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06/04
2018

sgtmain

新井和宏流、投資の仕事道

鎌倉投信のファンドマネージャー、新井和宏氏。
(NHKの仕事の流儀にも登場された方である)
そんな新井氏を私も所属する経営者の集まりでゲスト講師として招聘。
「よい会社とは」をテーマにお話をしていただく予定なのだ。

新井氏によると、投資先は必ず
“よい会社”に決めているという。
そんな鎌倉投信を信頼し、
長期で投資しているお客さまは1万7000人!
なんと、300億円を超える運用額を持っているという。

しかし、“よい会社”とは一体なんなのか…!?

たとえば、鎌倉投信は例のミドリムシの会社
「ユーグレナ」にも投資を行っている。
ユーグレナはミドリムシにより世界の飢餓問題や、
エネルギー問題のソリューションに貢献しているのだ。
つまり、ここに投資することでそのお金を
未来の社会貢献に活用し、孫子の代によい影響を
与えられる企業支援をしているということ。

新井氏流にいうと、
収益という概念は「総合的付加価値の創造」と
考えることで言葉に幅がでてくる。
すなわち収益とは、「企業の財務的・社会的な価値の総合」
であると定義していくべきと語っている。
数字では表しにくいが、社会に与える“よい影響”も
収益の1つだと考え評価しているのである。

東日本大震災の時、世の中の多くの投資家は
リスクを避けるため株を売ったという。
しかし鎌倉投信の受益者たちは、
こんな時だからこそ“よい会社”の力になりたいと
いつも以上に入金してくれたのだとか。
(すばらしい!)

このような発想は、自分たちの社会的役割を
追求したその先にはじめて見えてくるものである。
お金だけでなく、情熱を注ぐことで
それがよいかたちでリターンとなるのだろう。

ちなみに、投資信託の会社として
その運用成績もかなり高いというからすごい。
これぞ、ファンドマネージャーの仕事道と
いえるのではないだろうか。

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鎌倉投信のファンドマネージャー、新井和宏氏!

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