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07/08
2013

moba

初見参! 朝顔市。

さすが~入谷の朝顔市。
きれいな朝顔が言問通りにずらぁ~と並ぶ。

これぞ、おそれ入谷の鬼子母神! なんて…
なつかしい響きだこと。何十年ぶりに口に出したような…

この入谷の朝顔は江戸の末期から人々に注目されてきたという。
ほ~文化文政時代というから11代将軍家斉の頃。
すなわち1800年過ぎだから、何と200年前にこの入谷の地に、
たくさんの朝顔が並んでいたのだ。すご~~い。

いろいろと調べていくと…一度は頓挫していた!
夏の風物詩として多くの人たちが楽しみにしていたのに
大正時代の初期(1913年)、不況の風を受け、
入谷から朝顔は一度姿を消すことになったという。
ちょうど今から100年前だ。

それでも、また復活させる人たちがいるところが美しい。

今から65年前、地元有志の人たちが、
“戦後のすさんだ世の中を少しでも明るくしよう”ということで
江戸情緒豊かな夏の風物詩、「入谷の朝顔市」を復活させた。

いいねぇ~、江戸っ子だねぇ~。
お金を儲けようとか目立とうではなく、
朝顔の美しさで気持ちを上向きにしよう、
そして世の中を明るくしよう、なのだ。

いまの朝顔市は3日間で40万人の人出で賑わうという。
その当時、それ程の人出ではないにしろ、
みんなの心に元気と活気を創りだしたことだろう。

そう、朝顔市はまさに文化の復活!

お金のためのイベントではなく、社会性があって意味ある
“文化イベント”はいろいろと応援したくなる。
そして、この“文化”には色があり、情緒が存在する。
人はこの色や情緒には引きつけられるのだ。

残念ながら“経済”という言葉には色もなければ情緒もない。
このままでは、格差は拡大し、人々の心は荒んでくるばかり。
だから、これからの経済活動には、文化をプラスして、
ソーシャル性をだし、多くの人たちに心の豊かさを創出することが
求められているように思えてならない。
だからビジネス×文化性。

すなわち、私たちのビジネスに
“文化性”⇒色や情緒を取り込むということ。
その発想は、ビジネスを活性化すると同時に、
多くの人たちの心の豊かさも醸成することにつながるのだ。

自分ながら、このロジックと思考はさすがだと…。
おっ、だれかが私にこんな声をかけているような気がする。
「さすが、中島、おそれ入谷の鬼子母神!」ははっ。

お後がよろしいようで…。

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江戸って感じだねぇ

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つい買ってしまいました

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たくさんのお店がありました!

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