これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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シナジースペシャル

01/20
2014

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徹底2はシナジーを呼び込む

「全然スゴい事はしていない。自然な流れだよ」。
そう話してくれたのは、株式会社フラットフォーの小森隆社長。

以前ビジ達でもご紹介したが、
大のビートル(フォルクスワーゲン)好きである
小森社長の趣味が高じて始まった、株式会社フラットフォー。
主にフォルクスワーゲンの自動車部品・企画開発などを行っている。

小森社長は「自然な流れだよ…」と語ってくれたが、
実は建築資材を扱う家業を継ぐことをやめ、
好きなことがしたいと“勘当”同然で家を飛び出した過去を持っている。

もちろんクルマのビジネスを始めてから3年くらいは
なかなか仕事にはならず大変だったという。
だが、何よりも自分の大好きなフォルクスワーゲンに関わるビジネス。

自分もワーゲンマニアだからこそ、
マニアのお客さまが欲しがるものづくりとなったのだ。
だからマニア心を揺さぶる商品開発や品揃えなど、
徹底したビジネスを展開することができたのだろう。

ビジネスは徐々に評判を呼び、
1977年ごろに創刊された雑誌『POPEYE』に
取り上げられたそうだ(しばらく連載も行っていたとか)。

それがきっかけとなり、全国に15店舗もの代理店ができることとなる。
また、海外で開催されているイベントに参加することで、
海外からも問い合わせが来るようになり、代理店は海外にも拡がった。

通常の経営者のように目標を立て、
そこに向け事業計画を…なんてことはほとんどせず、
自分が欲しいものを企画し、そしてつくっていくだけ。
それでも、世界の多くの人たちから注文が舞い込み拡大につながったという。

この拡大の話を聞き、頭に浮かんだ人が。
あのイエローハットの創業者・鍵山秀三郎氏だ。
卸売から直売に切り替えてから、
特に代理店を募集していないのに、
次第に代理店希望の人たちが現れたという。
それは、“掃除のローヤル(イエローハットの前進)”という
イメージが次第に拡大していったからだった。

この2人のエピソードを中島流に考察すると、
何かを徹底し続けると、次第に人を惹きつけることに
つながると言えるのではないだろうか。

「好き」をビジネスにできるのはほんの一握り(?)。
なかなか好きだけではビジネスはうまくいくわけではないが、
ひたすら徹底し続けることで、シナジーがうまれ、
その可能性を広げてくれるのかもしれない
(このお2人は、経営のセンスもあったとは思うが…)。
とにかく、徹底、徹底だ。

好きなことを仕事にしたい! だけど
そんなにうまくはいかないよね…なんて思っているあなた!
夢を実現させた小森社長の詳しいお話が聴けるのは
1/26・2/2放送の『BUSINESS LAB.』。
ぜひ聴いてもらいたい。

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 InterFM『BUSINESS LAB.』
 東京76.1MHz・横浜76.5MHz
毎週日曜 朝 6時から好評放送中!
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当時のPOPEYEの誌面!

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柔和な笑顔が印象的な小森社長

syn (3)

放送をお楽しみに!

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