これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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ビジネスの達人

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11/30
2020

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秋山木工、自己紹介させていただきます

えっ!?これって、木工自転車っていうのだろうか?
これも秋山流の木工家具の範疇!?
うんうん、とにかく美しいし面白い!

今回、久々に“職人と丁稚の木工展”にお邪魔させてもらった。
年に一度、職人・丁稚たちが、自分で創ってみたい家具を
デザインからすべて自分で制作、完成させ、
その作品たちが一堂に介して展示されている。

制作に関わる全員が、“自分の創りたい家具をお客様に喜んでいただき、
感動してもらえるにはどうしたらいいか…”
を考えながら取り組んだという。

ということもあり、
ユニークで素晴らしい家具がたくさん並んでいるわけだが…

さて、秋山木工といえば…
丁稚たちによる“1分間の自己紹介スピーチ”が名物なのだが、
久々に目の前で聴かせてもらった。

「自己紹介させていただきます。
長崎市生まれで、おじいちゃんおばあちゃんに育てられ、
大学にも入らせてもらいましたが…

なかなか自分の将来が見えて来ず、
いろいろ迷った末に秋山木工に入らせてもらいました…

しっかり職人ならではの技術力と人間性を身につけ、
おじいちゃんおばあちゃんはもちろん
自分を取り巻く人たちに感謝し、
多くの人たちを幸せにしたいと思っております」
(うんうん、これを聴くだけでも感動する)

大体、こんな感じの1分間の自己紹介なのだが、
時間オーバーしてもやり直し、
何を伝えたいか的を射ないのもやり直し、
しっかりしたビジョンが入っていない場合もやり直しとなる。

これが秋山社長の職人養成の“真骨頂”でもある。
とにかく、真剣に、そして優しく厳しく育んでいくわけだ。

秋山社長が丁稚制度を導入してからもう40年を超したという。
もしかしたら100人に及ぶ職人を
すでに社会に送り出しているのかもしれない。
これこそが秋山社長の“存在理由”でもある。

そして、秋山社長は今年で何と“喜寿”。
ところが自分の役割はまだまだあると
そのエナジーは止まるところを知らない。

「4~5年本気でやれば必ず技術は身に付きます。
そしてその技術を世の中のために使えば、
まず親孝行ができ、周りの人を喜ばすことができ、
そして世界を変えることもできます」と秋山社長は言い切る。

今回私のできることとして、
ユニークな家具を1つ買わせてもらった。
あー、木工自転車じゃないけどね…

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木工自転車っていうのだろうか?

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丁稚制度を導入してからもう40年

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そのエナジーは止まるところを知らない

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選ばれる仕事道

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2020

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腑に落ちる、森田健司流“石田梅岩の功績”

毎月開催している石門心学・実戦講座。
先日91回目を迎えたので、7年半以上
継続していることになる。

“石門心学・実践講座”では、梅岩が語る、“正直・勤勉・倹約”を
日々のビジネスにどのように活かしていくかを
研鑽しあう場だ。
ゆえに“実践講座”と名付けている。

そこの学びの場にて、今までは、山岡正義著の
『魂の商人・石田梅岩が語ったこと』を参考書として
数ページ朗読し、それをテーマにディスカッションをしていた。

今回ついに、山岡先生の本を学び終えたので、
次なる参考図書として、森田健司著の
『なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか?』を選んだ。
森田健司氏は40代半ばで、大阪学院大学の教授。
経済的、歴史的両面から石田梅岩であり石門心学が
どのように世の中に貢献したのかを発信している。

今回、“腑に落ちる”とタイトルにしたように、
この本の「始めに」を読んだだけで嬉しくなる言葉があったので
紹介する。

*日本は江戸時代、相当の発展を遂げていた。
→ 勤勉で猛烈に働いた
*梅岩は、経済や経営のための「学び場」を人々に提供していた。
→ 士農工商の身分、性別、年齢関係なく受け入れた
→ 経済、経営、生き方を教えた

そして、開国を迫ったペリー含めて、外国人は
日本の優れた技術力と優れた経済システムを評価した。
先進諸国に影響を及ぼし、いや、脅かす存在になりえると予測していた。

明治維新から太平洋戦争までの“維新ERA”の瞬く間の近代化も
戦後の“昭和ERA”の時代の驚異的な復興も
“日本の基礎力”があったからこそ可能だったと。
すなわち、この日本の“基礎力”こそ梅岩の思想であり、
“石門心学”が日本中に影響を与えたお陰だと
と森田氏が書いているのだ。

梅岩の思想が身分、性別、年齢関係なく広く伝わり、
識字率の向上と倫理感ある優秀な労働者づくりに貢献した
ということだ。

森田先生がこのように梅岩を、そして梅岩の功績を
認めているのが本当に嬉しい。

梅岩は“人間の本性”とはという
問いから経済や経営を語っている。
人の生き方、あり方に通じ、多くの学びとなり
それが日本人の“基礎力”になったということだ。

今回は、“石田梅岩の仕事道”であり、梅岩を現代に紹介する
“森田氏の仕事道”の紹介でした!

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『なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか?』

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先取りビジネストレンド

11/30
2020

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六十の手習い“DX”もまんざらでもない

3ヶ月前にオンライン会議をよりスムーズに行うために
“ミーティングオールプロ”を購入した。
これはカメラとマイクとスピーカーを兼ね備えている
オンライン会議ツールなのだ。

これがけっこう活躍してくれる。
私が主宰している「三尺三寸箸会議」を始め、
経営者10人程の構成の会議がトータルで6~7個ある。

以前は全員が集まり、会議室にて開催していたのだが、
コロナ禍で、遠方の経営者が東京への移動が難しくなった。
また東京近郊の人でも事情によりオンライン参加となる場合もでてきた。
そのような訳で、今ではリモートとリアルの両方を
取り入れた会議となり、参加者は概ねそれぞれ半々の割合だ。

すると、会議室での参加者は自分のPCから参加ということは難しく、
大きなモニターに投影された画面で
リモート参加者を観る。
リモート参加者はipadの一つのカメラで捉えた、
リアル参加の会議室の様子を観るわけだ。
(発言者にカメラがフォーカスされない)
従い、リモートとリアルの参加者同士の
コミュニュケーションが難しかった。
そこでこの“ミーティングオールプロ”が活躍してくれている。
このポイント型ツールは360°方向で声や動きを認識し、
発言者を自動でフォーカスする。

最近開催された、“掃除の会”の本部世話人会議は、
全国にいる世話人が参加した会議で、総参加者が20名弱。
会議室に10名強集まり、他はリモートで参加。
講演会もあり講演者がパワーポイントを使う講演風景を
ビデオカメラで撮影。
ZOOMと“ミーティングオールプロ”とビデオカメラを駆使し、
スピーディで速やかな会議であり講演会を進行することができたのだ。

掃除の会の世話人会議は60才~70才代中心の構成だ。
以前はなかなかデジタルに踏み切れなかったが、
コロナ禍により必要に迫られてZOOMを使うようになった。
そこに“ミーティングオールプロ”のような
便利な機械も開発され、シニア層でもこれまでと変わらない
会議を開催できるようになったのだ。
いや、これまで以上の参加率にもなっている。
まさしく、六十の手習いのお陰だ!

経営者の集まりである東京NBCでもリアルとオンラインでの
セミナーを開催。リアル参加が10数名に対して、
リモート参加者は100名近くも集まる。
東京NBCだけではなく、全国のNBCの人も参加し、
結果として全体の参加者が増えている。

コロナにより想定外のことが起こったが
デジタルを使うことで、超えられなかったことが
できるようになった。
“ミーティングオールプロ”カメラ映りには不満はあるが、
“六十の手習い”のようなDXにより
“禍を転じて・・・”ということだろうか。
さぁ、あなたはこのDXとどう取り組む?

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“ミーティングオールプロ”を購入

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オンライン会議をよりスムーズに

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カメラ映りには不満はあるが…

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2020

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やっぱり“六根清浄”スポット、高尾山!?

また向かってしまった高尾山。
この光はパワースポット高尾山薬王院からの後光なのか!?
それともウルトラマンのスペシューム光線か!?

ハハハハ、そんなわけはないのは分かってはいるのだが
何かこの光が神々しいと思うのは私だけ!?

とにかく、紅葉の季節の高尾山は、
またひときわ気持ちのいいスポットなのである。

もしかしたら、日々の社会生活で俗っぽく染まっていた私たちを
あの自然の中を頂上を目指し一歩一歩前に進むうちに
いつの間にか身も心も清浄にしてくれているのかもしれない。

そういえばあちこちに六根清浄(ろっこんしょうじょう)の文字が
石に彫られていた。

ということで、調べてみると…
そう六根清浄とは…人間に備わった六根を清らかにすること。
五感に加えて、意識の根幹である“意根”も加えている。
眼根、耳根、鼻根、舌根、身根、意根の六つ。

この“認識”の根幹が、日々の生活で我欲などの執着に
次第にまみれていくのだという。
(うんうん、確かに)
そこでパワースポットでもある高尾山は(薬王院?)は
執着を断ち心を清めるスポットなのだと。

そうか、私がいつの間にか高尾山に足が向くのは
そろそろ執着にまみれ俗っぽくなったということの証なのかもしれない。
(結構頻繁に行きたくなるということは…)

これで私たちがこの高尾山であり、そのパワースポットに
なぜ惹かれるかが分かった次第。

私の好きな稲荷コースは特にコンクリートの道もなく、
常に自然と向き合えるコース。
(頂上を前にしての最後の約250段の階段がとにかくきついが…)

このコロナ禍には自然も満喫でき、最高のスポットということ。
登りながら“六根清浄”を念仏のように繰り返し唱えると
より効果があるという。
(本当だろうか!?)

そして稲荷コースは人とすれ違う度に
「こんにちわ」が飛び交うコースでもある。
これが山登りの“袖振り合うも他生の縁”である。

えっ!?“六根清浄”が“どっこいしょ”の語源でもあるって!?
てことは…
よし、次回は“どっこいしょ”を唱えてみよう!

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この光は!?

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また向かってしまった高尾山

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六根清浄”とは?

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はなまるア・ラ・カルト

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2020

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名付けて“ミレニアルパラダイムシフト”

あの中島流“パラダイムシフト75”が出来てから
既に15年経過したということもあり、
今回見直しをして最新版を創った。
“パラダイムシフト75 “「2.0」バージョンとし、
今回のこの大きな転換点を“ミレニアルパラダイムシフト”とした。

“パラダイムシフト75”は、75年周期で価値観の大転換が
発生し、時代が変わってきたことを表したものだ。
今、コロナ禍でもあり、世界がそして時代がさらに大きく変化している。
西暦2000年代となって初めての大きなパラダイムシフトが起きている。
そんなこともあり、
“ミレニアルパラダイムシフト”としたのだ。

そして今回、75年周期のそれぞれの時代について
再ネーミングし、その変化を表現してみた。

寛政の改革から明治維新の間の75年を“攘夷ERA”。
ERAとは“時代”という意味。
黒船がやって来て、外敵を撃ち払おうとした時代で
明治維新に向けて時代が変化していった。

明治維新から太平洋戦争の間の75年を“維新ERA”。
廃藩置県が行われ、世界が覇権争いをしている中で
日本は世界とのつながりが大きく変化した。
日清・日露戦争を経て、太平洋戦争に突入した時代だ。

太平洋戦争敗戦からこの平成・令和維新のミレニアル
までの75年を“昭和ERA”。
『Japan as No.1』という本が表しているように
経済大国に向け歩んだ時代。
経済至上主義となり経済発展の山を登り続け、
経済的に豊かにはなったが、
幸せはその山の頂にはなかったと気づいた時代。

そして太平洋戦争から約75年後の今を
“ミレニアルパラダイムシフト”とし、
次なる75年後に向けてを“ミレニアルERA”と名付けみた。
ここは、ミレニアル世代やZ世代が活躍する時代だ。

これまでは日本国内での価値観の転換だったのだが、
今、まさに起ころうとしているのは、日本だけではなく、
“地球規模での大転換”なのだ。
“メガプラットフォーマーの出現”、“コロナ禍”は
世界の人々の日常を変えていった。
地域や国単位ではなく、地球規模で影響を及ぼす
事象が起こり、最先端技術も世界を瞬く間に駆け巡り
私たちはそれに合わせて一挙に変革を
迫られる時代となったといういうこと。

次なるシンギュラリティ
(コンピューターが人間を超えるとき?)
パラダイムシフトまでの期間のこの“ミレニアルERA”が
ちょうど今、始まったのだ。

そして今こそ、ロングレンジでものごとを
見ていかねばならない時期だと言いたい。
目の前でどんどん変化が起きているからこそ、
そこに惑わされずこれまでを見て、
その先を見据える。
ビジ達では再三発信しているが、改めて、
Think Global, Act Local
Think Long Range, Act Tomorrow
なのだ!

今まさに、変化は地球規模で大きなうねりとなり、
パラダイムがシフトしていく大転換点ということ!

パラダイムシフト75もアップデート!

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名付けて“ミレニアルパラダイムシフト”

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