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はなまるア・ラ・カルト

09/03
2018

aramain

大人の漫画、百花繚乱

滅多に雑誌を買わない私が、
先日つい買ってしまったのが『サライ』の9月号。
(“衝動買い”いや一目買いと言おうか…)

というのも、表紙には
“名キャラクターはこうして生まれた
 「漫画」今こそ読みたい名作30”
と銘打たれていたのだ!
さらに『カムイ外伝』や『ゴルゴ13』など、
懐かしい漫画の主人公が表紙を飾っていた。

『ゴルゴ13』などの漫画が掲載されていた
『ビッグコミック』は、今年で創刊50年。
『サライ』と同じ小学館から出版されているため
今回の特集を組むことになったのだろう。

この『サライ』に掲載されていたのは、
まさに名作といわれる大人の漫画ばかり。
私も白土三平先生の『カムイ伝』22巻を
3日間夢中で一挙に読んだものである…(^-^;

私は小説も漫画もよく読むが、
それぞれに別のよさがあると感じている。
小説が言葉や概念の世界だとしたら、
漫画は絵の表情や動きで、感覚の世界を魅せてくれる。
すなわち、より私たちに近いリアリティさを
感じさせてもらえるものなのだ。

つまり、漫画は日本が世界に誇るすばらしい文化だといえる!
とはいえ著名な漫画家、故・手塚治虫先生ですら
今年でようやく生誕90年なんだとか。
20歳で漫画を描き始めたと計算しても
(実際はもっと早かったとは思うが…)
まだ70年しか経っていない。

中島流の75年周期で考えれば、
黄金時代の漫画家が去って行く中、
今が次なる漫画時代への過渡期なのではないか!?
日本ならではの文化を創ってきた漫画家から、
次なる世代の漫画家へ移り変わっていく…。

ペーパーからスマホの漫画に変わるだけでも、
描く側・見る側ともに世代交代していく。
この過渡期はこれまでの名作、そして次なる
世代の注目の漫画が交差する時なのだ。
そう考えると、新しい日本文化としての
75年が楽しみだこと!
(あっ、確認できない可能性も…!?)

これはまさに、百花繚乱といってよいだろう。
今まで様々な漫画が生みだされてきたが、
これから本当の日本文化として、どのように変化していくのだろうか。

漫画は子どもの見るもの、とされて来たが
そこでしか得られないものもたくさんある。
みなさんもぜひ、百花繚乱の日本の文化を
その身をもって感じてみてほしい!

aramain

名作漫画に引き寄せられ、つい衝動買い!

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