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09/02
2019

moba0902

「みどりの救缶鳥」ついに発進!

4年前?いや5年くらい前だろうか。
ユーグレナ配合の付加価値の高い“パンの缶詰”を
秋元社長と共に発想したのは!?

その時すでに、出雲社長と秋元社長が握手をしながら
記者発表に臨むというイメージを描いていたのだ。

ついにこの8月30日(金)、
そのイメージ通りの記者発表が
「みどりの救缶鳥プロジェクト」
として発信されたのだ。

ユーグレナ配合のパンの缶詰タワーと共に
写真撮影に臨むイメージもその時のまま。
(素晴らしい!)

実際、この「みどりの救缶鳥」のスゴさは
ただ栄養価の高いパンの缶詰というだけではない。
まずは備蓄食料として、何年もの間もしもの時の“安心”を演出。
その後、世界の飢餓地域や災害地に運ばれて、
多くの人たちの栄養価の高い食料として役に立つというもの。

すなわち「みどりの救缶鳥」は
“Dual Heroes(デュアルヒーローズ)”なのだ。
二重の活躍を使命としたヒーローってこと。

ユーグレナの出雲社長の
“世界の飢餓地域の人たちの栄養不足をなんとかしたい”
というミッションにも応えられるヒーローなのだ。

1、美味しくて、2、長く保存ができて、3、輸送にも強く、
4、必要な時にすぐ食べれて、5、そして栄養価が高い。
これだけ長所が揃えば、活かし方のアイデア次第で
世界のヒーローになりうるってこと。

だから2人の笑顔には、地球規模の課題に取り組む
“Dual Heroes”の雰囲気が醸し出されているような…

おっ、もうすでに“テレ東“WBS”で
この2人の映像が紹介されたという。
(素晴らしい!)

とはいえ、“Dual Heroes”としての活躍はこれからなのだ。
みんなで応援しよう。

moba0902

みどりの救缶鳥発進!

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選ばれる仕事道

09/02
2019

sgt0902

“弱点で進化を起こす”水族館プロデューサー

『水族館プロデューサー』。聞きなれない職業かもしれないが、
中村元(はじめ)さんはその第一人者。
“天空のオアシス”をキャッチフレーズとする
池袋のサンシャイン水族館や北海道北見の『北の大地水族館』の
リニューアルを手掛けたといえば、わかりやすいだろうか。

2011年にリニューアルしたサンシャイン水族館だが、
その立地上、どうしても床面積に限界があり、
大きな水槽を作ることも難しく、さてどうしたものか…
と考えたどり着いたのが“天空のオアシス”空飛ぶペンギンだという。

ペンギン自体は特別に珍しいわけではない。
ただしサンシャイン水族館では、
入場者の頭上を池袋のビル群と青空をバックにペンギンが泳ぐのだ。
この地だからこその展示の発想。
(これも弱点からの発想!?)

中村さん曰く、水族館は現代日本人にとって、欠かせない施設なのだとか。
心身に潤いをもたらし、リフレッシュさせる役割があるのだという。

さて、サンシャイン水族館は
面積こそ限られていたものの、都心にあったわけだ。
だが『北の大地水族館』の場合、
予算もない・田舎の温泉地で観光客の見込みも少ない・
それでもリニューアルしたい…という仕事だったそうだ。

しかも冬場の気温はマイナス20度を記録するほどの極寒の地。
さあどうする?!

中村さんが思いついたのは、
この「極寒の地」ならではの特徴を生かすこと。

マイナス20度の中では、当然水槽の水は凍ってしまう。
それを逆手にとって、建屋と野外にまたがる形で
大きな水槽スペースを掘り、アクリル板で仕切った。

冬場はアクリル越しに凍ってしまった水槽を
眺めることになるのだが、厚く張った氷の下に
オショロコマ(北海道の川に泳ぐサケ科の魚)が泳ぐ。

氷の下に息づく魚など、他のどこの水族館でも
見ることができない展示となった。

もともと、中村さんは魚や海洋生物に暁美がある、
水族館の専門家ではなかった。
大学でマーケティングを学んだあと、
たまたま鳥羽水族館に務めたのが
この道に踏み出すきっかけだったそうだ。

そんな専門家ではない自分に何ができるか?
それはお客様目線に立つことができ、
期待の広がる水族館づくりに取り組むことに。
そんな思いから、これまでの水族館になかった
広報担当を設けるなど、来た人に楽しんでもらえる
水族館づくりに尽力。いまもその姿勢を貫いているというのだ。

中島流の“弱点から進化を起こす”展開といえば、
そう、ランチェスター戦略!
局地戦、接近戦、一点集中戦、すなわち“小が大に勝つ戦略”。
私達はこの“弱点から進化を起こす”発想こそが
これからのビジネスに勝ち残す手段と言っていいだろう。

sgt0902

『水族館プロデューサー』の 中村元(はじめ)さん

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選ばれるビジネス

09/02
2019

biji0902

「みんなで筋肉体操」はまさにビジュアルストーリーテリング

“みんなで筋肉体操です!
 筋トレは、やり方を工夫すれば短い時間でも十分に成果をあげられます。
一緒に筋肉を、追い込んでいきましょう~!“…

近畿大学の准教授である谷本道哉先生が、
にこやかに“筋肉は裏切りません!”と言いながら
キツ~イ筋トレを紹介するこの5分番組。
非常に話題になったので、ご存知の方も、
テレビの前で一緒にやってみた方もいるのでは?

何しろ、まずはこの谷本先生の見た目がインパクト抜群!
赤いTシャツをまとったその身体は、
力んでもいないのに見事な逆三角形だ。
それだけでもインパクトがあるのに、
脇を固めるのは俳優・武田真治とスウェーデン出身の
庭師・村雨辰剛。さらには若手弁護士の小林航太。
この方々が、み~んな筋肉モリモリで、インパクトは絶大!

去年の初回放送から1年が経過して今なお話題を振りまく番組なのだ。
(ず~っと継続して放映していたわけではないけど…)
この番組の“腕立て伏せ”のYOUTUBE再生回数はなんと515万回、
“腹筋”は、285万回の視聴と…。
いかに多くの人に注目されているか、お分かりいただけるだろう。

なぜこれほど注目されているのか?
その答えが、今回のタイトル「ビジュアルストーリーテリング」。
YOUTUBEなどの動画コンテンツが、
今なぜ多くの人たちが観るのか?という問いの答えにもなるが、
それは動画の視覚だけで短時間でも十分欲しい情報がもらえるから。
すなわち、スマホが行き渡った今、
動画が時代の要請に最適化しているからなのだ。

若い人たちが何かを探したい、と思ったら、
まずはYOUTUBEで検索するのは、まさにそのことからなのだ。
NHKはそれを理解しているから、筋肉トレーニングのしかたを
動画にするだけでなく、見るからに筋肉モリモリの
谷本先生や武田真治を登場させることで
まさに“見るだけで語っていた”ということ。
そして、SNSでも話題になり515万回という再生回数をたたき出し、
ますます話題にさせて…という構造になっているということ。

若い人たちのTV離れを前提に、
「TVを見なくてもNHKとの接点をつくることで、
若い人たちにもブランディングを図りたかったのだ」。
いまや動画を制するものはビジネスを制するとまで言われたりもしている。
採用に、PRに、活用のしどころはたくさんあるであろう、
ビジュアルストーリーテリング。
みなさんも、これを機に“動画”の可能性を意識しよう!

biji0902

みんなで筋肉体操!

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