これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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08/17
2020

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Apple、Amazon、そしてStarbucks

私にとっての3大ブランドはというと
Apple、Amazon、Starbucksとなる。

私が“カスタマーエクスペリエンス”をこのビジ達で語っていると、
そろそろStarbucksのカスタマーエクスペリエンスを
語る頃と言わんばかりに仕掛けてくる。

「スタバ日本初のサイニングストアのオープン!」という発信。

昨年の春から今頃にかけては中目黒の
スターバックス・リザーブロースタリーにリーダーズセミナーの
視察を兼ねても足を運んでいたのだが…
そこからも早1年。

今回は聴覚に障がいのあるパートナー(従業員)を中心に運営する
“サイニングストア”のオープンということで
Starbucksが展開するとどんなお店になるのかと
思わず国立駅へ向かってしまった。

改札を出ると目の前にあの人魚マークも見えるのだが
店頭のサインには、すでに手話文字が並ぶ。

店舗のコンセプトは“Infinite Possibilities(無限の可能性)”
(さすが、カッコいいコンセプトだこと)
さて、通常のスタバと何が違うのか!?

もちろん私は手話はできないので…
カプチーノを指差し、店内かテイクアウトか、
サイズとホットかアイスを指差せば、これで注文はOK。
そして、金額も表示される。
(なんのストレスも感じないでスムーズに)

もちろん目の前のスタッフが障がいを持っていることは
分かっているのだが、とにかくニコニコキビキビ対応してくれる。
(この笑顔には私も笑顔で応えてしまう)

また、店内を彩る手話をモチーフにしたアートがいい。
アートのタイトルは“Talkative hands(おしゃべりな手)”。
(聴覚障がいのある両親をもつ作家のアートだという)

やっぱり…障がいを持った人たちが働くところだとしても
Starbucksが展開するとこうなるわけだ。

Starbucksとして、“サードプレイス”を強調していた
ハワード・シュルツ氏。
自宅でもない、職場でもない、サードプレイスは
気づきもくれて、自分らしさを取り戻せる第三の居場所なわけだ。

このサイニングストアもStarbucksが提供する
“カスタマーエクスペリエンス”の一つということ。
このエクスペリエンスの繰り返しが、ブランドを創っていくのだ。

ブランドづくりには時間はかかるし、でも壊れる時は一瞬だし…
とにかくブランドづくりは奥が深い。

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スターバックスのサイニングストア

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実際に行ってみたのだ

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スタバならではの顧客体験とは

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先取りビジネストレンド

08/17
2020

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世界のディファクトスタンダードへ“サクラマス降海”理論

先週のモバイルでも紹介したヤマメとサクラマスの関係。
私の故郷、北海道十勝を流れる美生川には
イワナ・ヤマメがいた。そして彼らの一部は
川を下り、太平洋に出て、オホーツク海へと巡り
1年経過(?)したころ、自分が生まれた美生川を遡ってくるのだ。
(美生川の場合はある事情で戻れないんだけど・・・)
その時には体長60センチくらい、約3キロの重さとなり、
“サクラマス”となって戻ってくる!!
太平洋に出る時にはおよそ10数cmほどなので
いかに大きくなるかがおわかりだろう。

イワナ・ヤマメがまさに大海に出ようとする時、
海に入る手前の河口付近にて、スモルト(銀毛化)、
すなわち海に適応するための海水生活準備をするという。
淡水で生活していた彼らが、海水で生活するわけだから
当然あれこれと準備が必要なわけだ。

さて、私のことだが・・・、1982年に広告制作事務所を創業し、
すでに38年となるのだが、今思うと、大海に出ず十勝の美生川(十勝川)
にずっといるヤマメと同じようにローカルで
通用するビジネスをしてきたと改めて感じるのだ。
もちろん、その仕事は多分野に渡り、その規模も次第に
大きくもなっているわけだが・・・。
すなわちあくまで日本でしか通用しない、
日本という土壌でしか通用しない、
ローカルビジネスということ。

最近、ZOOMビデオ・コミュニケーションズから
毎月支払い明細書が届く。
Appleのストレージの請求や、先日も紹介したように
Amazonからの返金もあった。
これらのことに触れていると、いかに自分たちがローカルな
ところで仕事をしているか分かったのだ。

まさに今、コロナ禍もあり、
ビジネスの地球規模でのディファクトスタンダードが
だんだんと構築されようとしているのが分かる。
ビジネスのマナーもルールもグローバル化していき
それが次第に標準となってゆくのだ。
デジタル化、オンライン化が進み、
さらにAI化、RPA化、働き方改革、5Gと
技術革新が進み、“世界で通用する
ビジネス“が見えつつあるということ。

つまり、ローカルビジネスから
グローバルビジネスへと展開せねば、
その先はないし、もっと存在理由のあるビジネスには
なっていけないと思うのだ。

体長10数cmほどのヤマメは十勝川から
大海原へと移動し、体長60cmの“サクラマス”に
となり自らを生息させているのと同様に
大海に出て行き、荒波に揉まれ、存在感ある
ビジネスにして行こうではないか!というお話。
(私はローカルでいいや!という選択肢はないかも!?)
ということで、“サクラマスが海へと
降りてゆく“という意味で「サクラマス降海」理論と名付けた。

今までのローカル中心にビジネス展開してきた皆さん、
Withコロナの今だからこそ、大海に泳いでいくための
準備段階の期間、つまり銀毛化(スモルト)期間として、
ディファクトスタンダードへと向かっていく時なのですよ~!


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“サクラマス降海”理論

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選ばれるビジネス

08/17
2020

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成功するイノベーターは左脳と右脳を使う!

「成功するイノベーターは、
左脳と右脳を使う・・・。
彼らは数値を見て、そして人間を見る。」
(Peter. F. Drucker)

先週はアート思考・感性思考・デザイン思考の本を紹介した。
今までのビジネスはMBAを中心とした左脳派の考え方、
課題解決手段が主流であった。
だが、モノがあふれ、飽和状態の今の時代は、
これまでとは違う、右脳を使う人が関わることで、
差別化できるアウトプットができるというわけ。

そんな事例を紹介すると、
立川にある“ふじ幼稚園”は
2007年竣工、大人気で待機園児がいるという。
ここはアートディレクターの佐藤可士和氏がプロデュースした。
園長は、先代のけやきの木に対する「思い」を佐藤氏に伝え、
手塚建築研究所が建物を設計。
ドーナッツ型で1階部分だけの構造。
庭をぐるりと囲むユニークな楕円形の園舎は、
外周約183m、内周約108m。
屋根上が運動場となっていて、そこを子供達がぐるぐる走り回る。
屋根から降りる滑り台は砂場にたどり着く。
真ん中にある3本のけやきの木が屋根を貫き、
園児達は屋根からけやきの枝にぶら下がり遊んでいる。
子供だけでなく大人もワクワクする構造なのだ。
この建物は左脳的な発想からは絶対に生まれてこない。
(私も2~3度訪れ、屋根上を走り回った記憶が・・・)

そして先日も紹介した“くまモン”をもう少し詳しく紹介する。
2011年から運行される九州新幹線が開通しても
残念ながら人々は熊本へは、なかなか降りてくれないと
予測されていた。
そう、熊本はあまり人気がなかったのだ。
そんなおり、「くまもとサプライズ」キャンペーンで
アドバイザーを天草市出身の脚本家小山薫堂氏に依頼した。
そして、小山氏が友人のアートディレクター水野学氏に
ロゴデザインを依頼したのだが、水野氏はロゴだけでなく、
キャラクターの展開も提案したのだ。
それが“くまモン“となったということ。
(ちなみに、水野氏が描いたくまモンの絵は数千点だったという)
先週も紹介したように“佐田の海”関の化粧回しにも
“くまモン”の顔が大きく描かれている。
今や熊本だけではなく九州の他県でも“くまモン”は大人気で、
あらゆる土産物にそのキャラクターが描かれていて、
熊本のイメージアップにつながっている。
これも左脳思考中心の組織からは生まれてこない。

さて私ごとだが、私はクリエイティブ業界にて、
40年以上にわたって、ものづくり、機会づくりをしてきた。
結果的に“経営デザイナー”としてお役に立てているのは、
今までの日本のコンサルティング業界は左脳派発想が
中心だったところへ、私が右脳的発想で経営をサポート
しているからだと考える。
とうことで、私の次なる役割も見えてきた。

これからは“数値”も大事だが“数値”以上に
“人の行動”を観察し、“人の心理的属性”に
新しい“意味”を見つけていくということ。
“左脳と右脳の両方を使うイノベーターとなる!!”
宣言でした!

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“左脳と右脳の両方を使うイノベーターとなる!!”

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