これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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04/01
2019

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ここで“日本国100年の計”⁈

その講演者は私達の前にすくっと立つと
「1921年福岡に生まれました。
いま98歳です」

と、てらうこともなくあっさりと言い放ち
話は始まったのだ。

そして、そこから60分間、
プロジェクターとホワイトボードを駆使しての
立ったままでの講演。

井口 潔(いのくちきよし)先生は
なんと私より34年も先に生まれた方であり、
あと2年で、100歳を迎える方なのだ。

「小学1年から、大学時代の学徒動員の終戦まで
徹頭徹尾戦争中の学校生活でした。
だから戦争で死ぬのが運命なら致し方ない。
死ぬその時まで、よく生きてやろう」
と肚を決めていたという。

今回は“鍵山教師塾”に参加しての講演会だったのだが、
井口先生は九州大学名誉会長であり、
日本外科学会の名誉会長でもあるお方。

そしてテーマは“平和な時代の生き方を問う”。

この話を聴いて改めて感じたのは…
98歳という井口先生は、
私より34年間長く生きているというだけではなく、
私が経験できない時代を生き、
その経験から語ってくれているということ。

中島流で言うと「タテ100年マクロ」の視点で、
井口先生なればこその経験値と価値観から
これからの時代の日本人の生き方に
アドバイスてくれているのだ。
(これぞ掛け替えのないお話!)

そして、最後に井口先生は
「日本人は平和な時代に生きることが
不得手な民族なのでしょうか⁈」
と言うのだ。

井口先生の経験では、戦争中の日本人は
みなさんいい生き方をしていたと言うこと。
残念ながら、今の日本人は平和が続いてることによりタガが外れ、
どこか日本人らしさがなくなりつつあると言うことだろう。

ということで、私達が責任を持って次を担う日本人に
伝えなくてはならないことがあるはず⁈
“日本国の100年の計”⁈

さて、それは…
→→次週の“ビジ達”に乞うご期待!

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御年98歳の井口潔先生

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井口先生のご本!

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皆で記念撮影!

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シナジースペシャル

04/01
2019

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“他己紹介”のシナジー

NBCの行事として、毎年行われている
「新入会員 ウエルカムパーティ」。
この1年間に入会した新人たちを対象としたイベントで、
理事たちとの交流の場となっている。

この機会に理事たちとよい関係をつくることで、
今後のメンター的な役割を果たしてもらえるし、
各委員会との関わりも持て、
お互いに情報交換ができるなどの
相乗効果も期待できるのだ(^^)v

そこで毎回盛り上がるのが、1組計3分の
“他己紹介”。新人1人に理事1人がつき、
歓談で得た情報をもとに、1分30秒で
新入会員の“他己紹介”を行うのである。
(ちなみに、残りの1分30秒で
補足として自己紹介も行っている!)

この“他己紹介”の効果性について説明すると…
1 和やかな雰囲気をつくり出せる
2 参加者同士のコミュニケーションを円滑化できる
3 受け入れられている安心感を演出できる
4 (NBCにおいては)ベテランたちと知り合える
以上の4つが挙げられる。

また、上手く“他己紹介”を行うためには
1 限られた時間内に、よい情報を収集するための
「情報収集能力」
2 収集した情報を取捨選択する「整理整頓力」
3 ネタにできるポイントをピックアップし、
  ストーリー性を持たせる「伝達力」
が必要なのである。

実は、NBCのこのウエルカムパーティでは
歓談の際にアルコールが入ることもあり、
プレゼンはとにかく盛り上がる。
そのちょっと大胆なまでの“他己紹介”が
より参加者たちの興味を演出するってこと。

このように、お互いのことを自然と知り
会場全体が盛り上がる“他己紹介”は、
すごいシナジー効果を生みだしているのだ!
私が開催しているリーダーズセミナーにも、
“他己紹介”を取り入れてみようかな…(^_^)


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新入会員 ウエルカムパーティ

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毎回盛り上がる “他己紹介”

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“他己紹介”はすごいシナジーを生みだしている

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お酒も入って楽しい会だった

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はなまるア・ラ・カルト

04/01
2019

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トイレ掃除から学ぶ“清潔”

私達、経営者は5Sという
言葉を掲げていることが多い。
整理、整頓、清掃、清潔そして躾。
その中でも今回は“清潔”についてのお話。

「“清潔”というのは整理・整頓・清掃が
きちんとできた状態を維持していくことです。
もともと、清掃はきれいなところをきれいにすることです。
今日掃除をしたから次は汚れてから
清掃しようという考えではなく、毎日清掃する。
そのうえで、乱雑にならず、
汚れないような仕組みを作ることです。
さらに、後始末をきちんとすることです。」

これは、3月に配信された鍵山秀三郎氏の
「一日一話」からの引用だ。
タイトルは『“清潔”について』。
(いやぁ~さすがですね!)

すなわち、“清潔”は時間が関係してくるってこと。
整理・整頓・清掃は状態であり、行為のことだが、
“清潔”は維持することであり、“期間”が関わっている。

もっと言えば、“心の清潔”を継続したいのであれば、
身の回りの清潔を保つことなのだ。
中島流らしい深い解釈だよねぇ~!
(はっはっはっ…)

こんなことを考えてみたくなったきっかけが、
先日行われた、日本を美しくする会の
関東ブロック年次大会in宇都宮。
200人あまりが集まり、
18箇所のトイレの掃除をすることができた。
(私は写真担当だったので、できなかったのだが…)

朝8時に集合し、約10人ほどのグループが
各々道具を持ってトイレに向かう。
そして各グループのリーダー、
サブリーダーが道具の並べ方から使い方、
手順を教えていく。さらにはどう掃除をすれば、
日本を美しくする会流の“掃除道”になるのか
心構えまであり、意識まで教えていくのである。

このリーダー、サブリーダのための
研修会も定期的に開催しているのだから、
その奥深さがわかるというものだ。

で、それを見ながら、
「そうか! 清潔とは継続してこそなのだ!」
と気づいたというわけ。

そしてこれは人の心にも言えること。
私達が日常の中で色んな仕事やトラブルを経験すると、
どうしても心も汚れてくる。
ではどうしたら“心の清潔”を保てるのかと言うと…
日常の整理・整頓・清掃をして清潔を維持していくことで、
心も頭も綺麗にしておくということが重要なのではないだろうか!

いかにトイレ掃除から“清潔”のこころが学べるか。
そしてやはり、整理・整頓・清掃をして清潔も維持し
“心の清潔をも保ちたい”…というお話でした。

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整然と並んだ道具たち

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皆真剣に取り組んでいた

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200人あまりが集まった

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