これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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シナジースペシャル

01/28
2019

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迂回のビズ・シナジー

この頃は「最適化」「最短化」など、
遠回りを避けたビジネスモデルがもてはやされている。
しかし、それは本当のベストだろうか?
かえって、遠回り=迂回したときのほうが、
結果として大きなシナジーを生むのではないだろうか。

もともとそれが私の持論ではあるが、
改めてそれについて考えさせてくれたのが、
ココ・ファーム・ワイナリーの
池上千恵子氏が出演した『Business Today』だった。

ココ・ファーム・ワイナリーは、
障がいを持つ子ども達のための支援施設
「こころみ学園」の運営資金調達のための
農園経営から始まり、今ではその味わいが
世界から賞賛されるほどの醸造会社だ。

まずは、最初に栃木県足利市「三角山」を取得するわけだが、
大変な急斜面だったこともあり、
子供たちと懸命に耕し、どうにかワインの苗だけは植えられたという。
その後、いいワインぶどうが育つわけだが…。

ところが突然のブドウの不作がワイナリーを襲う。
必死にワインぶどうを探すわけだが、
国内では見つからずカリフォルニアにまで声かけし、
ついに調達先を見つけるわけだ。

それがご縁で、今では現地にブドウ畑を持つに至る。
つまり国内で不作に陥っても、
カリフォルニアの畑でリスクヘッジができるというわけ。
それだけだはない。
これがきっかけで、醸造技師の
ブルース・ガットラブ氏に出会うことに。
実は、このガットラブ氏のおかげで
九州・沖縄サミットの乾杯のワインに
選ばれるまでになるのだ。

遠回りでも誠実な道を選ぶことで、
予想もしていなかった大きなシナジーを
得ることに至ったのだ。

15年ほど前にニトリの創業者似鳥氏にお会いしたときも、
同じようなエピソードを語ってくれていた。
(面白い話で、ここで語りたいところだが…
 行が足りないのでこの次の機会に!)

順風満帆に行かないからこそ、
色んな試行錯誤があり、そこから新たな道が拓けたり、
思いもよらない出会いがあったりする。
一見遠回りに見えても、
この「迂回」こそが最大のシナジーの源。
「迂回のビズ・シナジー」に今こそ注目するときなのだ。


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遠回りでも誠実な道を

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広大な三角山

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一流のワイン造りの地に

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また訪れたいものだ

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