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12/09
2013

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服部幸應の“食育道”

今は懐かしきちゃぶ台が、
日本で当たり前だった頃。

朝、みんなが「おはようございます」と
挨拶しながらちゃぶ台に集まり、
そして「いただきます」と
言って一緒に朝ごはんを食べる。

子どもたちの行儀が悪いと、
親がきちんとあれこれ注意をする。
そんな光景がかつての日本では当たり前だった。

このちゃぶ台を囲んでの食事が、
家族のコミュニケーションと
子供の躾につながっていたのだ。

そんな話をしてくれたのは、
私がパーソナリティを務める
ラジオ『BUSINESS LAB.』に
ゲストとしてきていただいた、
学校法人服部学園の理事長である服部幸應先生だ。

また、15年程前だろうか、
ある打ち合わせの際に、
服部先生の著書「食育のすすめ」を
いただいたことがある。

その時も、知育、徳育、体育、
そして、それらの基となる
“食育”が大切なのだと
服部先生は語っていた記憶が…。

それから7~8年後にその考えを
国として実践するため
「食育基本法」ができたのだ。

8年前、当時の厚生大臣だった
小泉純一郎氏が担当する有識者の会合で、
服部先生はこの食育のことを語った。

すると小泉氏は、
かなり興味を持っていたという。

その後、首相となった小泉氏は、
この“食育”という概念の立法を
積極的に推し進めたのだ。

振り返れば、その会合で服部先生が
食育を語ったことが、
世界でも例のない「食育基本法」の
成立につながったということだ。

ん~素晴らしい!
普段から自分なりの概念やポリシーを
しっかり持っていたからこその結果だろう。

冒頭で述べたように、
かつての日本はちゃぶ台を中心に
家族のコミュニケーションが行われていた。

つまり、ちゃぶ台が「食育」を
学ぶ場の役割を担っていたのだ。

そんなちゃぶ台も、
家族みんなで食事をする
機会すらも減ってしまった現代。

服部先生は、「食育」とは
食べることだけではなく、
食材のこと、食の作法のこと、
そして食事プロセスも
含まれていると語っていた。

このところ、いろいろな先輩方の
話を聞いていると、1つの共通点が…。

それは“プロセス”が大切ということ。
プロセスがあるからこそ結果となる。

私達はそのプロセスをより
意味あるものとするためにも、
日本の文化を知り、しっかりした知識を持ち、
次なる一歩を踏み出したいものだ。

食の話からズレちゃったけど…。
服部先生は、まさに食に関わるプロとして、
服部流の仕事道を実践しているということだ。
服部先生だから“食育道”かな?

そんな服部先生は、12/15・22の『BUSINESS LAB.』に登場!
さらに詳しく“食育道”を知りたい方はぜひ聴いてほしい。

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InterFM『BUSINESS LAB.』
東京76.1MHz・横浜76.5MHz
毎週日曜 朝 6時から好評放送中!
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sgt

今後も服部先生の”食育道”に注目!

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