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12/24
2013

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池江調教師の“仕事道”

最後尾から、3~4番手。
前には昨年の覇者であり、
同じ父を持つ弟、ゴールドシップ。

向正面、3コーナーに向かって
ゴールドシップが上がっていく。
そして、オルフェーヴルもそれについて上がっていく。

最後の4コーナーを回る頃には、
いつの間にかゴールドシップをも
かわしていたオルフェ。

抑え切れない様子が伝わってくる。
お~~、もう先頭に立ってしまった
(早過ぎないか!? )。

スゴ~。後方集団との差は開く一方。
5馬身・6馬身そして8馬身、ゴ~ル!!
まさに、驚愕のパフォーマンスだ!

これが世界の凱旋門賞馬の走りだ!
(実際は2度とも2着だったのだが、
私的には十分その格が…)
そして、ゴールドシップも追い上げての
3着(うん、うん…)。

周りの人たちも歓喜、
そして、感動しているのが見てとれる。
(単勝1.6倍だからねぇ~みんな喜ぶわ~)。
と、思いながらも、私もこみ上げてくるものが…。

すばらしい! 一年の締めくくりに
ふさわしい有馬記念だった。
馬券が獲れなかった人も
オルフェーヴルのこの走りには感動したはず。

この走りのために日々世話をしてくれた厩務員さん、
そして、調教師さんありがとう。
感謝です。

11万6000人が、現場で無二の感動をもらいました。

実は、この感動をこの有馬で演出してくれたのは、
オルフェーヴルの調教師・池江泰寿氏の
チャレンジ精神だったのだ。

この馬の強さを世界で証明したい。
その思いから凱旋門賞に2度連続でチャレンジし、
残念ながら2度とも惜敗。

でも、その2度のチャレンジとその強さの証があったから、
これほど多くの人たちが中山に集い、
そしてこの感動へとつながったのだ。

この池江調教師の“ニッポン”を背負ってのチャレンジは、
まさに調教師としての“仕事道”と言えるだろう。
どの世界・業界にも、仕事道を歩む人は存在するのだ~。

サンデーサイレンス、ステイゴールド、オルフェーヴル、そして・・・
数年後、その子は池江調教師の仕事(せわ)で、
ロンシャン競馬場のターフに立つだろう、
そして、必ずや父のリベンジを果たしてくれるに違いない。

これだから、競馬ファンをやめられないわけだ。

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騎手は池添氏

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オルフェーヴル

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年の締めくくり

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すごい賑わった

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