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はなまるア・ラ・カルト

09/29
2014

ara (2)

縁の下の、縁の下の仕事道

先日、私が所属している日本を美しくする会と
関係の深い、日本企画株式会社が主催する
トイレ掃除に参加させていただいた。

そして、今日は久々に男子便器を
しっかり磨かせてもらった。

陶器製の便器に着いた黒ズミは、
ナイロンたわしで一生懸命磨いても
なかなか綺麗にはならない。

そこで、いろいろ用意されている道具の中から
サンドメッシュをピックアップ。

カネヨン(洗剤)を少しつけ、
その目標の部分を30回くらい往復すると、
黒ズミはどこへやら(すばらしい!)。

こんな気持ちよさを得られるのは
縁の下の力持ちがいるから。
この掃除に学ぶ会のスゴいところは、
この段取りと掃除道具の品揃え。

今回は日本企画さんが全て用意してくれているのだが、
彼らがこの掃除環境を演出してくれているから
私も存分に腕を振るえたわけだ。

そんなこともあり、
今回は掃除の会終了後も、
主催者である日本企画にお邪魔した。

するとスタッフは、掃除現場から運んできた
四角いプラスチックのケースに入った
掃除道具を全て出し始めた。

そして何人もの人が、サンドメッシュやたわし、
タオルなどの掃除道具を洗い始めたのだ
(現場でも適当な洗い方をしたわけではないのだが…)。


洗い干されたタオルや道具は部屋を埋めつくすほどの量。
それを見て私は、「そうか。私たちはこういう人たちがいるから
掃除ができるんだ!」と改めて感じた。

トイレ掃除そのものも、ある意味「縁の下の力持ち」だろう。

しかし、それに私たちが没頭できたのは
この裏側にさらなる「縁の下の力持ち」がいたからなのだ。

つまり、トイレの黒ズミを取れたのは、
スタッフたちが道具を綺麗に保つ努力を
陰ながらしていてくれたからできたことなのだ。

こうした道具を用意してくれる人、
綺麗に保ってくれる人、
その段取りをしてくれている人がいることで、
「縁の下の力持ち」は力を発揮することができる。

こうした下支えがあって、
今回の掃除も成り立ったということを再確認した。

つまり「縁の下の力持ち」は、
そのさらに下で支えてくれている
「縁の下の、縁の下の力持ち」
の協力があってこその力持ちなのだ。

まさにここにも仕事道がある。

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トイレ掃除に没頭するスタッフ

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こどももトイレ掃除に参加

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並べられる多数の掃除道具

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今回の参加者たち

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部屋いっぱいに干されたタオルと道具

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