これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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05/27
2019

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TBM山崎社長の“情動力”

あの野田一夫氏が後押ししてくれて経産省へ。
日本製紙の専務取締役だった角 祐一郎氏が
技術部門の先頭に立ってくれて…

お陰様で大日本印刷も凸版印刷も協力してくれてます。
孫正義氏も応援してくれて…

先日、目の前でTBM山崎敦義(のぶよし)社長の
熱い話を聴いたわけだが、やっぱり高いビジョンを持ち、
世界に先駆けた事業展開をする会社の社長の情熱はスゴい。
(講演を聴いた誰もが興奮したという)

地球規模の課題解決をテーマにしている事業だからこそ、
多くのキーマンであり、先達の方々も協力してくれるのだろうが、
そのリーダーとしての感性であり判断力も素晴らしい。

そして、ここで注目したいのが山崎社長の「情動力」。

このところ時代の“商流革新”として4流「金・物・人・情」を
意識することが大切と発信しているが、
注目は最後の2つ“人流”と“情流”。
通常は人の流れと情報の流れのことだが、
“人情”と読めば人の情けのこと。

そう、時代の流れは変わっても情によって“人が動かされる”ことは
変わらないということでもあるのだ。
すなわち、山崎社長の情に作用する力「情動力」がハンパないということ。

だから、何度も訪れる危機にも助け船が訪れるわけ。
どれほど多くの人たちが山崎社長のこの情動力に触れ、
動かされていることか。

ということは、どんなに知的でロジカルな事業計画であったとしても
多くの人たちが協力したくなるかは分からない。
その人自身に情動力があるかどうかなのだ。

拙著『儲けないがいい』にも登場する「情動力」。
どんな事業でもどんなに新しいビジネスでも、
とにかく人が必ず絡んでくるわけだから「情動力」は作用するってこと。

山崎社長の話を聞いて久々に「情動力」を語りたくなった次第。

ちなみに、月刊「Business Today 」にもTBM山崎社長が登場する予定。
乞うご期待!

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TBM山崎敦義社長

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社長の話を聞いて「情動力」を語りたくなった!

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はなまるア・ラ・カルト

05/27
2019

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Beyond 5Gへ

「5gはまだ作業中で、6gはすでに形状を取ってます」

さて、何と読みました?
「ごグラム」「ろくグラム」と読んだ方はきっとちんぷんかんぷん。
「ファイブジー」「シックスジー」と読んだ方には、
今回の話が読めているかも。

大容量通信“5g(G)”の時代はすでに見えてきている…と、
このビジ達では繰り返しコラムにしてきた。
(先日検索していると、表記が「G」ではなく
「g」で出てきたのだ)

しかし、フィンランドのオウル大学では、
すでに2030年の実現を目指し、
6gの超超大容量通信に仕掛かっているという。

これは5gで目指した大容量通信をより進化させ、
高いデータレート(速度)と容量を実現させるというもの。

まだ、実現されていない5gですら
4K,8Kの高精細画像を遅延なく、
長距離通信もできるわけで、
これまでなんとももどかしかった
テレビ会議もスムーズになるという。

地球の裏側から内視鏡手術をすることも可能になる。
家電のIOT化、働き方改革もますます進むだろう。
これまで「農家は畑を離れられないもの」
とされていた農業でも、遠隔でロボットを操作して
作業をすることが可能になる。

そして、5gとともに、働き方・インフラに関する
考え方が根本的に変わる時がやって来ているのだ。

余談だけれど、この頃関税関係で
軋轢が絶えないアメリカと中国の関係にも、
この5gが関係しているとか。

中国(ファーウェイ)が5gでは一歩先を行きつつあり、
アメリカは巻き返しを図りたい気持ちがあって、
今回の関税はいわば代理戦争だそうな…。

大国同士が争うほど、今やIT覇権を握るものが
ビジネスの覇権を握るとも考えられるだろう。

もちろん、私たちにとってもそれは他人事ではない。
5g時代が来るのはもはや当然。
その先の6g時代、私たちのビジネスはどう進化するべきか?
何ができて、どんなサービスが求められるのか?

まずは、5g時代が来て、さまざまな新しいビジネスや
サービスが出てきて、新たな働き方も見えてくると、
次なる6g時代も予測できるようになるのでは…

とはいえ、いまから2030年の6g時代を意識して、
5g時代を迎えることは意味のあることに違いない。

やっぱり表記は「5g」「6g」ではなく
「5G」「6G」として欲しい。

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やっぱり表記は「5g」「6g」ではなく 「5G」「6G」!

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選ばれるビジネス

05/27
2019

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渡部佳朗流 “地域創生”の仕事道

このところ、経営者会議の懇親会では、
人形町の“のっけ”という焼肉屋を使わせてもらっている。
特徴はなんといっても「焼肉の街」
北海道の北見ならではの美味しい部位が楽しめること。

実は、北見市の人口一人に対する焼肉屋の数は日本一!
焼肉激戦区だからこそ、素材に対する要求も高いというわけ。
しかし、私がこのお店に通う理由は味だけではない。
なんとこのお店、経営しているのはIT企業なのだ!!

その発起人こそが株式会社Zooops Japanの代表取締役であり、
ミレニアル世代の渡部佳朗さんなのだ。
こちらの会社では現在60人超のシステムエンジニアを抱え、
様々な企業のシステム構築を請け負ったり、
エンジニアの派遣をしたりしている。

ITと焼肉屋という、一見結びつかないものを結び付けたのは、
IT企業ならではの「テレワーク」だったという。
そもそもは、事業展開の一環として北海道・北見地区で
テレワークを推進していたのがそのきっかけだった。

北見市では「東京の会社が来てくれた!」と
大いに歓迎してくれたというが、街を知るにつれ、
渡部氏の中には
「時々のテレワークが本当に町おこしになるのか?
本当の地方創生とは、その地域で新たな
雇用を生むことではないか?」という想いが芽生えたという。

その想いから北見出身の東京在住者、
北見地区の住人の協力も得て、
北見焼肉の店“のっけ”が東京の中心部、
人形町にオープンしたのだ。

外からやってくるものを待つだけではなく、
能動的に動くことで、
北見に対する認知度を高め、より多くの協力者を集わせ、
ひいては北見に雇用を生み出していくことに繋がるのだ。

地方の人達だけが集まって“地方創生”を発信しても
実現は難しいが、東京であれこれ事業を展開する者たちが
地方の人たちと連携して展開することで
“地方創生”はより確かな歩みをしていくことは
間違いないだろう。

先日、渡部氏と話をしていてしみじみ感じたことであるが…
私の“商流革新”の4流「金・物・人・情」のうち
多くの人々を巻き込み、その気にさせるのは“情流”。
それも情報の流れというだけでなく、
心に作用する“情の流れ”こそ、
人々を動かすということだ。

この渡部氏の試みは、きっと新たな“地方創生”
の事例となるに違いない。

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人形町の“のっけ”

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本当の地方創生とは、その地域で新たな 雇用を生むことではないか?

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