわけ。
②そこでぱっと目に入ったタイトル・表紙の本を手にとる。
③「はじめに」と奥付を見る。
書籍の内容は「はじめに」に集約されていることが多い。
(ここで琴線に触れればまずは買うべし)
そして、奥付をチェックしていつ出た本か、
何刷目か、著者のプロフィールを確認する。
④ 最後に、本文をぱらぱらっとめくる。
翻訳本だと、中身はともかく翻訳者が合わなくて
読みづらいことが多々ある。
図版やイメージがうまく使われているかもこのときチェック!

こんな風にして見つけた本のうちの一冊が、
例の「動画2.0 ビジュアルストーリーテリング」だったわけで、
見た目は派手で、ちょっとねぇ~と思いながらも選んだのが大正解。

書店に通うことでの“出会い”は大きいのだ。
定点観察をすること、気になったら手に取ること!
ビジ達流本の選び方、参考になっただろうか。

aramain

月に2~3回は紀伊國屋書店を訪れる

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書店に通うことでの“出会い”は大きいのだ。

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03/04
2019

mobamain

「スマホメモ」が脳筋トレに⁈

もしかしたら「スマホメモ」によって、
自分の脳が一段と活性化したのではないか?
地頭が良くなったのではないか?

こんな話が『仕事と人生の質を上げるすごいメモ術“スマホメモ”』
(須藤 亮著)にあったのだ。
私自身もスマホのメモも結構使っているし、
マイアルバムも連携して使っているわけだが…

須藤氏が強調しているのが
世の中の事象から様々な気づきや見方をもメモする
「思考メモ」の領域までメモとして残しているところ。
ファクトメモだけに終わらさず思考メモまでの
アウトプットが意味があるというのだ。

この思考メモへのプロセスとその量により
脳の覚醒となり冒頭の“脳の活性化”になっているのではとなったわけ。

実はこの“ビジ達”。
日々の行動の中で気になったものはスマホで写真を撮り
思考メモらしいものも残し、
そして一つのコンテンツづくりまでたどり着く。
そのコンテンツによっては概念図まで創って発信する。

そう、私のアウトプットはこの“ビジ達”としての
毎週のコラム発信なのだ。
そのコンテンツ発信は毎週3本。

“ビジ達”コラムとして発信までしてることで
web上にアーカイブまで出来てしまっていたのだ。
(フッフッフッ…自画自賛になっちゃった)

話は戻そう。
こんな風にスマホメモを有効活用し、
それらを何らかの形でアウトプットすることで
現代ならではのインフラを活用した
「脳筋トレ」ができると須藤氏は語ってくれていたのだ。

この“ビジ達”の場合、毎週多くの人たちが“ビジ達”に触れ
何らかの気づきや学びを得てくれている…
はずだし(そう思いたいし…)、
そして私も脳筋トレによりますます覚醒してるってこと。

お陰様でほとんど休むこともなく16年、800週も継続して来た。
これだけ筋トレを続けてきたら…
えっ⁈
「それだけの脳筋トレして、この程度か」って!

それは言いっこなし!
人によるわけでして(・_・;
お後がよろしいようで…

mobamain

『仕事と人生の質を上げるすごいメモ術“スマホメモ”』

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現代ならではのインフラを活用した 「脳筋トレ」

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