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これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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08/19
2019

mobamain

脳血管障害への“前始末”

「えっ、私が“脳梗塞治療”!?」
という見出しがインパクトあったのか
多くの人たちからたくさんのコメントをもらえたのだ。

(ビジネスコラムには滅多にコメントをくれないのにだ。
とにかく、心配お掛けしましたm(_ _)m)

私はこれまで同様、東奔西走しながらも元気なのだが…
それでも10月初旬に10日間の入院を決断。
なぜ、この元気な中で入院を決断したのか!?

これぞ「前始末」。

あのイトーヨーカ堂の創業者、伊藤雅敏氏の言葉
「後始末より前始末」である。
ビジネスにおいても「後始末」は手間もかかるし、
場合によっては莫大なリスクを負うことになる。

私たちにとって「脳血管障害」といえば…
脳梗塞を代表に日本人の死亡原因の第3番目となる疾患で、
寝たきりの原因の1番となる疾患。
ついに私の身の回りの人達にも“脳梗塞”の3文字が
見え隠れしてきたのだ。

ご存知のように思いもよらないタイミングで突然やって来るわけで、
周りの人に多大なる迷惑かけることは間違いない。
だったら「前始末」しとくのが私たちの責任。

そこで脳血管障害の「未病治療」との出会い。

嬉しいもので、この歳になると周りの先輩方が、
先にいろいろ体験してくれていて、
巡り巡って先輩の紹介により「金澤点滴療法」に出会うことに。

初めての自分のMRIとMRAの画像を観ながら
金澤武道(たけみち)先生の診断を受けることに。
そして10日間の入院を促され、点滴治療を決断。

この療法、血管の老化に対して血液と血管の両面から
アプローチする未病治療。
当然、詰まった血管が元に戻ることも、
その先にある死んだ細胞が蘇ることもないが、
細くなった血管を広げ、脳全体の血流を良くしてくれるという。

“前始末”として、期待大である。

ところで、私たちのビジネスシーンでも
このところの激しい時代の変化により、
組織内で血管障害が起こっているのでは?

早く対処しないと、前始末ではなく、
“後始末”になってしまうかも。

会社組織の“点滴療法”がないか
金澤先生に聞いてみよっと!

mobamain

前始末が大切だ

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先日は多くのコメントをいただいた

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選ばれる仕事道

08/19
2019

sgtmain

“烏骨鶏の卵”づくりの仕事道

7月の北海道十勝の訪問で新保町にある『児玉農場』を訪れ、
児玉武さんにお会いした。
児玉農場の注目の生産物は烏骨鶏の卵。
実は、児玉武さんは試行錯誤の末、
やっと児玉流の継続的な烏骨鶏の卵生産に行き着いたという。

そして東京に戻ってから数日。
なんと児玉さんから30~40個の烏骨鶏卵が!!
この卵、買えば安くても1個300~400円、
場合によっては500円もするという。
この烏骨鶏の卵を40個(?)も送ってくださるのだから、
いやはや恐れ入りました。

さてこの烏骨鶏の卵、ナカジマが考えるに
“令和のランチェスター戦略”を地でいくビジネスなのではないか。

烏骨鶏の卵の卵黄(いわゆる卵の黄身)は、
脳や神経の必須栄養素・体の掃除屋である。
レシチンや抗酸化作用の高いビタミンE、
記憶力・集中力を高めるコリンも含んでいる・・・
ということで、万病に効果ありとも言われているのだ。

普通の鶏と違うところも多く、足の爪の本数も多いし、
烏骨鶏の「烏」の字でカラスを示すように、内蔵や皮膚が黒いとか。

もっとも、卵の値段が高いのは栄養価や変わった姿のせいではない。
烏骨鶏は、年間で50個程度しか卵を産まないのだという。
普通の鶏はほぼ毎日産むが、烏骨鶏は2週間かけて
5~6個ほど産むと、1ヶ月間が空くそうな。

しかも、30余年前(?)に新保町の農家数軒で飼育を始めたのに、
残っているのは児玉さんだけだという。
それくらい、飼育が難しい鶏なのだ。

おお~、ここまでくると希少価値・高付加価値・高価格を
実践した児玉農場の烏骨鶏卵となるわけ。
これこそ、大手にはできない“令和のランチェスター戦略”。

実現が難しいと思われることでも
自分なりの試行錯誤を繰り返し、自分流の“育み方”を確立したのだ。
児玉武さんの話を聞いていると育む烏骨鶏への愛情が伝わってきた。

この愛情こそが大手には決して真似の出来ない
価値を作り上げたということだろう。
まあ、他の人たちと同じことをしていては大手には勝てないし、
高付加価値を演出することもできないということ。
令和のランチェスター戦略をもっと追求しないと…。

sgtmain

烏骨鶏の卵!

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児玉農場にお邪魔した

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児玉武さん

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ファインスピリッツキーワード

08/19
2019

key0819

“JAPANESEアップサイクル”

リユースでもリサイクルでもなく、“アップサイクル”??
これは既存のモノに新たな価値を付与し、
社会で働けるものにする というような意味なのだが、
お話したいのは、「日本の」「資本主義における」アップサイクル。

先日、『成長性M&A』についてのコラムを書いたけれど、
これも一つのアップサイクルの形だ。
つまり、今後日本の人口は先細りになっていく。
その中でも労働人口の割合減少は著しく、
一方で人のお世話にならなければならない
人たちの割合は増えていくだろう。

すなわち、介護に従事する人達は、
(あえての言い方なのでご勘弁いただきたいが)
生産性のない仕事に就いている、ということになる。
社会全体の負担がいよいよ重くなることは間違いない。

さらに今の日本は「高いものは売れないから、物の値段が下がる」
→「商品を生産している会社の売上が落ちる」
→「そこで働く人の給与が上がらないor下がる」」・・・
という良くない流れの中にいる。

これを抜本的に改善するためには、
AIやIot化を推進し、生産性を上げ、
同時に高付加価値のサービス・商品を開発していくことが必要になる。
高所得化もすすめることでのモチベーションアップも重要だろう。
そして、規模拡大のためであり、労働力確保のための
M&Aの推進ということになる。

すると生産性はもっと良くなるという中島流の
“JAPANESEアップサイクル”となるわけ。

つまりはM&Aによって企業規模も上げ、
これまでの企業規模ではできなかった
採用・設備投資・研究開発その他を推進しようということ。

日本の人材は世界でも4位の高評価を得ているのに、
生産性では28位。関係の逆転が起こっているのは、
日本で働く人の多くが構造的に生産性を
上げづらい規模の小さい企業で働いているからなのだ。

「鶏が先か、卵が先か」という話にもなるが、
投資の結果、生産性が上がれば高付加価値の商品も開発できるだろう。
商品の値段も上げられるし、
その収益は会社・従業員に還元されていく。

するとより生産性を上げるための投資ができ、
従業員の所得があがり、社会全体もが豊かになる…という展開。
まさにアップサイクル。
…と、こんな良い循環を生み出す“JAPANESEアップサイクル”。
私を含めた中小企業経営者の皆さん 、実現しましょう!!!

keymain

まさにJAPANESE アップサイクル

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