これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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はなまるア・ラ・カルト

11/18
2019

ara

とら と~ら と~ら とら♪の「風流」をつなげ!

日本の伝統的なお座敷遊びの一つ、
『とら と~ら と~ら とら♪』をご存知だろうか?

先日、私が主宰する「星の会議」をメンバーである
石川酒造にて開催した。
そして会議後の懇親会は、今回はもちろん石川酒造にてなわけだが、
特別に石川社長のご自宅をお借りした。
というのも、八王子の芸妓さんを宴会に呼んでくださる
とのことで、それにふさわしい床の間のある
和室にて懇親会を行うと風情があっていいとの
粋な計らいを石川社長がしてくれたからである。

伝統的な日本の木造家屋の部屋で、お酒と食事に舌鼓を
うちながらも、芸妓さんにお酌をしてもらうと
自然と石川酒造のお酒が進むし、芸妓さん達との会話もイキで
私たちを包み込んでくれ、雅やかな時間であった。

そして、お食事・お酒と一息ついた後の出し物が、三味線に踊りと、
『とら と~ら と~ら とら♪』のお座敷遊びだった。

この遊びは、ジャンケンと一緒で三すくみの勝負である。
もともと近松門左衛門の浄瑠璃「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」
から誕生した拳遊びで「加藤清正の虎退治」を題材にしている。

ルールは、
“加藤清正の槍は虎に勝ち、
虎は老母に勝ち、
老母は自分の息子である加藤清正に勝つ“ というものだが、
これを『とら と~ら と~ら とら♪』の
フレーズをふすま越しに唱えながら、それぞれのポーズ
(槍を持つ加藤清正のポーズ、腰を曲げた老母のポーズ、
四つん這いの虎のポーズ)をして勝負をするのである。

この雰囲気ある和室にて、気のおけない仲間たちと
芸妓さんそして美味しいお酒と戯れ。
これが何ものにも代え難い価値を感じたのだ。
そして頭に浮かんだ二文字、それは「風流」。
すなわち、日本の中世以後に高揚した“美意識”の1つ。
この体験から、日本ならではのこの「風流」な価値ある文化を
次の世代にもつないでいきたいと感じたのだ。

片や日本はAI・ICTなどの最先端技術を活かした
ビジネス展開をし、日本の生産性をあげていかねば
ならないのだが、日本ならではの価値「風流」もつないで
いくということはとても大切なこと。

さぁ、私もこの「風流」をしっかりつないでいくべく、
旦那衆の仲間入りをしていこうか・・・!!
(ははは。そんな柄じゃないよねえ―)

ara

伝統的なお座敷遊び『とら と~ら と~ら とら♪』

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11/11
2019

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あ〜揃え過ぎてしまった⁈“猛者”

→さすが、“逆転人生”の石坂典子社長ならではの里山論。

→47年前「北海道十勝の牛乳を東京のこども達に!」を実現した
青木紀代美代表。

→地域活動により“里山資本主義”を実践する野老(ところ)真理子社長。

→そして、基調講演の“里山を活かした水族館”を全国にプロデュースする
中村 元代表…えっ、中国でもプロデュース⁈

あ〜揃え過ぎてしまった“猛者(もさ)”

この“ビジ達”をよく読んでくれてる人達には理解し易い話だが、
この猛者の方々は“主役”として度々登場してもらっている。
そのくらい注目に値する人達なのだ。

女性に“猛者”とは失礼になる場合もあるが
まぁ、この人達には“猛者”は、まさに言い得て妙。
そのくらい困難と思える難関を堂々と突破してきた人達なのだ。
(素晴らしい功績!)

お陰様で会場は大盛況な訳だが…
「里山」の持つふんわりとしたイメージとは違い
パネラーの口元から発せられる一言ひとことには、
チカラ強さとともに記憶に残るインパクトがあるわけ。

すなわち、リーダーとして実践して来た人達の語りは
密度も濃く、私たちに共鳴感をもたらすということ。
というこもあり、会場に集まった人達はかなり喜んでいただけたよう。

でも、ちょっと悔やまれることが…
私がコーディネートしておいてこんな事を言うのはおかしい気もするが、
切り口の「里山」は互いにオーバーラップしているわけだが、
この個性の強い方々、すなわち“猛者”を一堂に会してしまったことである。

モデレーターとして当然、
最終的には同じベクトルにまとめなくてはならないわけだが…
この猛者たちを、言葉上とは言えまとめる事は至難の業だということ。

(まぁ、こればかりはしょうがない ε-(´∀`; )

それにしても、和気藹々の雰囲気で懇親会含め、
喜んでもらえて無事終了したことに安堵する。

という事で、第3回「里山と生きるフォーラム」が
大盛況のうちに終了したわけだが…
みなさんの共通認識として、この日本の“里山の価値”を
次の世代に繋いでいかなければならないということ。

猛者たちの活躍で、集まったみなさんは、
そこのところは理解していただけたはず⁈

ところで「猛者」って褒め言葉になる⁈

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水族館プロデュースで名をはせる中村さん!

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沢山の人が訪れてくれた!

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参加者のみなさんと!

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11/05
2019

moba

ついに「高野山」に詣でる!

宿坊の精進料理に舌鼓をうち、
“金剛峯寺(こんごうぶじ)”の品のある美しさを体験し、
奥の院で1,200年という永きを知る。

そして、阿字観体験もさせていただいた。

ふっふっふっ…
訪れなければ分からないことばかり。

やっと“空海”という教科書上の人物が
実在していたことを体感し、
その功績を改めて実感することになるわけだが…

→唐で学んだ土木知識を活かして、
香川県にある満濃池をたった3か月で治水
→中国でも認められるほどの書の達人だとも

→難解なサンスクリット語と中国語を数か月で習得
→そして、たった2年間の留学中に儒教・道教・キリスト教・
ゾロアスター教・マニ教といった様々な教えも学んだとか

とにかく、真言宗の総本山「高野山」に
足を踏み入れないことにはその影響力は分からないわけだ。
平安時代の初期に活躍し、835年62歳で入定したと。
すなわち永遠の禅定(瞑想)に入ったとされている。

そこで高野山では、“空海”は今も生きているとされていて、
奥の院には毎日朝6時と10時半の2回、
数名の僧侶によって食事が運ばれているという。

もう1,200年も経つというのに、その“空海”の教えは
未だに脈々と受け継がれていることを実感する。
私たちも同じ世界にいることは間違いないのだ。

さて…
今私達は、AIやICTの可能性を研究し、
アメリカのプラットフォーマーも意識して
これからのビジネスを考察しているわけだが…

1,200年もの間綿々と続く、この“JAPAN”ならではの大切な価値観を
私たちはこの期に及んで、忘れているような気がするのは
私だけだろうか?

moba

高野山に行ってきたのだ

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“金剛峯寺”の美しさを体験してきた!

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参加者のみなさん、お疲れさまでした!

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選ばれる仕事道

11/05
2019

sgtmain

鍵山流 “気づく人になる方法”

先日、日本を美しくする会、鍵山秀三郎相談役の
マネージャーをされていた 阿部さん という方の
お疲れ様会が開催された。
鍵山相談役はまだお身体が不自由なため出席は
かなわないとのことで、代わりに「ビデオメッセージ」
にて参加されたのだった。
そのメッセージは・・・、

「阿部さん、阿部さん、阿部さん、
これまで何度、阿部さんの名前を呼んだことでしょう。
一番身近な存在として、私と人生を共にしていただきました。
イエローハットの時代から続いて18年間もの長きに渡って
勤務していただきました。
ありがとうございました。
阿部さんは心の親戚です。
いや、親戚と言うより、5歳違いの兄弟に等しい存在でした。

中略

私は本当に寂しいです。
できれば阿部さんともっともっと、私の人生が終わるまで
一緒にいたいと願っておりました。
私は阿部さんの隣に引っ越しをして、毎日、今までのように
阿部さんにお会いしたい。
これが私の心境です。
しかし、それは叶いません。

中略

阿部さん、阿部さん、本当にありがとうございました。」。

全体で2分30秒ほどのメッセージの中で、
なんと「阿部さん」と名前を繰り返したその数や15回!

ビデオでは、何を伝えれば、阿部さん始め、その会に参集
した人たちが笑い、喜んでもらえるか、
“鍵山流の気遣い”にあふれていた。

実は、お疲れ様会の翌日に、私の携帯が鳴った。
発信者は「鍵山相談役」。ドキッとしながら電話に出たところ、
相談役から前日のお礼とねぎらいのお言葉を頂戴した。
このことからも鍵山相談役の気遣いを感じた。

ところで、鍵山相談役の「一日一話」10月23日に
「気づく人になる方法」があった。

「気づく人になるための方法は、二つ考えられます。
一つは、微差僅差を追求することです。
つまり、身の回りのありふれた平凡なことを徹底することです。
あと一つは、人を喜ばすことです。
たえず人を喜ばす気持ちを持っていますと、
さまざまなことに対して気づくようになります。
この二つは気づく人になるための極意だと思います。」

ビデオメセージの冒頭、“阿部さん”を3回繰り返し、
「お宅の隣へ引っ越ししたい」と語っていた。
これは鍵山流のジョークだ。
人に喜んでもらうよう凡事徹底していることが、
“気づく人”になれるのだと改めて感じた。

もちろん、“こんな私”に会の翌日さっそく電話をしてくれた
気遣いも心から嬉しかった。


sgtmain

鍵山相談役のマネージャーをされていた阿部さん

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鍵山相談役

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先取りビジネストレンド

11/05
2019

tremain

注目!“データサイエンティスト”

“データサイエンティスト”をご存知だろうか?
この単語の印象からすると、限られた業界の特殊な人たち
だと思われがちだが、今や注目の職業である。

大澤昇平氏著『AI救国論』に書かれていたことだが、
これからは、WebとAIが融合する新しい時代となる。
そのようなとき、新しいテクノロジーを
役立たせる“思考”が大切である。
そして、“文系脳”と“理系脳”を融合した「水平思考」のできる
データサイエンティストが活躍することが、
“日本再生”につながると書いてあるのだ。
ゆえに、本のタイトルが、『AI救国論』なのである。

さて、データサイエンティストとは何か?
まずは、データサイエンティストに必要なスキルを
あげておく。

*マーケティングや営業、ファイナンスなどの
 ビジネスマンとしての基礎知識
*専門的な言葉を使わずにわかりやすく説明できる
プレゼンテーション能力
*統計学や機械学習などのアルゴリズムに関する知識
*実際に大規模データを分析するための
コーディングスキル

このように“文理融合型”の“マルチな知識・スキル”が
求められる職業なのである。
そしてこの職業に従事する人は、あらゆる業種、
あらゆるビジネスニーズに適合して活躍するのだ。

では、実際の業務内容はというと、

*業務システム、SNSなどからデータ収集・整理
*データベース環境の構築
*データ分析業務
*課題の抽出、解決策の提示
*データ分析結果に基づく施策、企画の立案

である。

エンジニアリング、マーケティング、ファイナンスなどの
様々なビジネスに関する“データを科学“することで
多方面から課題を解決してゆくのである。
とはいえ、どの業種業態でも必要となるわけだから、
それぞれ求められる業務は違ってくるだろうけど・・・。

すなわち、高度なデータ分析技術を駆使し、
ビジネスシーンにおけるあらゆる角度から、
データをビジネスにつなげていく “橋渡し役”
だと説明すればおわかりいただけるだろうか。

これからはどのビジネスにおいても
“データサイエンティスト”が活躍する時代になっていく。
そうであれば、この人たちを活かして私たちの
ビジネスを科学していかない手はないだろう。


tremain

大澤昇平氏著『AI救国論』

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