これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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02/10
2020

mobamain

“経営者シフト”が始まっている

このところ朗報が多いo(^▽^)o
投げかけて忘れた頃に、嬉しい“承諾メール”が届くとか。
私の本を2冊も読んでくれてから、ある経営者が連絡くれたとか。

いや~ツキが回ってきたかな!?
なんていう話をしたいわけではなく、
これらの嬉しいレスポンスの相手が若い世代なのだ。

先日も私の対談企画に協力してくれたのは
オンラインファションレンタル“エアクロ”の
天沼社長40歳だ。

私がコーディート役を務める東京NBCの“昼餉フォーラム”。
次回の注目のビジネスに登場してくれる経営者は
やはり40代の“バイトするならエントリー”の寺本社長。

先ほどの忘れた頃に月刊CD“Business Today”に登場してくれると
連絡をくれたのが“タニタの働き方革命”で注目の
谷田千里社長40代だ。

そしてその前にこの月刊CDに登場してくれたのは
ビジ達でもご紹介したミレニアル世代の佰食屋/中村社長。

ほらほらどうだろう。
このところ私の相手をしてくれているのは、
まさにいま注目の企業であり、30~40代の若い経営者たちなのだ。

すなわち注目の企業は、オンラインやデジタルを駆使したビジネスで、
シェアリングエコノミーやサブスクモデルを意識したものでないと…
そして、これからの働き方に何らかの解決の糸口を持っていないと
注目されないってことなのだ。

ご理解いただけただろうか。
60代も半ばに差し掛かろうとしている私が言うのもおかしいが、
選ばれるビジネスは、30代40代の価値観の経営なのだ。
もう時代はシフトしてしまったと言っていいだろう。

この時代、50代60代の経営者はまずはその価値観の違いを
理解しなければならないし、
会社が“デジタルシフト”に対応できているかもチェックしなければ…

まさか“ガラ携”なわけじゃないよね。
自分自身のデジタルシフトが未だにされていない人はねぇ~
そんなことしてたら、社員がかわいそうかもねぇ。

じゃ、オレら50代以上の経営者はどうしたらいいかって!?
(そんな目くじら立てないで~)

まぁ、まずは自分のデジタルシフトと会社のデジタルシフト。
そして働き方改革も考えないとねぇ。

もしかしたら…
急いで次なる経営者を探すか、M&Aってことかなぁ~
(お~、もっと目くじら立ててる!?)

mobamain

いずれも若き俊英たち

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佰食屋の中村さん

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エアークローゼットの天沼さん

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エントリーの寺本さん

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先取りビジネストレンド

02/10
2020

tremain

“サードウエーブデジタル”はインドから

今!インドに注目している。

実は数年前、インドの若者が掃除の会に来て、
“日本の掃除”を教えて欲しいとやって来た。
その時に、私はインド次なるステージに上がろうとしていると
理解した。

インドの人口は、
2019年には、13.7億人、2030年には15.1億人
2050年には16.6億人と予測されている。
7年後の2027年には中国を抜くと言われている。

また2030年にはGDPで日本を抜き世界第3位になる予定。
なぜこのように上り調子になっているのか・・・?

「2030年の世界地図帳」では
①アメリカンデジタル
②ヨーロピアンデジタル
③チャイニーズデジタル
そして④としてサードウエーブデジタルと表現していたのだが、
この中心がインドだ。

その中で、今、注目したい都市は、“インドのシリコンバレー”と
言われているバンガロールだ。
人口は2017年で1234万人。
今、新しい価値観が生まれる都市と言われている。

アメリカのIT企業もGAFAを始めたくさんの企業がバンガロールに
来ている。
日本企業でもトヨタ、ソニー、デンソー、東芝、ヨネックスと
来ているのだ。

さてもうひとつバンガロールが注目される理由として、
①英語が公用語
②人件費が安い
③アメリカの裏側で約12時間の時差
(アメリカ、シリコンバレーで開発している仕事を夜になると
バンガロールで請け負い、その続きをすることにより24時間
体制の開発が可能)

今、チャイニーズデジタルが世界に向けて発進しつつあるのだが、
中国も日本と同じく人口問題を抱えている。
インドの大きな発展要素として25歳未満が人口の半分を
占めているという。
(日本にとっては、まさにうらやましい背景)
その意味からも、サードウエーブデジタルでのインドの
存在は非常に大きい。

また教育も行き届いている背景からも経済的に
これから上昇してくことは明らかだ。
そこで“Business Beyond!”(その先のビジネスへ)

もっと日本はインドに出向かなければダメ!ってこと。
デジタル系の先端技術も今後もっと増えるわけだから、
さまざまなコラボも考えられるし、
インドは人口も多いわけだから、今後の市場としても
期待できるわけだ。

そしてなにより親日国である。
より注目をして、もっと協力関係を発展させて行こうではないか。
まずはカレーから・・・?!

tremain

インドの人口動態を見てみよう

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今、注目したいのはインド!

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はなまるア・ラ・カルト

02/10
2020

aramain

“経済至上主義”からの呼び戻し!?

先日の無肥料・自然栽培の会「NICO」の10周年
イベントで、久々に木村秋則さんにお会いした。
相変わらず、歯はなかったが、とても元気で、
嬉しく感じた。
(木村さんとは、私が主催する講演会にも出てもらい、
10年以上のおつきあい)

さて、木村さんの語り、またこのイベントのコンセプトから
私の頭に浮かんだキーワードが「経済至上主義からの呼び戻し」だ。

先日紹介した、佰食屋の中村社長の発信する話は、
“働いている人ファースト”だ。
売上向上のために働いている人を犠牲にしてはいけないという。

また五木寛之氏の“成長的下山思想”も、
今は経済優先の時代ではなく、下山の時。
日本が成熟の時に来ており、成長的下山をすべきと発信していた。
これも、ある意味“経済至上主義”からの呼び戻しだ。

さて、木村秋則氏はさまざまな試行錯誤の末、
無肥料・無農薬でおいしいリンゴの生産を実践した。
経済至上主義真っ盛りの時代に、
自然栽培のリンゴ生産が可能であることを実証した人だ。

自然栽培を推奨する訳は、F1種の問題があるからだ。
雑種の1代目は“優性形質”だけが現れるという特性。
すなわち見た目が均一に揃うとか、“雑種強勢”という力も働き、
生育が早まり、収穫量が増大する特質を持つ。
これを応用して作られた種がF1種。
まさに、経済合理性から生まれた種だ。
ところが、このF1種から採取した種からは、
翌年、同じ形質の作物はできない。
実がならなかったり、小さかったりして
売り物には不適格な作物となる。

つまり、農家は安定的な収穫のために、毎年このF1種を
購入せざるをえない状況になっている。
そしてこのF1種の成長には肥料も農薬も活用する。
結果として、F1種を供給するモンサントという会社の言いなりに
ならざるをえないのだ。

目先の収穫量を追い求め、人間の都合に合わせた
F1種の農業を続けていくと、土が次第に汚染され、
土の中のさまざまな菌が活性化しなくなるという。
ロングレンジでみると、目先を追ったことで、大きな課題を
かかえ込んだ状態ということ。

この流れに反して、木村さんは、
その土地の土と自然の営みを活かせば、
無農薬、無肥料でもリンゴが生産可能だと証明したのだ。
木村さんが実践し語っていることは、
本来の摂理に合致した生産とすることの優先であり、
“経済至上主義農業”からの脱却なのだ。
イベントには30~40台の若い自然栽培農業の人も参加し、
この価値の拡がりが感じられた。

“経済至上主義からの呼び戻し“は、このイベントに限らず
様々なところで発生している。
グレタ・トゥーンベリさんが発信しているCO2問題も
自然災害の増加、格差問題、働き方改革、これらはすべて
ある意味“経済至上主義”から発生していると言っていいだろう。
今は、そこからの脱却、すなわち“呼び戻し”現象が起きているのだ。

皆さんもこの流れをとらえ、
皆さんのビジネスのその先に何があるのか・・・。
そういうことをふまえてビジネスを見直してみてはいかがだろうか?

aramain

奇跡のリンゴの木村さん

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「NICO」の10周年イベントが開催

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