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はなまるア・ラ・カルト

02/22
2021

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宮田運輸の“こどもミュージアムプロジェクト”とは!?

子どもが一生懸命描いたものは、真っ直ぐに心に届く。
子どもたちのメッセージをポスターにして、
絵をトラックにラッピング。
なんとかして危険運転・交通事故をなくしたい。
こんなトラック運転手の願いから生まれたのがこの
“こどもミュージアムプロジェクト”。

先日Business Todayのゲストで登場してもらったのが
このプロジェクトを起ち上げた
株式会社宮田運輸の代表取締役社長宮田博文氏。
宮田社長は、子どもの頃から、トラック運転席の隣に
座るのが大好きだったという。

そんなトラック大好きな宮田社長の会社の
トラックがある日、死亡事故を起こしてしまった。
“大好きなドタックが人を不幸にした”と
絶望しながら、もがいていた宮田社長。
先輩の経営者が、
「おまえ、トラック好きなんやろ?
だったら、トラックを活かす道を考えろ」と言った。
その頃、売上を伸ばそうと必死になっていたが、
この一言で、数字に追われて見えなくなっていた自分に気がついたのだ。
「そうだ、トラックが大好きだったあの頃の
“子どもの心”で、会社をやってみよう」と思ったという。

そこで、ある運転手がダッシュボードに子どもからの
メッセージを入れて運転していたことからヒントを得て、
トラックのボディに子どもたちからのメッセージや絵を
ラッピングするプロジェクトに行きついたという。

宮田運輸がこの、こどもミュージアムプロジェクトを実施した結果、
危険運転・交通事故の圧縮、安全運転、社員の幸福、社会の幸福、
そして世界の幸福につながったという。
このプロジェクトは業界を超え、
中国へも広がり、宮田社長も中国へ招かれたという。
さらに、「宮田運輸ドキュメンタリー映画」までもできて
2019年11月に公開された。
テーマ曲は日本センチュリー交響楽団が協力。
映画制作に関して、多くの支援者が参画してくれた。

この話を聴きながら、大きなトラブルや事故がきっかけで、
経営者が発憤して、その後の経営に反映される事例に思い当たった。
ビジ達でおなじみの大里綜合管理も数十年前に
作業中に事故をおこし、若者の命が奪われた。
この事故を機に野老社長が行き着いたのが
「経営理念の見直し」「地域、社会貢献」だ。
そして“ちょっとした小さな油断”をも起こさないために、
“徹底した掃除”へとつながった。
石坂産業も1999年のニュースステーションの思わぬ風評被害による
アゲインストな状況から、今の石坂産業に行き着いている。

宮田社長も、野老社長も石坂社長も、
何かとんでもないことが起きたことをきっかけに、
自分達の理念を見直し、“存在理由”を再確認したことが
その後に活かされているということ。
トラブルが起きた時、それをどう経営に
結びつけていくか・・・
あなたはその時、その危機を活かせるのか!?

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ビジネストゥデイのゲスト

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宮田運輸の代表取締役社長宮田博文氏

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