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01/06
2020

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サイエンス経営から“美意識経営”へ

私が創業したクォーターバックのコーポレートサイトには
“Challenge is Beautiful”と掲げられている。
まさに美意識を発信していく会社だ。

このビジ達で、今の時代は“美意識”が大切に
なってきたと度々紹介している。

中島流のパラダイムシフト75では・・・、

享保の改革 1716年から1730年頃にかけて、
8代将軍徳川吉宗主導によって行われた幕政改革。
これは江戸幕府が開かれて百年以上が経過し、
財政の立て直しが必要になって起こったこと。
社会にも腐敗が起こり、改革が求められたのだ。

その75年後、吉宗の孫にあたる松平定信が
主導して寛政の改革を行った。
田沼意次が乱れた政治を行い、一揆や打ち壊しが頻繁に起き
役人の賄賂も横行したことで、改革が必要となったのだ。

これらは、その時代のリーダーたちの倫理や道徳を含む
“美意識”がなくなり、
制度改革をしない限り、幕藩体制維持が危機に陥るとの
ことから行われた改革。

その後75年後の明治維新は、これらの改革とは
意味が違う改革だったが、
その75年後が終戦。
復興をテーマにそこから、様々なビジネスが生まれてきた。
経済成長はめまぐるしく、人々は豊かになったが、
一方、経済格差も拡がってくることに。
そして今、美しくないビジネスも増えてきた。

ひとつのパラダイムが長く続いてくると、必ず淀みが出てくる。
目先の利益を優先する経営者たちが、グレーゾーンにて
事業を展開するようになる。

すなわち、このところの、分析的、論理的経営を
重視する“サイエンス経営”(この言葉は私が名付けた)
をすると“美意識”をなおざりにしてしまうのだ。

現状、経営の価値観を中島的に数字で表すとすると、
サイエンス経営が「8」で美意識経営は「2」しかない。
すなわち、数字ばかりを追いかける経営をした結果、
様々な問題が発生し、格差も拡大してきたということ。

これからは“サイエンス経営”から“美意識”を意識した経営、
すなわ比率で言うと、5対5 くらいにに
しなければいけないのだ。

いまや、美意識経営は、ブランド、商品・サービス、
マーケティング、ビジネスモデル
人材育成にも影響を与える。
当然CSRと言われている社会貢献活動も含まれる。

サイエンス経営で数字ばかり追うと、社会から選ばれる
会社にはならないのだ。
これからは“美意識経営”が選ばれる時代がやってくる!

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美意識、持ってますか!?

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