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08/21
2017

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秋田犬の“先義後利”

秋田名物いろいろあれども♪
ハイ キタカタサッサー ホイ サッサー コラ、
秋田名物、八森ハタハタ、秋田で秋田犬(いぬ)。

という訳で今回の秋田での主役は秋田犬。
渋谷の忠犬ハチ公含め知っているつもりだったが、
思っていたイメージより大きくそして力強いのだ。
(もしかしたら柴犬とごっちゃにしていたのかも…)

今回、角館(かくのだて)で会った秋田犬は“武家丸”3歳、オス。
何と30キログラム以上あるとか。
その“武家丸”に近づいていっしょに
自撮りする若いお姉さんたちがいて、
“武家丸”もまんざらではない様子。

すると“武家丸”はその中のジーンズのお姉さんに的を絞り
股間に鼻先を持っていったのだ。
(スゴい、人前で堂々と…)
そのお姉さんもこれもギブ&テイクと思ってか、
“武家丸”のなすがままにしているではないか…
(え~なぜ、イヌだと許せちゃう!?)
その時、“武家丸”のオトコを知り、そのものの立派さにも驚いた次第。

いやいや、そんな話ではなく…
ここでは、“武家丸”含め秋田犬の忠犬ぶりを紹介したいのだ。
先程も触れたが忠犬ハチ公が亡き飼い主の帰りを渋谷駅で
約9年間も待ち続けたというエピソードは映画にもなり有名だが、
スペインバルセロナでも秋田犬の飼い主への忠犬ぶりを伝えるエピソードが…

ある日、家族みんなで外出していた時に飼い主である
サンドラさんが虫垂炎で緊急入院することになった。
ということで、そのまま病院へ直行することに。
病院に入ったきり戻らないサンドラさんを病院入口で
秋田犬のマヤちゃんは6日間、辛抱強く待ち続けたという。

当然、家族は家に連れて戻そうとしたが、
巨体を活かしふんばり拒絶したそうだ。
それほど秋田犬の主人への忠犬度は、かなりスゴいようだ。
その様子はスペインのテレビニュースでも報じられ、
秋田犬のマヤちゃんは一躍有名になったという。

そういえば、犬好きのロシアのプーチン大統領に日本から
プレゼントされたのも秋田犬であり、
大統領もその忠犬ぶりにスゴくかわいがっていると
報じられていた。
(記者会見では、その秋田犬を連れて臨んだことも…)

話を戻すが、秋田の名物はいろいろあれども、いまはこの秋田犬が
インバウンドの観光客も含めて人気が高いと耳にした。

まさに秋田犬ならではの特徴(DNA?)からくることだろうが、
主人に忠実な行動は、時と共に“秋田犬”のブランディングに
大きく貢献してきたということ。
まずは、“義”からはじまり、結果として
秋田犬の“忠犬”ブランディングを演出し、
いまの人気という“利”につながったのだ。

これも中島流では、ロングレンジの秋田犬の“先義後利”ということ。
もうすでに、秋田犬はスペインやロシアだけでなく世界のあちこちに
その種を拡大している。

すなわち、種の保存も種の拡大もしっかり実践できてるっていうこと。
う、うらやましい!

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ずるいぞ!武家丸

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うらやましいぞ武家丸

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忠犬!秋田の秋田犬

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