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10/29
2018

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知覧とせごどんから“タテの発想”

明治維新の英傑であり、大河ドラマで
再び脚光を浴びた“せごどん”こと西郷隆盛。
ドラマが佳境に入ったからというわけではないが、
経営者仲間のリトリートとして鹿児島を訪れてきた。
このリトリートの目的は主にふたつ。
ひとつは多くの特攻隊員が飛び立った知覧を訪れること。
もうひとつが、その西郷隆盛をもっと知ることだ。

まず知覧で訪れたのが、「富屋旅館」。
その前身となる「富屋食堂」は、
多くの特攻隊員たちが訪れていたことで注目されている。
食堂を切り盛りしていた鳥濱トメさんは、
隊員に“おかあさん”と呼ばれていたという。

食事も終わり帰ろうとして玄関に立ったところ、
三代目となる現在の女将に突然こう質問された。
「いまの日本は誰が守っているのですか。分かりますか!?」
「皆さんの家族は誰が守っているのですか!?」
「皆さんの会社は誰が守っているのですか!?」
「ならば、日本は誰が守ればいいんですか!?」
すごい質問が次から次と浴びせかけられたのだ。
私たちは、その質問の意味を探ろうと女将の表情に集中したのだが…

そう、ここは多くの特攻を送り出した
「知覧」であり、「富屋食堂」だったのだ。
ここに来て日本のあり方を考えずしてどうするってことだ。

そして「維新ふるさと館」。
戊辰戦争を戦い、明治維新の英雄として活躍した“せごどん”。
最期には賊臣として、
西南戦争で盟友・大久保利通と戦い散った。
彼なくしては、日本が今の形となることは
なかったのではないだろうか。

西郷隆盛が活躍した明治維新が約150年前。
特攻隊が犠牲となった太平洋戦争が約75年前。
私が提唱する“パラダイムシフ ト75”で いうところの、
日本の節目が鹿児島には凝縮されている。

多くの人たちの関わりや犠牲があって、
現在があると考えずにはいられない。
そして私たちは? 何を次代につなげていったらよいのだろうか。
これこそ“タテの発想”だ。
“Think Long-Range, Act Tomorrow”
よく私が発信するワーズだが、
物事は長期的な視点で捉え、
明日からすぐに行動を起こそうという意味だ。
過去という背景を知りつつ、
未来へどんなベクトルで進むかを見据える。
私たちは、つい目先の利益に囚われ隣の芝生(ヨコ)を見てしまいがちだ。
だが、ヨコではなく「タテの発想」をしていこう。
それが、次代へとつながっていくのだから。

いや~、いろいろと学ばせてくれた鹿児島リトリートでした。

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まず知覧で訪れたのが、「富屋旅館」

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前身となる「富屋食堂」の文字も

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いろいろと学ばせてくれた鹿児島リトリートでした

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