これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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シナジースペシャル

07/03
2017

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“箸よく盤水を廻す”の如く

「ローマは一日にして成らず」
何事においても、長年の努力なしに
物事を成し得ることはできない
という意味の言葉。

“すべての道はローマに通ず”と言われるほど
繁栄したローマ帝国も、築くまでに
700年もの歳月を費やしたとか…。
長い苦難の歴史があって、
ローマ帝国になっていったというわけ。

今回、サンフランシスコの海外研修で、
禅に触れる機会が多くあったのだが
どうしてサンフランシスコに
禅堂や禅センターが多く存在するのだろうか。

さかのぼること67年前。
当時80歳だった文学博士の鈴木大拙氏は、
1950~58年にかけて欧米の各地で
禅という仏教思想を広めるため
講義を展開していた。
(1950年…まだ私も産まれていない)

さらに1966年には禅に関する英語版の著書を出し
日本文化を広く海外に知らしめた。
ちょうどそのころ、宗教家の鈴木俊隆氏も
1964年にサンフランシスコの個人宅ガレージで禅堂を始めている。

そんな流れの中から、禅の“瞑想”に着目し
「マインドフルネス」というものが生まれた。
これは自分の身体や気持ちの状態に気づく力を育み、
生活の質を高めるメンタルトレーニングのこと。

Google、Facebook、IntelなどのIT企業や
ウォール街の大手金融会社など、様々な企業が
マインドフルネスをビジネスに取り入れている。

このように私たちの知る禅は
1950年から2017年までの67年間に
禅でありマインドフルネスとして、オーバーラップ
しながら全米に広がっていった。

そういえば、こんな格言が…
「0から1への距離は、1から1000の距離よりも遠い」。
これはユダヤの格言だが、鍵山相談役もよく口にしている。
0から1、つまり何もないところから
1をつくることがどれだけ大変で、先が見えないか…。

やっぱり、まず大前提として必要なのが
0から1をつくる人であり、
そこに“強い意志”があってはじめて
その先がつくられるということ。

初めは行動したことに対する反響は
ほとんどないかもしれない。
しかし、そこで続けられるかどうかが、
その後の可能性を左右するということ。
まさに“箸よく盤水を廻す”なのだ。

たらいの水に箸一本で小さな円を描いても、
最初はピチャピチャとしているだけで
ほとんど水が動くことはない。
しかし徐々に水が動いていき、
最終的にはたらいの水全体が
箸一本の回転に合わせて廻っていくのだ。

まあ、何事も焦らず根気よく続けていれば
いつかは大きな結果に繋がる
可能性は高くなるということだ。
鈴木大拙氏や鈴木俊隆氏がアメリカ各地で
禅を広めていったように、0を1にする人がいないと、
その先に繋げることはできない。

私が北海道十勝の芽室町で展開している
Memuroワインヴァレー構想も、このようにスタートを
切ったことが、次なる展開に繋がっていくはずなのだ。

少なくとも私が元気なうちは、
Memuroワインヴァレー構想も“箸よく盤水を廻す”
の如く展開していきたい。

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欧米各地で広がる禅

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レス・ケイ氏の『ZEN at WORK』

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KannonDo…!

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