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02/25
2020

sgt0225

日本文化もJapanese Upcycleへ

ボーダレスな時代だからこそ、
日本の価値観や他国との違いをしっかり発信しなくてはならない!
そういう意味での“Japanese Upcycle“だ。

このように考えたきっかけは、
Jalの機内誌、浅田次郎氏のコラム
「つばさよ、つばさ」に掲載されている
『ほんとうのおもてなし』を読んだからだ。

それには、テレビ番組で、欧米人とおぼしき
観光客が日本そば屋に入り、
啜って食べるそばの食べ方に戸惑うという流れ。
そこで、近くにいた日本人女性客が、
「外国の方にはご不快でしょうから
なるべく音を立てないように食べています」とのこと。
浅田氏は思わずテレビに向かい、叱りつけたという。

「外国人観光客は日本の伝統的文化を求めて店に入ったのだから、
目の前で正しいそばの食べ方を披露することこそが、
『ほんとうのおもてなしだ』
“気遣い”を“おもてなし”と勘違いしてはいけない!」
と怒りを込めて書いてあった。

その話の流れで、浅田氏がナポリでピザを手で食べてたところ、
地元の人らしい老人が、
「ピザを手づかみで食べるのはアメリカ流。
ナポリではナイフとフォークを使うものだ」と大仰な身振りで
ナポリ流を教えてくれた。
そのとおりにピザを食べると、老人は喜んだという。

浅田氏は「郷に入れば郷に従え」と言っているのだ。
私もそのとおりだと思う。
海外に行き、その土地の風習に従うことで気づくこともたくさんあるのだ。

スウェーデンで、日本人女将が活躍している旅館が
ヨーロッパNo.1になった。
このホテルは、日本流の旅館の形式でホテルを営んでいる。
女将が徹底して“日本”を取り込むことで、話題となり、
その体験を求めて、多くの人が訪れることにつながったのだ。

日本は、江戸時代の鎖国を経ることにより、
海外からの影響を受けず、独特の文化が育まれた。
日本人の思考や価値観が研ぎ澄まされ、
世界に類をみない独自の文化が形成された。
この“独自の日本の文化”を、変に気遣いすることなく
しっかり伝えることが大切なのだ。

少し前に、日本の生産性が思うように上がっていないことで、
生産性向上のための“Japanese Upcycle”が必要だと発信した。
そこで、日本文化も“Japanese Upcycle”を!というわけ。

今の時代に合った伝え方として、デジタルシフトしながらも、
世界の人々におもねることなく、日本独自の思考・価値観が
伝わるリアルな体験を発信するべきなのだ。
これが中島流では、“Upcycle”という。

日本文化も今の時代の“商流革新”に合わせ、
伝えていくことが、これから世界で“選ばれる理由”
となっていくのだ。

繰り返しになるが、ボーダレスな時代だからこそ
“日本文化のアップサイクル“が大切だ!

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浅田次郎氏のコラム 「つばさよ、つばさ」

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