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07/16
2013

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“一縷(いちる)の望み”で勝つ!

ある日曜日のこと。私は新宿のとある家電量販店にいた。
その目的は、先日「BUSINESS LAB.」でも
紹介した「ノンフライヤー」を買うためだ。

フィリップス社が開発したノンフライヤーは、
油を使わずに揚げ物を作れる調理機器で、
食材の大幅なカロリーカットにもなるそうだ。

流石に一人暮らしでは揚げ物はする気にはならない。
こりゃ、新たな料理のレパートリーを増やすためにも買おう!
と、購入を決定。

それと同時に、色々と実験してみたくなり、
本体を購入前にスーパーで鶏肉とジャガイモを買って冷蔵庫にしまい、
準備万端で家電量販店に向かったのだ。

しかし、いざ向かった販売フロアで問題が発生。
人気商品のため、な、なんと商品の在庫がないというのだ…
(この時私の頭によぎったのは先ほど買って
冷蔵庫に置いてきた鶏肉とジャガイモの運命…)。

それでも諦めず、他の店に在庫はないかと店員に聞くものの、
「他のライバル家電量販店(名指しで)も
同様に在庫はありませんよ」と無碍に断られてしまう。
まさに八方塞がりの状態になりつつあった。

だが、私は諦めない人間!

iPadですぐさま、そのライバル店の連絡先を調べ、連絡してみた。
すると、(店員が在庫はないと言っていた)その店に
かろうじて在庫が2個あったのだ!

ということで、
無事にノンフライヤーを入手することに成功したのだが、
これはまさに“一縷の望み”を捨てなかったことでの結果だろう。

私が体験した、諦めないことで掴む勝利は、
日常の出来事以外にも多くある。

例えば、サッカーワールドカップ出場をかけた
予選のオーストラリア戦で、
本田がアディショナルタイム中にPKを決めることができたのも、
終了の笛の音が鳴るまで諦めなかったため。

このようなことは、ビジネスに星の数ほどある。
諦めさえしなければ、チャンスは必ずやってくるのだ。

周囲から無駄だと言われても、信念を持って研究し、
不可能と言われていたミドリムシの
大量人工培養に成功したユーグレナの出雲充社長。

2勝10敗と負け越し続けていると言いながらも、
3勝目を目指して様々な事業を展開し続ける、
俺の株式会社の坂本孝社長。

この2人の経営者の共通点は、どんな困難の中でも諦めず、
一縷の望みを信じて確かなモノにしてきたのが、
いまの成功(?)に繋がっているのだ。

そう、何度も挑戦し続ければ、何度でもチャンスは巡ってくる。
“一縷の望み”をしっかり活かし、勝利のときを信じられるかだ。

諦めなければ、チャンスは100%!

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人気で在庫切れ続出のようだ

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諦めなかった甲斐があった!

key (1)

油を使わず熱風で揚げるのだ!

key (2)

ちゃんと美味しい唐揚げになっている

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坂本社長もそのひとり

syn

出雲社長もそのひとり

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