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はなまるア・ラ・カルト

10/22
2018

aramain1022

エアクロ天沼社長の“冷静と情熱”

「冷静と情熱のあいだ」という、
有名な小説があったと思う。

今回の話は、この小説…ではなく、
「冷静と情熱」を体現している
エアクロ天沼社長のことについてだ。

株式会社エアークローゼットは、
“オンラインファッション
レンタルサービス”を生業としている。
契約するプランに応じ、
その人にあった洋服をレンタル
できるという画期的なサービスだ。

だから、洋服選びはスタイリストが
担当してくれるという。
「どんな服を着たらいいかわからない」
という方でも安心して利用できるわけだ。

さて、この天沼社長と前回の取材から、
およそ1年ぶりに再会した。

事業のことをお聞きしてみると、
サービス開始から4年目が経過し、
なんと会員が16万人を突破したという。
さらに、150超のブランドと提携し、
より充実したサービスへと成長していたのだ。

う~ん、すごい!…という話ももちろんだが、
注目すべきは天沼社長の経営術だ。
エアクロの強みは、5つの点にあるのでは
ないかと私は考えている。

その1 ビジネスモデルの斬新さ
「所有するのではなく、使用する」という
現在のニーズにマッチし、なおかつ
誰も挑戦していない分野へと進出したこと。

その2 関係各社との関係づくり
アパレルメーカーをはじめとした、
さまざまな関係会社とコミュニケーションを密にし、
協力してもらえる地盤を構築したこと。

その3 ビジネスの展開力
丸井やANAなど、意外性のあるコラボを
実現することで、
話題性を持ってビジネスを拡大している。

その4 社内組織力の強化
若者に向けたサービスは、
若い世代が企画開発すべきという理念のもと、
積極的に若手を登用することで組織が活性化。

その5 顧客データの活かし方
お客様データを蓄積・分析することで、
さらなるサービスの向上へ。
(この顧客データは今後様々な活用が考えられるよねぇ~)

これだけのことを、創業からたった4年ほどで
成し遂げているのだ。

新しいビジネスを深掘りし、
ロジカルに企画展開していく“冷静さ”。
そしてこの新しいビジネスを社内外の
多くの人たちを巻き込み発信してく“情熱”。

まさに“冷静と情熱のあいだ”ではないか。

天沼社長は、創業したときに35歳。
現在も39歳という若さだ。
(そして、スマートでイケメンとくる)
当然組織の中も、天沼社長より
若い人たちで占められている。

少し前にビジ達で、
「さよなら、おっさん。」という話をしたが、
まさにエアクロはそれを体現している。
おっさんたちがいなくても、
よいビジネスは創られ、
当然のようにその先へと進んでいくのだ。

そんな天沼社長が12月号ゲストとして登場する
月刊CD、Business TodayのURLは…こちら!
http://bt.q-b.co.jp/business_today/

aramain1022

エアクロの天沼社長

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先日久方ぶりにお話した

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